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新入学の学生の皆さん、おめでとうございます。オッサンのワイから学生の皆さんに、ちょっとだけ…m(_ _)m

4月になりました。義務教育を終え、新たに高校や高専、もしくは大学へと進む学生さんたちも多いことかと思います。そこで特に大学生の皆さん・田舎から都会に出てきたばかりの学生さんたちに伝えておきたいことがあります。


①銀行口座を他人に売るな

②学内のカルトに気をつけろ

③高額商品を売りつけられるな


…の三点です。


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まず①からです。SNSもしくは直接、対面などで「アンタの銀行口座、5万円くらいで売ってくれないか?」的な誘いを受けるかもしれません。その時には、絶対に断ってください。大抵は詐欺の「受け口(←振り込みなどに使われる)」に使われます。そして貴方の名前で使われたら最後、貴方の人生が終わります。


国の政策として、犯罪防止のために詐欺集団 (反社)は銀行口座を持つことが出来ず、彼らのデータは銀行業界はじめ国および金融機関で広く共有されています。このため連中はロンダリングやオレオレ詐欺などの振込先に「きれいな第三者」の口座が必要になり、メルカリで中古品を売買するかの如く、超かる〜い感じで「簡単なお小遣い稼ぎ目的でアンタの銀行口座、売ってくれない?」みたいな事を言ったりやったり仕掛けてくることがあります。これに軽い気持ちで乗っかって自分の銀行口座をビタ銭で売り飛ばすと、今度は銀行口座の名義人である貴方が「反社の一員」として永久に記録に残ります。


所詮、反社は安値で買い取った貴方の口座が潰されるまで使うだけであり、バレたら別の口座を探すだけですが、貴方の名義が乗っかってる銀行口座 (の個人情報)は銀行協会だけでなく国を含めてほぼ全ての関係各社でブラックリスト化され、二度と口座が作れなくなります。別名義とか会社設立の時でも「犯罪に関わった人物」という扱いを受けることになり、作れません。


ということは銀行口座が持てないばかりかリボやローン含めてカードも持てなくなります。このためバイトなり正社員なりになった時、給与振込のための銀行口座が持てないということになります。現実問題として給与の振り込みは今でも基本、銀行を通じて行うことが慣例となっているため、銀行口座が持てないということは給与の振り込みが受けられないだけでなく「そもそも反社の一員だったのでは?」という認識をされてしまいます。


要するに銀行口座がない=反社ということです。つまり日本社会から排除されるということになるのです。事実、銀行口座が持てないという事は雇用主からすれば「危険人物」以外の何者でもないという認識です。たとえ不注意から銀行口座が持てなくなったとしても、です。


一度、口座をブロックされると二度と解除されることは無いみたいです。同じ名義を偽造される…を含めて(国内外の)犯罪組織に名義が売られて偽造口座が作られる危険もあり、異議申立も今の所、通ることはなさそうです。こうなると日当を現金でその日払いでもらえるような仕事か、銀行口座なしの仕事くらいしか無くなってしまいます。んで、カネに困ってますます犯罪に手を染めると闇落ちルートもあるようです。


何気ない軽い気持ちで自分の口座を売る、もしくは「善意で貸してあげる」というような「貴方の優しさ(弱さ)」のせいで人生が本当に破滅してしまうので、自分の銀行口座を他人に課したり売ったりするようなことは絶対にやめてください。これは「絶対に」です。自分の銀行口座は自分の生命と同じくらいに重要です。しかも管理されている情報です。犯罪に使われないように365日24時間常に意識し続けるようにしてください。


自分の銀行口座の情報は誰にも教えるな

貸すな・売るな・知られるな …ですm(_ _)m



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②ですが、特に皆さんが大学等に入った場合、新人歓迎と称して学内の到る所でサークルなどへの勧誘がなされます。特に大学では多数のサークルが乱立して新入生の奪い合いになっているために、次から次へとサークル勧誘に誘われる日々が一ヶ月近く続くと思うのですが、この物凄い熱気の中に非常に危険なサークルや研究会が存在しています。極左勢力だったり、逆に新興宗教の勧誘だったりが実体を隠して「勧誘」しているのです。学内は「自治」の名のもとにほぼ無政府状態で極左やカルトが多数、野放しでうごめいています。


これらの情報はまず貴方が大学などに入学した時、(将来)どのゼミを採るか?と同じくらい最優先にして調べねばならない「重大な事」です。なので入学が決まったらすぐに自分の大学などで「○○大学 サークル 極左 カルト」などと検索し、徹底的に調べてください。


避けたいのは「アンケート」と称して貴方の住所・氏名と携帯の電話番号を聞いてきたり、健康状態やら個人情報を「自由に」書き込んでくださいとか「この後、セミナーやるんで来てください」みたいな事や「(スポーツ系の)インカレサークル」を称し、その場でいきなり勧誘してくることも多いので、特に注意してください。んで、これを踏まえて一般論として言えることは以下の項目です。





・革マル系 〜○○研究会と名乗ることが多い

→「マルクス主義研究会」とか「社会科学研究会」、「教育研究会」とか「アジア平和研究会」みたいな感じの「わかりやすいパヨ系」のネーミング以外に「哲学研究会」とか「国際問題研究会」とか名乗ったりしてるのは大抵は革マル系です。特に哲学研究会は古今東西の哲学を研究するのではなく「マルクス主義という哲学だけ」を信奉してるような「無神論カルト」と考えて構いません。


厄介なのはこうした極左系は戦闘オルグ(←街宣での極左による武装闘争)集めが主であるだけでなく(つまりテロリストの勧誘所みたいなもの)、大学の教授が自ら率いている場合もあって、大学としても潰すことが出来ないばかりか実体を把握していないということも多いのです。非常に危険な組織で、大学をテロの出撃拠点としている場合も結構ありますので注意してください。


まあ、年食った奴が口元とか隠している場合は、革マル系だと考えていいと思いますね。「ハゲはマルクス」…そんな感じですね(爆死




・カルト系

→「原理研究会」つまり統一教会を筆頭にカルト教団がサークルや研究会を持っている場合があります。ちな原理研は現在「CARP」と名乗っているので要注意です。解散命令出ても抹殺は出来ないので(宗教法人格がなくなるだけ)今後もCARPは残るでしょう。気をつけねばなりません。

この他にもプロテスタント系新興カルトが多数乱立しています。実はこの流れは80年代以後、米国を源流として日本に勢力を伸ばしつつあるカルトのようです。もともと統一協会も米国の極右狂信的新興プロテスタントの一派です。


この極右原理主義宗教団体(ファンダメンタリスト)カルトsは、一般的に現在のトランプ政権の強い支持基盤である福音派と源流は一緒です。大まかに共通する教義はこんな感じのようです


「現在は人類滅亡1000年期の最晩年の時期にあたる。世界は乱れ破局へと進んでいる。共産主義者や無神論者、DEI系のような反キリスト勢力が世界を支配しようとしているが、やがてメシアが現れて、テロリストたちが支配する世界を解放する終末戦争へと突き進む。この過程でエルサレムを解放し、カトリック・プロテスタントやロシア正教会などのキリスト教諸派だけでなく、ユダヤ教徒やイスラム教徒・仏教徒をも引き連れて『サタン』と戦う。この戦いは全人類を焼き尽くす絶滅戦争になるが、イエスを信じる敬虔な基督教徒だけが肉体の復活を受けて蘇り、この世に天国を創出する」という話がベースです。


「なので敬虔な基督教徒になれば肉体の浄化と魂の復活ができるのだから、私達のサークルに是否入りましょう」と、しつこくまとわりついてくるようです。このため、個人情報とか電話番号とか住所などを知られてしまうと延々とつきまとわれてしまうので「教えるな」ということなのです。


ちなみになんでエルサレム解放なの? …とかツッコミどころ満載なんですが、ワイもよく判りません。また『サタン』はテロ組織を率いて反米しているイラン(の現政権)の事のようで、絶滅戦争は核戦争を意味していると言われているので、このままだと中東で極めて大規模な核戦争になるかもしれませんね。


あと核戦争の後で魂の救済をうけてもう一度復活するという話ですが、ゴルゴダの丘で十字架に貼り付けにされても三日後には元気一杯に復活した『彼』のアナロジーなのだろうと思います(未確認)。毎週火だるまになっても一週間後にはピッカピカの無敵戦艦BBY-01ヤマトのような強靭さを期待している皆さんのようですが、ワイからは「広島や長崎で核攻撃を受けて死亡した人で生き返った人は一人もいない。長崎教会にいた人でさえ一人もいない」という事からも、「核戦争を望む非常に危険な集団」と忌避すべき存在と断じています。皆さんの信仰の自由にとやかく言うつもりはないですが、全く勧めません(ただし「長崎はカトリックであって、天罰」と言い切った統一教会の奴を知っていますが…)。


そんな学内カルトは前述のようにプロテスタント系ファンダメンタリストなので識別する「アイコン」があります。

「ゴスペルやろうよ」とか「ボランティア(←福祉・慈善活動)」とか「国際交流(←福音派とのつながり?)」とか言い出すのが一般的のようです。また軽スポーツ(本格的でない)のお誘いとか「インカレ」とか「料理教室」なんてので勧誘かけてくることもよくあります。


どことなく出来損ないのYMCAっポイですね…

特にしつこいので最初から関係を持たないことが重要です。特にアンケートはやめておくべきでしょう




…この他にも天理教やら創価学会(多分、いまでも「第三文明研究会」とかの「第三」とかついてる奴)、真如苑やら「ラッキーヘルス(LH)研究会」という「まひかり教団」などもあります。これらをカルト扱いするかどうかは皆さんにおまかせします。


この他にも「摂理」という非常に厄介な古株がいて、統一教会とほぼ同じ感じのプロテスタント系カルトです。これも朝鮮・韓国系と言われており、特にカネを巻き上げようとしているので近づいてはダメです。


これ以外にも各大学・各学校に固有の「問題のあるサークル/研究会」が点在していると思われますので、中学・高校までの部活やクラブ・サークルの軽い感じでキャンパスに入り込まないほうがいいかと思われます。よくよく調べてみてください。

もちろんこうした集団は大人の社会に出ても遭遇する可能性はあります。しかし特に大学には「学問の自由」「大学の自治」を盾にして活発に活動している集団が驚くほど多く、警察などの目も行き届きにくいことからも自己責任で自分の身を守ってください。貴方は勉強するために学校に入ったのですから…




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③教材の押し売り

これまたよく見られる光景です。特に田舎から出てきた独居住まいの男女に100万円くらいの超高額教育機材を売りつけるという詐欺商法です。


4月・5月に高田馬場とか新宿とか池袋のハズレあたりの「ルノアール」みたいな喫茶店につれてこまれて契約書にサインさせる…という光景はよく見ます。大抵の場合、こっちは一人、向こうは男女3人くらいで最初は「この教材は大学などでの勉強にとても役に立ちます」みたいな優しい言い方をしてますが何時間も粘った挙句、最後は脅迫まがいの恫喝を繰り返して貴方がたが根負けして契約書にサインするように仕向けるのが普通です。何も知らない皆さんを騙す、実に汚い悪徳商法です。リフォーム詐欺の教育教材版だと思えばよいです。要は詐欺です。


こういう場合、はじめから「(教材は)いらない」で追い払ってください。つまり、都会では知らないオンナが優しく声をかけてきた時は詐欺…と思ってもらって結構です。現代の美人局(つつもたせ)です。なので、ノコノコついていくようなお人好しではダメです。いきなり複数人に囲まれて喫茶店とかに連れて行かれます。この段階でやや厳しくなります。


しかし、ノコノコ連れて行かれた(つまり「拉致された」)場合、前回にお話したように「安易に契約書にサインするな!」が鉄則です。してはいけません。契約書にサインorハンコをついた段階でヘタしたら百万単位の借金を背負うことになります。またカネを払い込んだら教材を届けることもなくバクレた…ということもあるほどです。しかもサインしたら、「カモ」として貴方の情報が登録され次々と新たな詐欺師が押し寄せてきます。


だから個人情報を相手に教えてはいけないのです…m(_ _)m


この高額教材詐欺はオレオレとよく似ているので、常に警戒してください。「クーリングオフすればよいや」が通用しない相手です。つまり「出来ません」。向こうはバクレる気満々だからで、そもそも詐欺をやらかそうとしている連中です。善意などないのですし、大学の授業で必要な教材は全て大学の購買部で買うべきであって、それは大抵は教授もしくは担当先生が書いた本です。


つまり教授の印税ですね(爆死

こうやって先生たちは生活費を稼いでいるのです。無論、高額教材詐欺と何が違うのかといわれれば、まあ、「それが大人というもの」ということです(爆)。



  ※     ※     ※



まずはこんな感じです。胸膨らませて新生活を始めようとする前途有望な学生さんたちを騙そうとするクソ野郎どもに必ず天罰が下りますように…と祈りながら、皆さんの新たなキャンパスライフが充実した素晴らしいなりますようお祈りしています(^^)/

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