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23話 先祖とは思いませんでしたby雪&夜


「爺さん・・・まさか俺の先祖とは思わなかったよ」


どうして教えてくれなかったんだよ

そりゃ、鬼昌が俺のことを妙に礼儀とか説明とかしてくれるわけだ

爺さんの子孫だからと言う理由もあるだろうし


「悪い悪い。まさか子孫が幽霊となって現れるとは思わなかったんだよ。流石に先祖ですと言っても変だろ」


そりゃそうだけどさ・・・教えるくらいはできただろ

流石にこれは驚くって


「先祖様と会うってやはり、妖魔と幽霊ってすごいね」


流石の命も爺さんの正体が俺の先祖とは知らなかったようだ

いや、逆に知っている方がやべえだろ


「そうだな、お前が俺の玄孫にメロメロになっているしな。だが、もっと責めないと雪は落ちないぞ」


「・・・・・・」


顔を赤くしている命

顔を赤くして俺を見るがなんで俺の顔を見る?

それと落ちないとはどう言うことなんだろうか?


「先祖様か・・・まさか私達が妖魔の血を入っているとは思わなかったわ」


「夜ちゃん達となると流石に血は薄いからね。気づかないのも無理もないわ。孫世代の時点でもう人間要素しかなかったから」


姉さんと俺の二つ上の世代の時点で妖魔らしい要素無かったんだ

気づかないのも無理もないんだな


「優よ。お主はどうする、この家に住むか?」


「ええ、そうするわ。子孫達と住むなんて興奮するわね。貴方がいるのもあるけど」


住む気なんだ・・・まあ、2人は夫婦だし、おかしくないけど


「それと話は聞かせてもらったわ。鬼会についてね」


「・・・そこの話ですか・・・」


優さんも鬼会のことを知っているんだな


「鬼会?鬼の集まり会のことね。参加するの?」


姉さんは俺が参加をするのか聞いてきた

参加するしかないだろう

俺は鬼なんだし


「参加するとしかないだろ」


「参加ね。鬼会について私はあんまり知らないのよ。でも、鬼が集まる会だから霊能力者は鬼会のことを警戒している。それほどの何かあるんじゃないかと思っているけど・・・」


「変に警戒しているだけかもな。今の霊能力者は弱く、脆い・・・戦後の妖魔大量発生時の霊能力者以下だからな。今の霊能力者は・・・」


「・・・・・・」


なんとも言えない顔をしている姉さん

なんとも言えない顔をしているがなんとも思っていない様子

なんでそんなことが分かるか

なんとなくだが姉さんは姉さんで何かあるんだろう


「まあ・・・昔と比べてまだ強い・・・とまではあるんだけどね。老害が老害なことをしているから優秀な人達が消される」


うわぁ・・・それはやべえんだわ


「まあ、京都の老害の考え方だよ。今は老害始末運動みたいなことが起きているからまだマシかな」


さらりととんでもないことを言っているんじゃねえよ!

爺さん達も引いているんじゃねえか


「・・・・・・霊能戦争でも起きるのか?それはそれで・・・ええぇ・・・」


マジで引いている

顔を顰めていると言うか違う

なんと反応知ればいいのかなんて言えばいいのか困っているような顔かな


「今の時代の霊能力者は怖いわね・・・」


「霊能力者の闇はあるのは分かるけど・・・それはちょっと・・・始末運動って何?」


2人も困惑している


「まっまあ・・・今はこの話をするよりも鬼会に向けての話をしないと」


こうしてまあ、色々と鬼会についての話と今後の話をした

姉さんはなかなか会えないというのは嫌みたいで定期的(毎日)来る予定どころか住む予定まで考えるとこと


俺が鬼であることがバレないように隠蔽工作をしようもバレる可能性があるとことから無理だろうとは考えているが本体に近いモノを持っているためできるらしい


なんだよそれとは思ったが姉さんのことだ

色々とできるんだろう

普段姉さんは本体ではなく、本物に近い分身で活動しているらしい


そんなことがあるか?と思うが隠蔽は得意分野なんだとか

重要人物達には分身で交流しているらしい

問題なのは両親のことだ


まだ両親には俺が妖魔であることがバレてはいない

もしバレたらどうなるのかは分からないとこと

何が起きるのか予想できる

説教するんだろうなってさ


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