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不幸な男子高校生

団子ですよ。始めまして。




俺は今、高校生活を満喫している。

‥‥と思う。

こんなものが後にくっついていしまうのには理由がある。

まあ、それは当然のことだろう。

何事にも理由というものはある。

それはさておき、

この中からその理由を選んでくれ。


1自分だけ成績が悪い

2友達がいない(いわゆるボッチ)

3いじめられている


さあ選べたかな?

まあ、全部なんだが。

うん全部。

成績は悪いし、遊び相手もおらず、

おまけにいじめられている。

これで楽しい高校生活を過ごす?

無理だ。絶対無理。

こんな環境でも楽しめる奴いるか?

いたらそいつは馬鹿だ。

ありえない。

まあ、それはそれとして不幸だ。

朝からパシらされ、放課後は

周りが部活している中補習や追試。

駄目だ。もう死にたい。

不幸にも程がある。

中学校では特に問題無く過ごし

同じ高校に受かった奴も数人いた。

しかし、皆それぞれ仲良しグループを作ってしまい、他にもあぶれた

人がいたにもかかわらず、

俺は結局友達が一人もいないのだ。

この時点でちょっとおかしい。

普通はよっぽど変人じゃない限りは

話し相手ぐらいはできるはず。

あと、勉強についていけてるのに

何故か結果が全く出ない。

これも変だ。

そもそも俺は、頭は良い方だ。

極めつけに俺の他にもいじめやすい奴がいるはずだが、なぜか俺だけ

パシリさせられる。

何度も拒否しているのに。

どれもこれも変だ。

高校になってもここまで変わるか?

そんなに中学校と変わらないはず。

こんな風になる原因があるはず。

疫病神的なものとか?

いや、それはないか。


「いえ、疫病神的なものですが。」


ん?

今誰かなんか言ったか?


「やっと気づいてくれた‥‥。」


ああ、あれか。

ピロリロリン!

俺はとうとう狂ってしまった!


「違います!なんでそうなるんです か?!」


あれ?やっぱりなんか聞こえる。

てか、こいつ誰だよ?

このちょっと影の薄い地味な子は。


「私はあなたの守護霊ですよ!」


What?狂っているのかこいつは?

どうしよう?逃げるか。


「逃げないでください!さっきから 私怒鳴ってばっかりです!

話聞いてくださいよ!」


しょうがない。

女の子相手にあれだが、ちょっとぶん殴ってみよう。


「やめてください!」


チッ残念だ。

ん?

俺はさっきから何も喋って無いのに

会話が成立している。


「そりゃそうでしょう。

私はあなたの守護霊なんですら。」


やっぱ殴ろう。

こいつあれだ、

中二病とかいう奴だな。


「あんなものと一緒にしないでください!あ、殴らないで!」


とうっ。


「ぶぎゅう…。」


おお、頭を殴ったら豚が潰れた時みたいな声が。聞いたことないけど。



「豚って何ですか?!豚って?!

女の子に対して失礼じゃないですか?!」


スッキリしたし、帰るか。


「あ、待ってください!話が!」


今日は本屋に寄ってくか。

よーい、ドン!


「あっ、ダッシュした!早!

待ってださいよー!」





続きもんです。

ご意見などありますか?

今後どうかよろしくお願いします。


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