隙間[5]
《自己紹介ダイジェストと佐藤視点からの印象》
秋月
「初めまして、俺は秋月 マモルっス。趣味は運動することっス。時間があればランニングとかしているんで、もし良ければ一緒に走りましょう!」
佐藤:何度か話したことはあるがランニング姿は見たことないなぁ。
浅沼
「どーも、浅沼 ユウジです。そうですね、機械系が大好きです。将来はそういうところに就職もしたいなんて思っています。一年間よろしく」
佐藤:物理室で機械を眺めていたのはこのためかと気づく。
天海
「天海だ、天海 コウスケ。まぁなんだ、よろしく」
佐藤:天海君は初めて会った時から変わった人だが見た目通り少し怖い人だな。
綾部
「……綾部 ミカ。よろしく」
佐藤:クール系? あまり話さない人だな。それに話しながらずっと手首を抑えているのも気になる。
一条
「一条 ツヅキです。そうですね、僕は趣味で物語を書いています。いつか出版まで行けたらなぁと夢見ています」
佐藤:初めて会った時に出版しているなんて話をしていたがあえてそこは伏せているんだな。
因幡
「因幡 トーマっス。俺……いや自分はゲームが大好きです。もし時間があったら自分とゲームしましょう! 話すのももちろんOKっス!」
佐藤:因幡君とは少し話をしたが本当にゲーム好きなんだなぁ。今度またゆっくり話してみたい。
狗神
「い、狗神 マクスで、です。えっと、その、可愛いものが好きで、えっと、あと数学が得意です」
佐藤:狗神さんは今日もビクビクと怯えながらも話していた。それはそうと数学が得意なんだなぁ。
榎並
「……………榎並 トワ。以上? あまり話すネタ無い」
佐藤:えぇ…もっと話してよ…。
隠居
「隠居 モトハル。よく周りからは影が薄いなんて言われるほど存在感がないのが自慢だ。気付いた時にゃ声かけてくれよな、話すのは割と好きな方だから」
佐藤:なんてネガティブキャンペーンなんだ…。
鹿島
「鹿島 カズキです。ここはすごい面白いオーラがいっぱいですね…見ていて飽きません。皆さんと良い1年が過ごせたらなと思います。よろしく」
佐藤:鹿島君、それ自己紹介でいうのはなかなか勇気いるよ?
仮屋
「仮屋 アキラ。趣味は読書。俺がそれをしている際は邪魔すンじゃねェぞ?」
佐藤:仮屋君は今日もブレていないなぁ
木戸
「木戸 リンゴと申します。そうですね名前にあるリンゴが大好きです。あとは裁縫が趣味です。よろしくお願いします」
佐藤:随分と優しそうな女性だと思った。多分一番温厚な人なんだろうと思った。
霧雨
「我が名はダークカタルシス・MR・ゼロ……クククッ、此の名を聞いて恐れ戦くが良い人間共よ。この限られた1年の祝宴を我と共に征こうぞ。嗚呼、躰が疼く。我が躰に宿る伍柱の従属四天王達がこの鬨を待ち侘びたと叫んでいるんだわ…」
佐藤:ブレないなシリーズ第2弾。挟まれた木戸さんが不憫で仕方ない。
桐山
「ワタクシは桐山 ミク。将来は君臨する女王を目指しているものだ。このゼミの1年を経て数歩でも女王に近づくため努力していこうと思う。よろしく」
佐藤:これまた大層癖のある濃い人だなと思った。よく見たら彼女の頭には王冠みたいな形のカチューシャをしていた。
来栖
「来栖 ハルです。えっとボクはそうですね………とにかくビビりなので皆さんからは優しくしてほしいです…よろしくお願いしましゅ!」
佐藤:まさか締めに噛むとは思わなかった。あと近くで狗神さんが「可愛い…」って言っているのが聞こえた気がした。
佐藤
「えっと、鳥籠[陸奥]学園から来た佐藤 タケルです。趣味はアニメ鑑賞とゲームです。1年間よろしくお願いします。」
佐藤:いや、自己評価はしないよ? でも及第点じゃないのかな。
篠原
「篠原 マイ。情報収集が趣味でいろんな人の情報を眺めるのが好きです。よろしく」
佐藤:実際彼女は僕の秘密の一つ二つは握っているところから怖い人だなとは思った。
書風
「俺は書風 ユリト。御覧の通り顔の良い男だ。俺はこのクラスにいる迷える子猫ちゃんたちの虜になれるからよろしくっ!」
佐藤:自己評価高いなぁ…いや確かに顔は良いよ。これが典型的なナルシストというものなのかと思った。
相馬
「相馬 セシル。父がアメリカ人で母が日本人のハーフだ。一応世の中を知ると書いてセシルと漢字があてられている。まぁ俺の特徴なんてそんなもんだけどよろしく」
佐藤:パッと見た感じ僕らと同じ日本人っぽい顔つきをしていてハーフと言われても気づかないほどだった。世の中を知ると書いて世知か…いい名前だな。
茅ヶ崎
「私様は茅ヶ崎 チハヤ。どうぞよろしくお願いいたします。私様、皆さんに会えたことがこの上なく幸せにございます。どうぞよろしくお願いいたします」
佐藤:一人称独特…それに流れるように「どうぞよろしくお願いいたします」を2回も行ったぞ…。相馬君が前の方で舌打ちしているのが聞こえた気がした。
剣
「剣 オトハです………ゲホッゲホッ。すみません、ぼくは体があまり強くないのでもしかしたら何回かこのゼミを休むことがあるかもしれません。1年間という短い間ですがよろしくお願いします」
佐藤:彼の顔を見ると、確かに肌が凄い白いし、痩せているほっそりとした特徴だった。時折咳をしていて心配ではある。
仲丸
「ヒヒッ。うちは仲丸 アオイ。えーっと、スプラッター系が凄い大好きで血とかが好きなんですよね……ちょっと引きますよね…ヒヒヒッ」
佐藤:仲丸さんは4月1日に会った時以来だが、確かに指の切り傷の血で文字を書いているなんてことをしていたがその性格が隠しきれていないな…。
西門
「西門 ミキです。みんなからはカメレオンなんて呼ばれる程で物覚え凄くいいです。大体のことは見てすぐにこなせます。それが私の取柄です。よろしくお願いします」
佐藤:見ただけでできるなんて凄い話じゃないか。
初瀬川
「初瀬川 ヒバリ。好きなものなんて言ってもパッと思いつくものがないけど逆に死が嫌いだなぁってことはパッと言えるな…死ってクソ怖ぇじゃん。まぁ不死になったことでそれは避けられるみたいではあるが…」
佐藤:初瀬川君は死が怖いようだ。そんなこと言っても人はいつか死ぬのになぁと思った。
羽入
「羽入 ハルカです。家族が花屋をやっている関係でお花が大好きです。誕生花や花言葉には少しだけ詳しいので、もし花のことで聞きたいことがあればぜひ私に聞いてください。よろしくお願いします」
佐藤:植物園で会って以来だが、松本さん伝で誕生花や花言葉に詳しいということは知っている。花のようにおしとやかな人だなと思った。
日笠
「日笠 カナデです! こう見えて帰国子女、高校1年までイギリスに住んでいました。だがらすっごい英語がペラペラです! みんな、1年間よろしくね!」
佐藤:話したことはあるが帰国子女だったのは初めて知った。英語に強いんだなぁ。
比々乃
「ソラくんの名前は、比々乃 ソラ! 好きな食べ物はおじいちゃんが育てたリンゴ! さっきリンゴが好きな人いたよね? 彼女だけじゃなくてほかの人にもシェアする程持ってきたから」
佐藤:昨日会ったばっかりだが、彼もまた一人称が独特だよなぁ…。自分の名前を一人称にするのは珍しい話ではないが、わざわざ「くん付け」だからね。
不二
「不二 アカリです。そうですね、漫画を読むのが大好きで描くことも大好きです。いつかは漫画家になりたいなとも思っていたり…しています。よろしくお願いします」
佐藤:初めて会った時にはあまり話すことができなかったが、なるほど漫画を描くのが好きなんだなぁ。機会があれば読んでみたい。
星
「星 キョウヤ。そうだなぁ、勉強も運動も人並み以上にはできる方だと自負している。ってことしか話すことねぇなぁ。あと人一倍頑丈だな。って感じかな、よろしく」
佐藤:人一倍頑丈って何なんだ?と聞きたくなってしまった。
細谷
「細谷 ミオです。前の学校でも吹奏楽部に所属していたので音楽を嗜むのが大好きです。J-POPやクラシックなども聴いていますが、最近はヒップホップ系やクラブミュージックも聴いています。皆さんのおすすめな曲とかがあればぜひ教えてください」
佐藤:へぇ~、彼女は歌が好きなんだ。だったら僕の一押しMioneの曲とか教えてみたいなぁ。
前田
「前田 アズサです。そうですね、私は周りからよく面倒見の良い子だと言われています。あまり自覚できていないのですが、このゼミでも同じようにその特性を発揮していきたいです。よろしくお願いします」
佐藤:確かに面倒見がよさそうだな。実際、若槻さんのことを気にかけていたし。
松本
「松本 アスカだ。趣味・特技・私自身の武器は推測。私は今何を思っているのかを推測することができますが、この力が果たしてこのゼミで発揮できるか不明なのところではある。だが、活かせるところではとことん活かしていきたいと思うのでよろしく」
佐藤:今更彼女のことについて言及することはないよね。それはそれとしてこれを初見に聞かされるのか軽い恐怖ではあると思う。
三浦
「三浦 サクヤです。景色の写真を撮ったり色々な人が撮った写真を見たりするのが好きです。この新都島にはあまり景色を楽しめる場所が少なそうですが、この1年間を大切な思い出にするためにたくさん撮っていきたいです」
佐藤:三浦さんとは船で会って以来だけど写真の趣味があったのか。今度彼女の撮った写真を見てみたいな。
水樹
「水樹 アンズ。好きなものは女の子です! もしかしたら節操なく私からスキンシップをかけるのでその点はよろしくね~」
佐藤:そんなアグレッシブな自己紹介はさすがに驚きだよ。
湊
「湊 シンタロウ。うーん、特に話すことはないがとりあえずよろしく」
佐藤:もう少しこう話すネタ無いの…?
宮野
「うちは宮野 カズナリや。大阪にいた頃は野球部に所属しとった。今でも野球はめっちゃ好きやねん。よろしゅう」
佐藤:大阪から来たからの関西弁。そして野球少年らしい丸刈り坊主だった。
宗像
「宗像 リヒト。趣味で絵を描いています。ここの島にも画材があるし、美術室もあるから楽しく絵が描けそうです。もし良かったらモデルとかやってくれると嬉しいです」
佐藤:宗像 リヒトと言えば確か天才高校生画家として個展を開いたことがあるなんて聞いたことがある。まさかそんな彼がこのゼミに来るなんて意外だった。
森園
「森園 タクロウと申します。私は質実剛健という言葉が好きです。飾り気のない真っすぐな大人になる為、今回このゼミに参加した所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします」
佐藤:男性唯一の一人称が私、なんか堅苦しくて大人っぽい挨拶だなぁ…。
安河内
「鳥籠[一縷]学園から来ました安河内 リンです。全国にある鳥籠学園から選ばれた精鋭である皆さんとこうして学びの場にいることが恐悦至極の限りです。よろしくお願いします」
佐藤:鳥籠[一縷]学園と言えば全国に42校とある鳥籠学園の中でもナンバーワンの進学実績がある名門校だったはず。ということはゼミで一番賢い人物は彼女になるのだと思った。
矢吹
「矢吹 ユア。こんな名前だけど一応男です。よく間違えられるんですよね…。とは言っても俺はあんまりみんなと仲良くしたくはないんですよね……なんて冗談ですよ。よろしく」
佐藤:こんなトリッキーな自己紹介する人は初めて見た。
結城
「結城 アマネです。そうですね、まだみんなの顔と名前は憶えていないけど、仲良くなるために」
佐藤:仲良くするのに本当に前向きで僕も負けてられないなぁ…。
若槻
「んぁ~、若槻 ヤサカ………ヤサは常に眠っていたいのでそこんとこよろよろ~。そんじゃお休み~」
佐藤:寝ちゃったよ…初めて会った時にも思ったけど本当に常に眠たそうだなぁ。
これで彼らのことを全て知ったとは思わない方がいいですよ?
こんなの序の口の序の口です。ですがそうですね、私の目には彼らの姿は色が塗られる前のまっさらな塗り絵みたいなものです。
ここから色を付けていきたいと思っています。
それでもやや色付けはしたつもりです




