吐露 作者: NeL2CiS 掲載日:2024/12/01 ーーーーーーーー 類を捨てて何をか得んとす? 何時ぞ眼を瞬(しばたた)かせ観た麗景(れいけい) 形為さぬまま臥す才人それこそ我ぞ と意気り騙るそのエゴよ しかしてそれを不要と断ずれば 主訴(しゅそ)を濁然(だくぜん)にし甲羅に帰るその心 果ては何と心得るか? ただ独人(ひとり)公園に座る幼子であろう 見渡せど誰も居らぬその寂静(じゃくせい)が 後世に残るのみなれ しかして終りに至ろうと 万感普遍在らんと呟く我が居るなり 故にここにて一人 語り騙るその全てを 顕(あらわ)せ得るなど終(つい)ぞ思うな ーーーーーーーー