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13話 散歩

街に歩いて早数分

声をかける妖魔から挨拶など会話をある程度するおばちゃん達の会話に近いことが多くあった

数分でこれだから1時間したらどれくらい話す相手が増えるんだろうか?

まあ、ええわ

今は散歩して街を見回るくらいする時間としよう


「命は高校生だったよね?高校生ってどんな感じに生活するんだ?」


「・・・赤点が存在するくらいテストが大事であることと古い考えのある人達が集まっているようなところとでも言おうかしら。中学校と比べてかなり大変。まあ、高校生になって数ヶ月で亡くなってしまったから本格的な高校行事に参加できたわけじゃない・・・」


なんか寂しい顔をしている

どうやら、何かあったみたい

言ってはいけないことでも話したのかな?

まあ、色々と事情があるからね人には


「何やら裏があるようで・・・中学生になって1週間くらいしかやっていなかったから俺はなんとも言えないけど見てみたかったよ命の学生服」


学生服見たかったな

セーラー服とか絶対に似合うと思うし


「!もっもう!そんなことを言わないで!」


え?嫌だった?

なんか顔を赤くしているがどうしたんだろうか?


「え?似合うでしょ絶対」


「口説いているの!」


口説いているとは?


「口説いている?も何も思っていることを言っているだけでしょ。嘘も何も思っていることを言っているのに何が悪いんだよ」


あっ赤くなって倒れた

よっこいしょ

全然重くないだと・・・!

食べてーいや、妖魔は食事取らなくても生活に困るとかないからな

にしては軽くない?

もしてかして鬼になったから重く感じなくなったんじゃないか


それはあり得るな

肉体の強度がかなり強化されているとかなら命が軽すぎる理由にもなるし

いや、鬼だからって理由でも軽すぎるだろ


「心配だな・・・まあ、そんなことを今言っても意味ないか」


お姫様抱っこをして歩く

妖魔街は普通の街と比べて異なっているとかそういうのはない

なんというか普通によく見かける場所って感じかな

死ぬ前の人間だった頃にいた街とはそこまで変わらない

家が古いとかは見かけるがそのくらいだろう


田舎と言った方がいいのか?

住宅街のほうが想像しやすいだろう

そんな感じに家々が並んでいる

妖魔も人とそこまで変わらないくらいには生活をしている


元人間が多いからなのか分からないがなんとも普通・・・とは言い切れないが変わらない場所

落ち着きやすいとでも言おうか


「さて、どうしようかね〜」


歩いて声をかけられる妖魔が多い

何故か俺を見てくるが命をお姫様抱っこをしているから見られる人が多いと言おうか

何やら付き合っているんじゃない?となんやら聞こえるが近所のおばさんの会話みたいなことをしている集まりがいくつかあるが俺達のことが珍しいのか?

まあ、引っ越したばかりだから知らない人を見ると噂になるのは仕方ない


さて、どうするか

このまま帰った方がいいんじゃないか?

幸せそうな顔をして寝ている命を起こすべきだけど何故か起こしたら駄目のような感じがする

勘が起こしてはならない・・・本能と言うべきか?

本能が命を起こしたらやばいことが起きるって感じに鐘を鳴らしている

何故なのか分からない

でも、従った方がいいと言う答えがあるのは俺にはあった


「もう帰るか」


数十分くらいの散歩

そのくらいでいいか

力をかなり抑えているがいつまでも制御できているわけではない

力を抑えるのは簡単じゃないからな

妖力と霊力を放出しないとして制御はできるけど力を制限することは簡単ではない

初心者である俺では制御するのが簡単ではないんだ

もっと頑張らないといけない


「たっ助けてください!!!」


「ん?」


誰かは走っていた

よく見るとなかなかの美女

何故か助けてくださいとやら言っているがどうしたのだろうか?


「助けてください!」


なんと俺のところに来ていた


「何があった?」


なんで俺のところに?

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