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【完結】暗がりの向こう側 ~怪物が蔓延っていた世界で、生き残るために戦います~  作者: よぎそーと
3章

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66 巣の奥から放たれる強烈な一撃

 放たれてくる強烈な気の攻撃。

 純粋なエネルギーの塊は、それだけで強烈な一撃になる。

 強烈な熱波でもなく、凍てつく冷気でもない。

 岩や金属のような物体でもない。

 生命や万物の基礎となる気。

 それ自体が襲ってくる。



 それを防ぐために気を放っていく。

 気の攻撃には気を当てて対抗する。

 身を守る方法は他にない。



 ほぼ一本道である。

 身を守る壁などない。

 たまにある横路などに身を隠せる場合もあるが。

 先に進むなら、そこに隠れてばかりもいられない。



 幸い、攻撃は連続して放たれてるわけではない。

 いくらかの間隔がある。

 常に守りづける必要は無い。



 そんな中を少しずつ進んでいく。

 さすがに一気に距離を詰める事は出来ない。

 それでも着実に前へと進んでいく。



 途中、敵の襲撃もある。

 怪物、能力者のどちらも襲ってくる。

 恐ろしい事に、その最中でも強烈な気の攻撃は巣の奥から飛んでくる。

 仲間を巻き添えにすることを躊躇わず。

 それどころか、戦ってる瞬間を狙って気が放たれてくる。



 戦いを挑んできた敵は足留めなのだろう。

 身を隠せないようにその場に留めるための。

 気による防御を疎かにさせるためというのもあるかもしれない。

 そういう状況を作るために、仲間を捨て駒として使ってくる。



 残念ながらそう簡単にはいかない。

 ならば防御に気を全てまわすだけ。

 それで襲ってくる敵も、奥から飛んでくる気も防ぐ。

 むしろ、敵がそれによって一掃される。

 カズヤ自身が頑張る必要がないので助かるくらいだ。



 それでも気の攻撃は大きな脅威だ。

 防御が間に合わなければ一撃で死ぬだろう。

 気が抜けない状況は続く。



「誰なんだよ……」

 ここまで強力な気を放つ者。

 相当な高レベルなのは確か。

 それがいったいどういう人間なのか。

 あるいは怪物なのか。

 さすがに気になってくる。



 怪物ならば油断できない強敵だ。

 今まで出会った中で最強と言って良い。

 それと戦うとなれば、楽は出来ない。



 相手が人間でも面倒なのは変わらない。

 怪物と違い、様々な戦い方をしてくるだろう。

 本能だけで動いてると思える怪物と違い、人は知恵を使ってくる。

 そこが厄介だ。



 それでも、敵対するなら倒すだけ。

 散々攻撃されてきたのだ。

 手加減する必要は無い。

 相手が人間であってもだ。

 怪物ならなおの事。



 ただ、それも難しい。

 攻撃はかなり奥から飛んできてる。

 おそらく巣の中枢から。

 とうぜんそこには強力な怪物が待っている。

 それらと強力な攻撃をしかけてくる者を同時に相手する事になる。

 苦戦は免れない。



(やるしかないけど……)

 気は重かった。

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