脳筋の王 坂本 有利
初作品で趣味的にやってみます。
コメントでこんな事して欲しい等送ってくれると実践してみるかも…
目の前が真っ白になりその光が収まると唐突にお城の様な場所に移動をさせられた。
そして目の前には何人もの黒いローブを着た者たち、奥の玉座にはこちらを人とは見ていない醜い王様と黒い笑みを浮かべた姫様がいた。その停止した顔の憎たらしさに思わず…
歩きよって殴り飛ばしてしまったーーーーーーーーーーー
現在この世界の時間は停止しており、今この世界で唯一普段通りの時間で行動出来る勇者達はこのお城の様な場所で作戦会議をしていた。
「なぁ裕利、聞きたいんだが何であの一番奥にいたゲッスい顔したおっさんの事殴り飛ばしたりしたんだ?」
そう直人に言われた俺は、
「俺らを使える道具みたいな顔で見ててむしゃくしゃしてやった。後悔はしているが反省はしていない。」
と俺が言うと直人は明らかに顔をひくつかせて、
「おい悠人、こいつ置いて俺らだけで逃げるぞ」と言いそのまま悠人の方も見ずに扉に向けて足を動かし逃げようとするが…
「待って下さいぃぃぃ!!この状態で置いてかれたら死んでしまいます!!」と俺が足に縋り付いてなんとかこの場に縫い止めた。
「じゃあこの状況をどうやってから抜けるのか他の案を言ってみろ!」と振り返りながら直人は言ってきたがそんなの即答できる。実に簡単だ。そうーーーーーー
「そういうのは俺らの頭脳。直人様の出番だろうと…
待って!逃げようとしないで!何でも言う事聞きますので助けて下さい!」
そう俺が言うとまるでその言葉を待っていたかのようにピタリと止まり、いい笑顔で振り返ると一言
「言ったな?」
助けてもらうために自分が口走った事に気付き訂正しようとするが…
まぁ別にいいかと言う結論に至った。
まだ一人主人公が出てないっていうね…