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第1話、出会い

 夢と狭間の神の使いに異世界転移させられたとある不老と転生戦士のエミリアナ・シャーク侯爵、出会いは砂漠に狩りをする少年、珍しげに眺め、エミリアナはアナライズしたらデータがでる。

 進化した強化スーツのシャチ

 「魔力持ち、職が王子、異能に強運、幸運、ラッキー、なるほど」

 魔剣チャームソード

 「夢と狭間の神の使いに異世界転移させられた割りに出会いが王子か」

 エミリアナ

 「言語がわからない」

 シャチ

 「解析中」

 エミリアナは宿将の三名を召喚、カーミラクイーンは宿将のクー一世を召喚、4名と一匹、また人工知能のシャチと魔剣チャームソードの二名も追加済み。

 王子

 「シャルーン」

 エミリアナ

 「頭がいい、シャルーン、私はエミリアナ・シャーク」

 リンゴ

 「リンゴ」

 ハーベー

 「ハーベー」

 カーミラクイーン

 「カーミラクイーン」

 クー一世

 「クー一世」

 エミリアナ

 「エミリアナ・シャーク」

 シャルーン

 「エミリアナシャーク、ハーベー、カーミラクイーン、クーイッセイ」

 シャチ

 「解析できました」

 エミリアナ

 「言葉がわかる?」

 シャルーン

 「解ります」

 エミリアナ

 「よっしゃ、私はエミリアナ・シャーク侯爵」

 シャルーン

 「シャルーンです。ハイナル王国第4王子シャルーン・ハイナルです」

 エミリアナ

 「第4王子か、侯爵ってわかる?」

 シャルーン

 「王家の次が公爵、次は字が違う侯爵」

 エミリアナ

 「シャーク侯爵家令嬢のエミリアナ・シャーク、王家の次が公爵の次の侯爵」

 シャルーン

 「なるほど、侯爵家令嬢ですか、なるほど」

 エミリアナ

 「砂漠に狩り?」

 シャルーン

 「砂漠の先に遺跡があるのです」

 エミリアナ

 「興味あるわ。案内して」

 シャルーン

 「ついてきてください」

 歩く、エミリアナはジンを召喚、春風に満たした。

 シャルーン

 「魔法ですか?」

 エミリアナ

 「精霊式魔法の上位精霊ジン」

 シャルーン

 「なるほど」

 エミリアナ

 「春風でいいのよね。まあ乗り物がないと不便ね」

 シャルーン

 「乗り物の馬があると脱け出した事がバレますから」

 エミリアナ

 「頭がいいのね」

 シャルーン

 「そうですか、あまり感じませんが」

 エミリアナは古代式魔法に飛行、他にも与え、飛行に慣れたら遺跡に向かう。

 シャルーン

 「あそこです」

 遺跡は地面に埋まった半分、地上に突き出た半分、神殿が斜めに埋まった形に似てる。

 エミリアナ

 「なるほど、大禁呪」

 大禁呪ゴーレム、この結界とサンドゴーレムが100体生まれた。

 エミリアナ

 「遺跡を調べるわよ」

 シャルーン

 「土木工事用ですか?」

 エミリアナ

 「建築、土木、治水、開拓、開墾、警備、歩兵役、重歩兵役」

 シャルーン

 「多才ですね。遺跡を発掘できますか?」

 エミリアナはサンドゴーレム100体に命令、砂漠を掘る、ハーベー、カーミラクイーン、リンゴも掘る。

 この数時間後、遺跡は全体がわかる、神殿と黄金比、古代ローマ、古代ギリシャ、古代式の神殿に似てる。

 エミリアナ

 「入り口は真下かも」

 更に掘る、夕方に出入口に入る。

 エミリアナ

 「一応は槍ね」

 槍の1m50cm位の槍を渡した。

 ハーベーはエミリアナから槍を受け取り、リンゴも受け取り、カーミラクイーンはクー一世に槍を持たせる。

 エミリアナは魔剣チャームソードを引き抜いた。

 シャルーン

 「大冒険です」

 照明は古代式魔法にシャルーンの槍に与え、矛先が光る。

 奥に歩く、先に遺跡の門番が一体、エミリアナはフレッシュゴーレムとわかる。

 エミリアナ

 「フレッシュゴーレムね、サンドゴーレムの上位よ」

 シャルーン

 「なるほど、強いのなら、正面を陽動に横を突きましょう」

 作戦は了解、ハーベー、カーミラクイーン、リンゴが正面、エミリアナ、シャルーンは横、カーミラクイーンはクー一世から槍を受け取る。

 エミリアナの魔剣チャームソードが貫くフレッシュゴーレムの横腹、引き抜いたも、フレッシュゴーレムは正面の三名に攻撃、ハーベーの腹を貫く、再生能力に押し返し、リンゴ、カーミラクイーンの槍が貫く、頑丈なフレッシュゴーレムの足を払うシャルーン。

 交戦は三十分位に終了、奥に歩く一行、シャルーンの槍の矛先が示す開けた空間。

 エミリアナ

 「広いわ」

 シャルーン

 「古代文字だ」

 エミリアナ

 「読める?」

 シャルーン

 「少し、書いているのは、神々の創成期、他に物語、神々と英雄の物語です。登場する神々は解ります。英雄は知りません」

 エミリアナ

 「シャチ」

 シャルーンからシャチが習う。

 シャチ

 「叙情詩です、神々の創成期、王国を建国した英雄、名前はハイナル王、最後にハイナル王の墓と書かれてます」

 エミリアナ

 「なるほど、墓を暴くのは失礼ね」

 シャルーン

 「確かに、褒められない行為です」

 エミリアナ

 「調査しましょう」

 調査中、フレッシュゴーレムの足場から階段がでる。

 シャルーン

 「階段?」

 エミリアナ

 「クー一世偵察」

 クー一世が偵察、この10分に戻る。

 クー一世

 「奥に宝物があります」

 エミリアナ

 「宝物、そうね。武具かしら」

 武具の一式を記念にもらう、遺跡の内でテントに入り、休む。

 食事は乾パン、ファンタ、麦茶、照明は槍の矛先、この警備は交代制。

 朝方に起きて、朝食、乾パン、麦茶、今度はハイナル王国に戻る徒歩。

 サンドゴーレムの列が長い。

 シャルーン

 「遅くなったし、爺が怒るな」

 エミリアナ

 「記念もあるし、しっかりと怒られたら」

 シャルーン

 「そうですね」

 王城の裏庭に出る、簡素な城壁、穴の空いた壁、シャルーンは穴から入る。

 壁の先に爺、めっちゃ怒られたシャルーン。

 サンドゴーレムの列を並べる。

 足場と踏み台、城壁をよじ登り、ジャンプして渡る。

 シャルーン

 「道中に出会った魔法使いと部下、城壁の先に爺が驚く砂の巨人が長い列」

 爺

 「シャルーン様、女性が三名、男性が一名、コウモリが一匹ですぞ?」

 エミリアナはサンドゴーレム隊に命令、城壁に拳をぶつける、穴が開く100か所。

 爺

 「なるほど、砂の巨人ですか」

 シャルーン

 「で、遺跡の内にハイナル王の墓と宝物があった」

 爺

 「ハイナル王は建国した国王です」

 シャルーン

 「なるほど、王家の先祖か」

 爺

 「いえ、ハイナル王は建国したも、世界を見ると旅にでてしまい、宰相と将軍が交代制の代理をして、二代目の宰相と将軍が交代制の王になって、宰相の血筋は病気に途絶え、将軍の血筋が王家の先祖です」

 シャルーン

 「なるほど」

 エミリアナ

 「で、私はエミリアナ・シャーク侯爵家令嬢」

 爺

 「王家の次の公爵、それとも伯爵の次の侯爵?」

 エミリアナ

 「伯爵の次の侯爵」

 爺

 「なるほど、王城の裏庭の城壁を壊した弁償を願えますか?」

 エミリアナ

 「もちろん払うわ」

 爺

 「金貨100枚位です」

 財布から払う。

 爺

 「城壁の修理代にはなります」

 エミリアナ

 「で、王城の裏庭なら、シャルーンのご両親は?」

 爺

 「実は遠征で出払っていまして」

 エミリアナ

 「あら残念ね。ところで爺って老兵の名前は?」

 爺

 「シャタです」

 エミリアナ

 「シャタさんね。部下のリンゴ、ハーベー、カーミラクイーン、カーミラクイーンの部下のクー一世、サンドゴーレム隊ね」

 この挨拶、案内された水呑場、女官、文官、役人、他が出入りする賑やかな場所。

 エミリアナ

 「あらまあ、綺麗な庭園ね」

 シャタ

 「王の趣味です。貴賓を招く場所にしてますエミリアナ・シャーク侯爵」

 エミリアナ

 「なるほど、趣味ね。芸術性が高いわ。一つのテーマに従った統一美があるわ」

 シャタ

 「はい、代わりに裏庭の城壁が簡素ですが」

 エミリアナ

 「砂漠の城壁ならいいじゃない、遠征も遠いでしょう?」

 シャタ

 「遠いです。隣国の隣国ですから、半年は帰りませんね」

 エミリアナ

 「なるほどね」

 




 

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