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君を想う

作者:森のクマ
あの、別れた日からいくつの季節が過ぎ去ったのだろう。

僕の中には、まだ君が色褪せないでいる。

一緒に歩いた街、公園、遊園地、水族館。
通るたびに無意識に君の姿を探している。

もう僕の隣に君はいない。
柔らかい優しい体温を感じることも、もう出来ない。
繋いでいた手。
決して離さないと誓った手。
ペアの指輪が光っていた手。

もうあの輝きが戻ることはない。

これは、世の中に溢れている恋愛の、一組の男女が辿った道。
再会
2010/04/20 10:47
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