63 敵である怪物も人間も必死になって立ち塞がってくる
怪物の巣に近づくと、能力者達が立ち塞がった。
それらをカズヤは容赦なく殺していく。
怪物の手下ばかりだ。
人間だろうと容赦しない。
人間だからこそ許してられない。
怪物の手先となって被害を拡大させてきた連中だ。
犯罪組織の一員と言ってよい。
加害者の一員と言ってよい。
そういった連中が生きていたら、誰かが苦しむ事になる。
生きていてはいけない、生かしておいてはいけないのだ。
気をぶつけて倒す
あるいは意識を乗っ取って互いに殺し合わせる。
立ち塞がる者を次々倒し、施設の奥へと進む。
邪魔者達は必死になって抵抗してくる。
だが、カズヤほどレベルの高い者はいない。
高レベルの者は本当に一握りなのだろう。
おかげで簡単に蹴散らしていける。
地下室へ、そして怪物の巣へと向かっていく。
ここでは能力者と怪物が協力してカズヤを襲ってくる。
「ふざけてんな……」
表では怪物退治をうたいながら、実際は手を組んでる。
そんな現実をまざまざと見せられる。
もちろんカズヤは容赦なく粉砕していった。
そして地上部分を司る人面花を破壊。
巣の上層部・地表部を消滅させた。
残されたのは、能力者の死体。
そして繁殖用として連れ込まれていた女。
今までの宗教施設がそうであったように、中枢であるここにも人間牧場が存在した。
止まった時間の中にいるそれらはまだ救出出来ない。
怪物の巣の地下部分も含めて完全に破壊しないと、とらわれた者を助ける事は出来ない。
巣が破壊され、いてはいけない者が消える。
それと同時に、とらわれた者達もあるべき姿に戻っていく。
繁殖用として使われていたという出来事が消え去り、あるべき日常の中で復活する。
その時、繁殖用に使われていた者達は、怪物達から完全に解放される。
そんなものが存在しない世界に戻っていける。
そして、怪物に関係のある者達が消えていく。
平穏を乱す者達が消滅する。
その為にカズヤは残る地下部分へと向かっていった。
奥にある巣の中枢を破壊するために。




