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五十四話 アリア・ユグレット

 ————コイツは、ヤバい。


 何がやばいのだとか、そんな事を考えるまでもなく本能がそう告げている。そして、それを信じろと。信じる他ないのだと否応なしに理解させられる。それ程までに、殺意飛び交うこの場にて、このダンジョン深層にて、悠然とした様子で愉しげに笑って俺達に話しかけてきた男の存在は異常に過ぎた。

 まるで悲鳴でもあげるかのように、肌は粟立ち、脳内では忙しなく警笛が鳴り続ける。

 「今すぐに斬り殺せ」「それが出来ないならば、今すぐに逃げろ」その二者択一を一瞬で迫られる程には、メレアと呼ばれた男は脅威だった。


 お陰で、少し前までに聞いていた筈の会話すらも頭からすっかり抜け落ちている。


 焦燥感に身を焦がされながらも、俺が選び取った選択肢は————


「オイッ!? アレクッ!?」


 手にする得物の柄を血が滲む程強く握り締め、肉薄し、斬り捨てる事。

 「逃げろ」と訴え、危険信号を灯してくれた本能からの忠告を蹴り飛ばし、全力で。全開で。全身全霊でもって、排除する事だった。


「正攻法じゃ敵わないと知るや否や、捨て身で真正面から不意を討ちに来た、と。その判断は素晴らしい。きっと、私が君の立場であってもその選択肢を掴み取った事だろう。ただ————」

「————〝燃え上がれ(アンザス)〟————ッ!!!」


 グロリア(そいつ)を忘れちゃ駄目だろう。


 嘲るように。

 諌めるようにメレアがそう口にする。


 けれど、そのくらいは想定範囲内。

 俺が頭に血が上っている事をいい事に、グロリアは魔法を使ったのだろうが、ちゃんと周りは見えている。狂気じみた特攻を敢行すれば、グロリアから横槍が入ってくる事くらい。


 故に。


「〝反転魔法(リフレクト)〟!!!」


 虚空に陣を描く。

 白銀のソレは、襲い来る魔法を例外なく跳ね返す反転の陣。それを————グロリアに返すのではなく、俺はメレアに殺到するように調整。


 まるでそれは、事前に打ち合わせでもしていたかのような連携のようでもあって。


 視界を覆い尽くす程の業火が一瞬にしてメレアへと牙を剥く。

 逃げるにせよ、間違いなく時が足りない。

 かと言って防御系の魔法を行使するにせよ、間に合う筈がない。


 自信を持ってそう言える程のタイミングであり、渾身とも言える不意打ちだった。

 ……だった(、、、)、のだ。


「……アレクに、反転魔法(リフレクト)、ねえ。あぁ、思い出した。君、エルダス(、、、、)が言ってた弟子か」


 腰に下げていた剣を一瞬で鞘から引き抜き、斬り上げ一閃。

 圧倒的な物量を誇っていた筈の業火に、一筋の剣線が入り込み、ぱっくりと左右に別れるように奥へと吹き抜ける。


 倒せるとは思っていなかった。

 けれど、グロリアの時のように多少なり、傷は見込めると信じて疑っていなかった。

 しかし、その予測は見事に裏切られる。


「……あんた、エルダスを知ってるのか」


 二重の意味で驚愕だった。


 一振りで、グロリアの一撃を凌いだ事。

 そして、目の前の剣士がエルダスの名を持ち出した事。


「それなりにな」


 何事も無かったかのように振る舞いながら、メレアが答える。

 笑みを向けてくるその行動は、余裕のあらわれなのか。ただ、一つ確実に言える事は、ソレが間違いなく数瞬前に己を斬り捨てようと試みた相手に対する態度でない事。


 やがて、エルダスを知ってるのかと問うた俺の態度から察したのか。

 返ってきた答えに対する表情を見てなのか。


 判然としないが、何を思ってか。


「なるほど。なるほど。その様子を見る限り、君はエルダスを追ってるのか。でも、それはやめた方がいい。他の人間ならば兎も角、君は(、、)やめた方がいい」


 メレアは俺に向かって、含蓄のある口調でそんな事を言ってくる。

 そこに悪意はなく、あえて込められたであろう感情を言葉に変えるとすれば、「同情」のようなものなのだろう。

 何処か彼は、俺を哀れんでいるようにも見えた。


「どうせ、エルダスからは何も聞いていないんだろう? 自分の母親が、どうして死んだのか。その理由も、何も知らないんだろう?」


 不意に思い起こされる過去の記憶。

 遠い遠い昔の記憶が、一瞬にして色を取り戻し、呼び覚まされた過去の声が、俺の脳内で囁いてくる。


 ————キミのお母さんには、恩があってね。


 エルダスは、それ以上は言ってはくれなかった。けれど、それ故に俺の世話を焼きたいと申し出てくれた上、魔法を教えてくれた。

 時には悩み事や、我儘だって聞いてくれた。

 俺にとって、本当の兄のような存在だった。


 その、大切な記憶が、意味深に告げられたメレアの言葉のせいでごちゃ混ぜになって錯綜する。

 ただ、俺がエルダスを信じる理由はあっても、目の前のこの得体の知れない剣士の言葉をそのまま信じる道理はないと割り切る事で我に返った。


「……じゃあ、あんたは知ってるっていうのか」

「そりゃ勿論。君のお母さんが死ぬ(、、)理由を作り出したのが他でもないエルダスだって事くらいは」


 自分でも分かる程に、頭に血が上っていくのがよく分かる。

 ただの挑発のようなものだ。

 そう、頭の中では理解してるのに、感情が追いついてくれない。


「君は何であると聞かされた? ありきたりな答えであれば、流行病といったところか」


 物心つく前に、俺の母は亡くなっていた。

 親父曰く、流行病で命を落とした。

 そう、聞いている。


「けれど、それは事実じゃない。ただのでっち上げだ。そもそも、君は自分の母の事をどれだけ知っている? あれ程(、、、)の人間が、流行病ごときで本当に落命するとでも?」


 俺は、母親の事を殆ど知らない。

 ……というより、親父が語りたがらなかった。


 だから、俺もあえて聞こうとはしなかった。


「いいか。本当の理由はな————」


 信用など、微塵もありはしない人間の言葉だというのに、無性に意識が吸い寄せられる。

 頭の中は、「どういう事だ」と言わんばかりの疑問の言葉で埋め尽くされ、最早前は見えていなかった。


 転瞬。

 戦いの場にありながら、阿呆にも無防備を晒していた俺の下に、割れんばかりの衝突音が。

 遅れて、怒声が響き渡った。


「一旦下がりやがれッ!! クソ(、、)アレク!!! 敵の言葉に一々耳を貸して動きを止めてんじゃねえよ!!!」


 気付けば、滑り込ませるように俺へと向けて振るわれていた〝血染めの霞(ブレード)〟と呼ばれていた赤色の剣。

 それをオーネストが払いのけながら、無理矢理に俺とメレア達との距離を取らせんと勢い良く蹴り飛ばされ、そして再び我に返った。


「……悪い」

「そう思うンなら、働いて返せ」


 立て続けに振われる二撃目、三撃目を凌いだ果てに、オーネストはその場から飛び退いて蹴り飛ばされた俺の下へと着地した。


 やがて。


「……てめえ、〝剣聖〟と知り合いだったのか」


 そう言えば、〝剣聖〟がどうとか。

 メレア・ディアルがどうとか話していたなと今更ながらに思い出す。


 そうか、あいつが〝剣聖〟か。


「いや、違う」

「にしては、感情の出し方が異常だったぜ。親の仇にでも出くわしたのかと思った程にな」


 目にした直後。

 即座に斬りかかりに向かう行為もさることながら、感情の出し方が尋常じゃなかったとオーネストは言う。


「……親の仇、か。強ち間違いでもないのかもな。ただ、曰く、知り合いの知り合い、だそうだ」


 疑わしい部分は多分にあれど、恐らく、あの物言いからして知らない仲ではないのだろう。

 何より、あいつは俺を見てエルダスの弟子といった。


 まるで、事前に俺という存在を知っていたかのような物言いであった。


「邪魔、しないでくれないかな、グロリアくん」

「……敵対行為を初めに取ったのは、僕の記憶が正しければお前からだったような気がするんですがねえ゛!?」


 邪魔をしない理由がない。

 自分の行動を、よくよく思い出したらどうだ?


 俺とオーネストの存在を捨て置き、殺気を飛ばして言い合いを始めるその様子から、先の行為はメレアに助力する為のものではなく、ただ単に俺という存在が邪魔だったからだけかと小さく安堵。


「恨むんなら、僕を散々虚仮にしてくれた少し前の自分を恨んで下さいねえ゛!?」


 しかし、俺とオーネストがいる中でメレアにだけ意識を向けるという愚を冒す気は無いのだろう。


 言葉では精一杯の挑発を行いながらも、数度に渡る剣戟を経て、グロリアは距離をとっていた。


「……それで、どうするよアレク。あちらさん、どうにもお前を御所望みたいだぜ?」


 好敵手を見つけた。

 というより、良い玩具を見つけた。


 そんな感想に近い好奇の視線を俺がメレアから向けられ続けていた事実をオーネストがあえて言葉に変える。


「……やるしかないだろ」


 逃げられる気はしないし、たとえ逃げられたとしても、その後は?

 ヨルハ達はどうなる?


 ……そう考えれば、背を向けて逃げ出すなど、論外でしかない。


「ま、そうなるわなあ? 〝ラビリンス〟の攻略のつもりが、とんだ大物が釣れたもんだ」


 〝剣聖〟メレア・ディアル。

 〝憤怒〟のグロリア。


 前者に至っては間違いなく、ダンジョンボスより比べるまでもなく厄介な人間である。


 そして、揺るぎない事実をあえて口にするとすれば、剣では万が一にも勝ち目はない事か。

 だったら、やる事は自ずと決まってくる。


「……〝リミットブレイク〟の制限時間、忘れンなよ」


 俺が何をしようとしているのか。

 それを悟ったであろうオーネストからの忠告が飛んでくる。


 〝リミットブレイク〟の使用制限時間はおよそ、10分。

 本来であればそれだけあれば十分であると思えるが、今回ばかりはどう転ぶか分からない。


「……分かってる」

「なら、よし」


 くは、と幾度となく見てきた三日月型に歪む傲岸不遜なオーネストの表情を横目に、俺はもう一度だけ、少し前に紡いだ筈の言葉を繰り返す。


「————〝五大元素解放(カラフル)〟————」


 けれど、今度は、色鮮やかな魔法が無闇矢鱈に発動される事はなく、俺が今立つ場所を中心として特大の魔法陣が足下に広がるだけ。


 そしてその侵食は、程なくグロリアやメレア達の足下にまで及んだ。


「オレ様があの〝二重人格〟を止めといてやる。その代わり、あのクソ野郎をぶっ倒せ。いいな?」


 いつものオーネストであれば、強い奴と知るや否や、脇目も振らずにそいつを寄越せ。

 とかなんとか言いそうだったのだが、先の俺のメレアに対する反応を汲んでくれたのか。


 グロリアの方を足止めすると口にし、オーネストは俺の返事を待たずに飛び出して程なく凄絶な衝突音を響かせてゆく。


「それで一体、これは何なのかな」


 グロリアをオーネストが。

 とすれば、残る組み合わせは俺とメレアのひとつだけ。


 故に、足下に広がった魔法陣を軽く見詰めながらメレアは余裕綽々とした態度を一切崩す事なく問うてくる。


「……わざわざあえて、俺も相手の土俵に立つ気はないんでね」


 〝剣聖〟と呼ばれているくらいだ。

 〝ラビリンス〟の最下層にやってくるくらいだ。

 そして、先の一瞬の攻防。

 それだけで、メレアの剣の技量が並外れている事くらい、俺にだって分かる。


 そんな俺が、目の前の敵を出し抜けるとすれば、それは間違いなく剣ではないナニカに限定される。とすれば、やる事は一つだろう。


「それに、俺は剣士じゃなくて〝魔法師〟の身なんだ」


 今更、剣士として尋常な勝負を求めるほど、彼の頭は真面なつくりをしていないだろう。

 寧ろ、この状況をどうにか抗おうとするその気概に喜びに震える側の人間である筈だ。


 だったら。


「なら、魔法師は魔法師らしく、魔法を使うべき、だろ? それが、答えさ」


 この魔法陣は、魔法行使に必要なもの全てを取っ払う為のもの。

 陣を描き、言葉を紡ぎ、発動させる。

 その常識を掻き消し、たった一工程。


 ただ、そう在れと願うだけで。

 引き金を引くだけで、魔法を発動させられてしまう正真正銘、奥の手。


 ————その余裕、後々、仇となるぞ。


 心の中でそう告げながら、俺はメレアを今一度見据える。


 足下に広がる魔法陣が展開されている限り、予備動作は一切不要。願えば、願った通りの魔法が発現される。

 そんな、魔法師にとって夢のような時間。


 故に、


「—————」

「ほ、うッ!?」


 そこからはもう、言葉は不要だった。


 手を軽く振るう。

 たったそれだけの動作で、一切の間隙すら許さない360度魔法に覆われた飽和の状況が出来上がる。

 属性は、数ある属性の中でも発動速度が最速と謳われている————雷。


 本来であれば確殺に至ったと考えるべき展開。

 しかし、メレアはその状況すらもいとも容易く斬り裂いて喜悦に口角をつり上げる。


「なる、ほど。なるほど。成る程成る程成る程! 道理であのエルダスが弟子自慢をするわけだ! 確かにこれは凄まじい!!」


 剣で戦うには俺の技量が足らなさ過ぎる。

 だから魔法を選んだとはいえ、普段ならば大技と言える魔法の怒濤の連発を薄氷でも斬り裂くように苦もなく凌がれては堪ったものではなかった。


「いや、ここではエルダスの弟子ではなく、流石はアリア(、、、)・ユグレットの子供というべきか?」


 母の、名であった。

 言い換えられたその言葉に、お前が一体、何を知ってるのだと言いたくなる。

 俺の中の理性が、研磨機のようなもので瞬く間にガリガリと削られてゆく。


 そしてそれに呼応するように、魔法の威力。

 加えて物量も、跳ね上がる。


「だが、これでどうにかなると思っているのなら、浅慮に過ぎる」


 大技の一点集中では、斬り裂かれて終わるだけ。だったら、時間差で————!!


 そう考え、実行に移せど、今度は斬り裂くのではなくあり得ない挙動にて目にも留まらぬ速度の魔法を躱してゆく。


 ここまでくると、本当に同じ人間なのかと疑わしくもあった。


「威力自体は申し分ない。この状況下(、、、)ならば、私がこれまで会ってきた魔法師の中でも五指に入る程だろうさ。ただ、如何せん、致命的に足りないものがある」


 剣を片手に、迫り来る怒涛の連撃を斬り裂き、いなしながら、メレアが語る。


「冒険者としては、百点満点かもしれない。だが、魔法師としてなら落第だ。倒してやるという気概は感じられるが、そこに〝殺す気〟というものがちっとも感じられない」


 ————だからこうも、容易く斬り裂ける。だからこうも、真正面から斬り裂けると認識出来てしまう。


 そう言ってまた、メレアは魔法を斬り裂いた。


「そんな生温さでは、誰も怖がっちゃくれない。視線の一つすら外してくれない」


 そしてもう一度と魔法を斬り裂いた直後、一貫して防御に徹していたメレアが、斬り裂いた事で生まれた空白を利用し、剣を上段に振り上げ、


「真に退けたいならば、殺す気でこなくちゃ駄目だろうに」


 殊更に、言葉が止められる。

 やがて。


「—————丁度、こういう風にさ」


 勢いよく、俺の目の前でメレアが手にする剣が振り下ろされる。

 次いで剣から生まれ出る三日月の斬撃が、大地を削り、飛来を始めていた魔法すらも呑み込んで俺の下へと肉薄。


 ぞくり、と首筋が怖気立つ。


 その一撃は、先程までの無数の魔法よりも、何故か余程恐ろしいもののように思えた。


 ただ、それは恐怖心を掻き立てるものではあったがあくまで直線的な攻撃。

 避けてしまえばなんと言う事のない一撃。


 そう考え、その場から退きながら次に備えるべく魔法を行使しようとした俺の視界には何故か、まるで初めからその場に居なかったかのようにメレアの姿が掻き消えていた。


 次いで、声が今度はすぐ側から聞こえてくる。


「視線を逸らしちゃだめだろ。特に、格上相手なら尚更に」

「————がッ」


 ビキリ、と痛みを感じるより尚早く、肋骨が悲鳴をあげる。メレアを探すという一瞬の隙。

 そして側から聞こえてきた声に気を取られた刹那の隙を突いて懐に潜り込んでいたメレアによる蹴りであった。


「ぐ、ぃ゛ッ」


 本来であれば、後方へと蹴り飛ばされていたであろう渾身の一撃。

 しかしそれを俺は、足下の地面を無詠唱で隆起させる事で勢いを殺し、強引にその場にとどまり続ける。

 無論、足部にかかる負担や痛みもある。


 けれど。


「な、ら、今度は離さない……ッ!!!」


 じんわりと滲み、全身へと侵食を始める痛みを限定的に無視し、メレアに倣うように今度は俺が不敵に笑ってやる。


「踏み込んでくれて、助かった。距離があると、斬られるみたい、なんでね。だが、ここじゃあ流石のあんたも斬れないだろ」

「……へえ」


 自傷は覚悟の上。

 何がなんでも、この瞬間を逃すわけにはいかなくて、肋骨付近にめり込んでいた脚撃を、手でがしりと掴み、逃がすまいとする。


 その時、俺は初めてメレアの想像を上回ったのか。


 そう、来るのかと————メレアは何処か楽しそうに、仕方なさそうに言葉をこぼした。


 如何に移動の速度が速かろうと。

 この瞬間だけは俺の魔法の方が何であろうと上回れる自信があった。

 故に。



 ———————落ちろ。



 心の中で、そう一言命ずる。


 同時、俺すらも巻き込まんと特大の落雷がメレア目掛けて撃ち放たれ、雷鳴が場を呑み込んだ。

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