25:踏み込んでいた危険領域
《13:11/321号室》
前回までのあらすじ、と語るほどでもないが松本さんに朝渡した「八密に関する」資料をもとに話をするというところだ。調べてみるとわかったこととして一枚岩じゃないということと謎が多いことがあった。そのため調査には2日もかかっていた。
「さて、松本さんとしてはどのあたりが気になるのかな」
「まぁ大体すべて」
「そっか………」
それじゃあ話の切り出しにくいじゃないか。
「それよりも私は佐藤君がこの資料をどうやってまとめたのか、制作過程から聞きたいわ」
「制作過程ね………まぁあるサイトからそういう機密情報を扱っているサイトを片っ端から漁りに漁りまくって得た情報をそのまま書き記したって感じかな」
「私も八密については少しネットで調べてみたわ。でも普通の検索エンジンでそのまま文字を入力しても蜂蜜の方しか出てこない、それに対して君は局長やメンバーの名前まで出している。いったいどういう風に調べたのか気にもなるものさ」
「それもそうだよね………ところで松本さん、この局長やメンバーが本当にそうなのかって疑いはした?」
「ん?」
「いや、松本さんのことだから『裏付ける証拠とかあるのか』と言うと思って」
「そもそも任せたのは私だ。そこについては懐疑的な態度を取るつもりはなかったが………わざわざそれを言うってことはちゃんと用意してるってことなんだね」
「まぁうん」
「せっかく佐藤君が用意してくれたんだろ、見せてもらおうか」
「じゃあこっちに」
僕は松本さんをパソコンのある席に連れて行く。僕は席につき、松本さんは横か画面を覗き込む。
「これだよ」
「これは………」
「辞令。左上には結成日、中央に局長とメンバーの名前、それに右下には警視総監と総理大臣の直筆署名に押印がある」
「よく見つけたわねこんな資料」
「今はなんでもかんでもデジタル時代、こういう書類をキングフィアルに綴じず厳重なセキュリティのあるサイトに保管する。極秘書類の重要度が高ければ高いほどアクセスしづらいところに入れがちだけど、それは裏を返せばそれだけ重要で本物であることを強調することになるのさ」
「なるほどね………その厳重なセキュリティを破る君はとんでもない金庫破りだよ」
「調べ方については褒められたものじゃないさ」
「しかし、確かにこの書類を見ると八密の局長と名前は一致しているわね。とりあえずわかったわ」
「ここをベースにあとは1人1人の戸籍から何やらまで調べ上げてみたってわけ」
「その割には随分と具体的というか、リアリティーというか」
「というと?」
「この……星凪氏か。『根は不真面目で、普段から男遊びが絶えない。金遣いが荒い』って書いてある。どうしてそれがわかったんだ?」
「それは彼女の通っている大学だよ」
「大学? 彼女はえっと……条醒大学か」
「そう、LJUNEの一つでもある条醒大学の現役生なんだ」
LJUNEとは首都圏にある有名私立大学5校の総称だ。それぞれの頭文字を取ってこのように呼ばれている。元々JUNEとし4大学が列挙していたが、最近になって他と比較しても引けを取らない偏差値であることから透夢大学がLの枠として入った。TではなくLにした理由は海外ではLucid Universityとして親しまれていることで、当大学もそこを強く強調していることからだそうだ。
「それが何か関係しているのかしら?」
松本さんは首を傾げながらそう言った。僕はパソコンを操作して先ほど見せた辞令とはまた別のサイトを開ける。
「これは?」
「言ってしまえば裏成績表かな? 上場企業の人事のごく一部しか入れないサイトだよ。LJUNEや神皇大学などの超がつく名門大学の学生全員分の情報が一気に見れる」
画面には真っ黒い背景に緑色の文字で氏名・通っている大学・現住所などを一覧化したものだ。
「松本さんは聞いたことない? 就職活動では応募者のSNSを見て本性を探ろうとするって話を」
「あぁ、軽くニュースで見たことはあるわ」
「このサイトは入学方法から入学後の授業の成績、普段の素行などが一目で見ることができる」
「それって………」
「そう、SNSで本性を暴くよりももっと具体的に明確に素行を見ることができる。で、このサイトで星凪 ルミの名前を検索すると」
僕は検索欄から星凪 ルミの名前を入力すると1件ヒットした。さらに彼女の名前をクリックすると現住所や連絡先、実際の学業の成績と合わせて僕が記入した人物像の記載もあった。
「その資料の情報はここから得たんだ。同じ大学の誠 テンセイ、また同じLJUNEの大学である恵方大学に通っている柚子李葉 ジュジュもね」
「同じ大学生の禍浪氏は?」
「あぁ、彼女は学内のボランティア活動に積極的に参加している情報があったからそのことを書いたよ。ちなみにこれは松本さん含め誰でも調べることのできる一般的な情報源だったよ」
「なるほどね………しかしこのサイト、私たちもこのゼミが終わったら神皇大学に入学することが約束されるけど同時にこのサイトに名前が載ることも約束されるわけね」
「まぁあくまで予防線みたいなもんだよ。面接の時いくら品行方正にいい子ちゃん面して振舞ってSNSで真の本性を知って企業に多大な損害を被るかどうかを考える判断材料に使うのがメインの目的になっている。仮にここから情報を得て犯罪行為に手を出したらその企業には大きな制裁が下るようになっているらしい」
「大きな制裁って?」
「さぁね。僕らはまだ高校生だから社会のことをよくわかりきっていないけど、かなりヤバいらしい」
「いずれわかること、ってところなのね」
「多分ね、今のところこのサイトで害を為したことはないらしいよ。あとこれをもとに選考に有利不利の状況を作ることに対しても結構厳しめにしているみたい。さっきも言ったけどこのサイトに入れる企業ってそんなにないし」
「それはいいことだ」
「ちょっと脱線したね。さてと次の質問は?」
「そうね……」
松本さんはページをめくるを繰り返し吟味している様子だ。
「まぁ順番通りに話を進めていこう。とりあえずこの局長の虎子 キノエね。何者かしら?」
「それがね………全く分からなくて」
「おっと?」
僕はまたパソコンを操作して別のサイトを開けた。そこには1人の人物の氏名や生年月日、住所などが記載されていた。
「これは虎子 キノエの戸籍謄本なんだけど、これしかわからなかった。今どこにいるのかさえ不明」
「本籍の住所は?」
「調べてみたら空き地だったんだよね、そこ。街並みを見れる地図サイトで調べたけど、最新の画像で建物ひとつないまっさらな地面だった。だからさっき言った通りどこにいるかさえ不明と」
「なるほどね、ちなみに同姓同名の可能性は?」
「今生きていている中でこの名前の人は彼だけだった。いても既に亡くなっている」
「となると間違いないのか。卒業した高校とかの情報が見つからなかったってことなのね。少なくとも八密って警察庁直属の精鋭部隊ってあるけど警察関係者じゃないの?」
「警察庁のデータベースにあればそれを書いたけど」
「なかったのね。ならこれについては一旦ここまでとして………次は、そうね、彼については話した方がよさそうね」
松本さんは何かを指で指し示すしぐさをした。
「未知之久 レンサ。これを見る限り彼は君と同じ鳥籠[陸奥]学園の人間らしいわね。年齢を見ると……私たちの1年後輩にあたるわ」
「未知之久君については僕も確かに知っている名前ではあったよ。まさかそんな人がこれに関わっているなんてね」
「どんな人物だったのかって話せる?」
「そこまで詳細は話せないけど」
僕は天を仰いで彼のことを振り返る。
「そうだね、少なくとも鳥籠[陸奥]学園を首席で入学したのは彼だね。僕の学校の入学式では新入生代表の挨拶ってのがあってセオリーとしては入学試験で成績が一番だった生徒が挨拶することになっている。それで僕が2年生だった時の入学式で彼は新入生代表としてステージでスピーチしていたね。内容は及第点で、可もなく不可もなく、特に目立ったことなく、デフォルト通りの王道まっしぐらな真っ当な話だったな」
「つまりは普通ってことね」
「追い打ちをかけて言うなら、僕が去年話したことをそのままコピペしたような感じだったなぁとも思ったよ」
「なるほどね。佐藤君との交流は?」
「全くないよ、ただ………」
「ん?」
「前、僕の犯罪研究部で話に出てきた後輩がいたでしょ」
「あぁ、確か瀬戸氏だね。口癖が『不幸』の」
「そうそう。瀬戸君と未知之久はとにかく相性が最悪だった、というか瀬戸君が一方的に嫌っていた様子だけど」
「どうしてそんな………あぁ、なるほどこの資料にあるこれか」
「『幸運』が口癖なんだよ、彼は」
「真逆だね、それは瀬戸氏が未知之久氏を毛嫌うのもわからなくないわ」
「そういうこと、僕も当時はよく瀬戸君から愚痴を聞かされていたから彼の存在は忘れることはなかったな」
「なるほどね………ところで彼はこの組織で実力がナンバーワンだとあるがその根拠は何なんだ?」
「あぁ、それは…」
僕は先ほどの虎子の情報を閉じて、別の資料を提示した。
「これはまぁ八密の実績表といったところかな。八密は成果をベースに給料を支給しているみたいだけど、数字を見ると未知之久が1番の数字であることがわかるからその旨を書いたってわけ」
「未知之久氏が1番で次点は星凪氏と誠氏がほぼ同率、反対に最下位は七々死氏か」
「ただこれだけで判断したから実際に何を判断材料にしてこの成果なのか謎だけどね」
「そもそも八密の目的はえっと………国外勢力が国内に介入した際、排除することが主なんだよね。となるとその勢力に関与している人物をどうにかする。その数が指標になっているんじゃないかしら」
「そうだと思うよ」
「その考えだと最年少の七々死氏の成果が低い理由も少しは納得できるかも」
「幸い紛争地帯がない我が国でも、危険な仕事に巻き込むのをなるべく多くは減らしたいってこと?」
「その通り。でもそうするとこの精鋭部隊に彼女を加入させた意図が理解できないけどね」
「君の持っている資料にもあるけど、八密は虎子が選んだ8人らしい。どういう意図で彼らを集めたのかは全くわからないけど」
「少なくとも七々死氏でも真っ当に役割を果たせる何かがあるってことね」
「僕もそう思っているよ」
「わかったわ………じゃあ次の疑問点はこの負荷街氏ね。未知之久氏と同じ鳥籠学園の関係者であるからね」
「鳥籠[風間]学園………つまりは細谷さんのいたところだね」
「しかも音楽教師なんだろ、彼女は。確か細谷君は声楽部に属していたと言っていたわね」
「調べてみたけど実際に顧問も務めているから一番密接な存在でもあるよ」
「ほう……では細谷君と話す機会があれば少し聞いてみるか」
「もし何かわかったら教えてほしい」
「もちろん。負荷街氏については言及することはこれ以上ないかしらね。あと2点ほどで私の聞きたいことは以上かしら」
「そっか」
「まずは先ほど名前も出た七々死氏について。彼女のフルネームがね、とても本名に思えない程異質に感じてしまってね。実際に存在するのかい?」
「結論として、存在しない」
「つまりは偽名ってことね」
「彼女については追いかけるのに苦労したよ。どういうわけか彼女は八密加入時にこの名前を名乗るようになったみたいだからね。本名は石動 ナナ。元々孤児だったようで児童養護施設に預けられていたんだ。ただ戸籍も何もないから苗字は彼女のいた施設『石動星園』から、名前は施設にいる子供たちで決めたみたいだよ」
「なるほど。やはり私の思った通り、彼女は偽名であったか。しかし何故名前を変えたのか」
「それについての意図は不明だったよ。直接本人に聞くしかないね」
「ということはお手上げか」
「うん、残念ながらね」
「わかったわ。じゃあ次にというか最後か。今回の資料にはざっくりとしか書いていないが、一昨日私たちがスクラップブックで見た八密が関与していると思われる事件は誰が出ていたのかしら?」
「星凪と誠だね」
「即答断言しているわね、根拠は?」
「当時の防犯カメラをサルベージしたらこの2人の顔が映ってたんで」
「そういや私はまだ全員の顔を見ていないわね」
「ちょっと待って」
僕はパソコンを操作して画像ファイル×8を用意した。そして席を立って
「松本さん、どうぞ座って。ここに8人の顔写真を用意しておいたよ」
と松本さんにさっきまで座っていた席を譲る。
「ではお言葉に甘えて…」
松本さんは席につき、八密メンバーの一人一人を眺めていた。
「これが八密、警察の精鋭部隊の尊顔たちか………」
「それでサルベージした映像がこれだね」
僕は松本さんの肩越しからパソコンを操作し、動画ファイルを一つ表示した。
「これは………当時の防犯カメラの映像だね」
彼女の言う通り、画面左上には暴れまわっている男女複数名がいてそれに向かう若い男女が2人向かっていることがわかる。そこで僕は動画を一度停止する。
「この右にいる派手目な装いの女性が星凪、でシックで落ち着いた服を着た男性が誠。後ろ姿だけどさっきの写真に照らし合わせてこの2人かなと思った所存だよ」
「佐藤君の考えは理解できたわ、私も同じ情報を見たら同じ判断をするわ」
「だよね」
「で、ここから2人はどうやって彼らを鎮静させたんだ? 見物だね」
「それが………とりあえず再生するね」
一時停止した映像を再度流す。僕の思う星凪と誠が暴れまわっている男女の方へ向かった次の瞬間。ザザザーッと砂嵐のノイズが入るそして場面は一転して戻り先ほどの現場の映像に戻る。しかしそこには星凪も誠もいない。更に言えば、先まで暴れていた男女は皆糸が切れたように動きもせず倒れていた。そしてタブレットが1台置いてあった。しばらくして警官が数名駆け付けて行った。
そう、この映像では星凪と誠が何をしたのかが残っていないのだ。
「佐藤君ちょっとこの映像戻せる?」
「あぁ、うん」
僕は動画を操作し、先ほどのノイズが入る直前のシーンに戻した。そして再度再生ボタンを押して、再生した。
「ふむ………ざっと5分弱か……」
松本さんは右上の時間表示を見たのだろう。この映像にはご丁寧にも当時の時刻が秒単位で時を刻んでいた。しかし、ノイズが入る直前とノイズがなくなった直後でおよそ5分ほど進んでいることがわかっていた。それは僕も気づいていたし、松本さんはその点を確認したくて巻き戻したかったことも意図はくみ取っていた。
「そう、5分で12人をここまで鎮静化させた」
「一体どういう手品をしたのかしらね、直前を見ると星凪氏も誠氏も丸腰の様子だわ」
「これ以上は調べてもわからなかった。この映像を改竄した形跡がきれいさっぱりなくなっていたんだよね。この映像だけじゃない。現場周辺のカメラも同様に同じ時間帯がカットされていた」
「なるほどね………ところで疑問なんだが、この乱痴気騒ぎにどうして裏の精鋭部隊を使う必要があったんだ?」
「あぁそれね、表の情報ではないんだけどどうやらこの騒動には薬物が関与していたらしいんだ」
「薬物ね。それはもちろん非合法の?」
「うん。しかも前例のない出所もわからないらしい」
「前例のない出所不明ね………もしかしてそれが海外から流れたものじゃないかと読んだのかかしら?」
「恐らくね。国外勢力に対処するのが主の組織だ、こういった危険な海外製の違法薬物も間接攻撃として対処する必要性があるからね」
「確証を得たかったのね。鎮静化はあくまでも二の次と考えてもいいかもしれないわ」
「絶対そうだと頷けないのが現状だけど、そう考えることはしてもいいと思うよ」
「いやこれは大人の事情だ。たかが高校生が首を突っ込んでいいものではないからここはあくまで予想の範疇に留めた方が良いだろう」
「そうだね………」
「さてと、一通りはわかったわ。この資料は本当にわかったこととわからないことの混ぜこぜシチューだ。今の私たちにさほど重要なことはないとみるわ。佐藤君はどう思う」
「同感………と言いたいけど果たしてそのままで――――」
「佐藤君、君の気持ちはわかる。私もこれに目を背けていいものかと思っている。わざわざ図書館のスクラップブックに入れている情報だ。これは私たちに何かを伝えるために仕掛けられたものであるかもしれない。だが今の私たちには手札が少なすぎる、このまま進めて間違った判断をすることがリスクなんだ」
「……確かに松本さんの言う通りだ。うん、ゼミが始まった日数は片手で数える程度、僕らはもしかしたら進み過ぎたのかもしれない。正しいのか間違っているのかそれすら知らずにね」
「えぇ、だけど私にとって大きな収穫もあったわ」
「収穫?」
「私が直々に推薦した助手がここまで優秀であることにね」
「そうかな…? 僕は今までに培ってきたノウハウをただ使ったに過ぎないけどね」
「それにしては、その………いや、なんでもない。私はこれで失礼するわ、ありがとうね佐藤君」
「あぁ、うん」
松本さんは僕の作った資料を片手にして、部屋を後にした。しばらくの静寂、僕は椅子に着き、リラックス状態になった。
そして目を閉じ、色々諸々考えに耽ることにした。それは八密という匂わせた存在を僕らにわかりやすく知らしめる意図。これは「このゼミの真実」に直結せずとも何か関わりがあるはずだ。
思考を巡らしていると、いつの間にか僕の向かった先は夢だった。
《13:36/321号室前》
アスカは扉を背に立ち止まった。
「………」
そして黙りながら資料に目をやる。
「改めて見ると本当によく調べられているわ。彼が見せたサイトには探偵の私でも知っているものさえあった、通称【非公式の公式サイト】。ダークウェブと似て非なる存在。………はぁ、本当にカスミ先輩は彼にとんでもないものを叩き込ませたわね」
ため息を一つ吐き、自室に戻るのであった。
《13:36/???》
天堂 カゲロウは複数あるモニターの前に鎮座して映像一つ一つを眺めていた。その表情は崩れ、ニヤけが止まらない様子であった。
「へぇ~、佐藤のやつ、八密についてそこまで調べ切ったか。大したもんだ。この情報収集能力は篠原に引けを取らない出来だね………だが詰めが甘い」
カゲロウはそばにあるノートパソコンを操作し、ある動画を再生する。
「2人の会話を見て総評すると、これに辿り着けなかった点は減点対象だから、そうだなぁ………まぁ大目に見て90点、余裕の合格点だな」
「なんだ教師天堂、そこにいて生徒観察は楽しいかい?」
横から入ってくるのは養護教諭の鍵屋 ランコだ。
「あぁ鍵屋先生、これはこれはどうも」
「ご苦労な先生様にコーヒーをと思ってな、ほら飲みたまえ」
彼女の両手にはコーヒーの入ったマグカップが2つあった。
「おぉ、これはありがたいです」
カゲロウはそのままマグカップに口をつけ、コーヒーを飲む。そしてそのまま2人は今後の子と含めた談笑をするのであった。
八密、彼らの存在が重要かどうか今時点ではわからないでしょう。
だけど彼らの存在は何かしらの意味があると、だからこそこのスクラップブックにいるんだと考えていいでしょう。
佐藤君がまとめた八密メンバーの詳細はどこかの隙間で