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【完結】暗がりの向こう側 ~怪物が蔓延っていた世界で、生き残るために戦います~  作者: よぎそーと
2章

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38 事前に逃げ場をなくす

 姉の気配を辿って向かった先は、この近隣で最もにぎやかな場所だった。

 駅を中心とした、そこだけ発展した町。

 都市部に出るのに程よい距離なためか、カズヤの住む町はそれなりに賑わってる。

 とはいえ、都市と言えるほどでもなく、駅前周辺直径200メートルを超えると、途端に田舎になる。

 そんな中で、割と賑わってる駅周辺。

 姉の気配はそこから流れてきていた。



 そちらに向かっていったカズヤは駅近くで足を止める。

 予想通り、駅周辺も怪物の巣がたくさん存在していた。

 人が多い分、かなりの数と規模を誇ってる。

 そこかしこにいる怪物が、道行く人達に取り憑いていた。



「あーあ」

 それを見てカズヤはなるほどと思った。

 もともと雰囲気が良くないというか、柄が悪いというか。

 あまり近づきたくない空気を漂わせていたのだが。

 色々と見えるようになってその理由がよく分かる。

 ほぼ全ての建物が怪物の巣になってるのだ。

 空気が悪くなるのも当然である。

「酷えな」

 そうとしか言えない状況がそこにあった。



 早速片付けていく。

 まずは周辺に結界・聖域を作る。

 怪物が逃げ出して被害が広がらないように。

 レベルは下がるが、事前の対策は必要だ。



 それに、最近はレベルがそれほど下がらなくなってきた。

 消費するのがレベルではなく、経験値だからだろうとカズヤは考えていた。

 だからレベルが低いときは、幾つもレベルが下がった。

 一つのレベルを上げるのに必要な経験値が多くなった最近は、それが一つか二つで済むようになった。

 おかげで、強烈な能力値の低下に見舞われる事もない。

 さほど問題の無いない程度のレベル低下で結界・聖域を作る事が出来るようになった。



 そんな結界を駅周辺に作っていく。

 幾つか作ったので、さすがにそれなりにレベルも下がった。

 巣を幾つか壊せば元に戻る程度だが。

 下準備のためだから仕方ないと納得する事にした。



 その上で密集する巣の中に踏み込んでいく。

 そこで少しばかり考えていたことを実行する。

 巣を破壊する前に結界・聖域を作るのを。

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