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42人の教室  作者: 夏空 新
序章
1/82

Pre00:前振り

 私立鳥(とり)(かご)学園(がくえん)。大学進学率に定評があり、名門とも呼ばれる高等学校だ。元々は東京にあったが時の流れとともにその数は増えていき、最終的には計42校の鳥籠学園が全国に展開された。どの学園も進学率に大きな差はなく優れている。極端な話『大学を現役で合格したいなら塾よりもまず初めに鳥籠学園に行くのが手っ取り早い』と謳われるほどだ。

 そんな鳥籠学園ではある特別なカリキュラムが行われていた。『第43番目鳥籠学園集結ゼミ』。全国にある鳥籠学園から厳選された10人が、1つのところに集まり1年間生活するものだ。

 このゼミの大きな利点、それは日本でトップに君臨する神皇(じんこう)大学(だいがく)へ試験なしに入学をすることができるということだ。

 選ばれている人物は非公開になっている。そのせいもあって、世間ではそのゼミ自身が架空の存在だとか都市伝説だとか、そういう風に扱われている。学校側はゼミの存在を否定してはいない。だが具体的な内容を言ってくれるわけでもない、ただ「一懸命勉強すれば選ばれるかも」という一点張りだ。


 そんな曖昧な存在であるゼミに僕は選ばれた。

 この出来事は僕の人生を大きく変えた、それは良くも悪くも。

この物語は佐藤君にとって、良くも悪くも変わる物語になるはずです。

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