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名もないオヤジたち 作者:牧空素
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発端


 Aは小説家になろうとパソコンの「小説家になろう」というサイトに登録して「牧空素」という名前で小説を書くことに決めた。
 小説の名前は
「名前のないオヤジたち」
 である。この題名は、朝起きてふと電波的な思い付きによって作られたものであり、それ以上でなければそれ以下でもない。自分の中では100話くらいで、1話、4000文字くらい書きたい。というのも、「小説家になろう」でググッてみると、どうやら4000文字くらいが丁度いいのらしい。しかし、最近はそうでもないかもとは、YAHOO相談の回答者の弁である。
 Aは本当は小説の1話あたりの長さなんてものはどうでもいいのであるが、そこは読者にとってのリーダビリティーを高めた方がいいだろう。だが、仮に読者がついたところで、内容が充実していなければ、どうしようもないのである。
 小説とは紛れもなく時間泥棒であり、読者はAのこの文章を読んだとする。すると、他のことができなくなってしまい、その分、死まで一歩近づいているのである。そういう意識で書かないといけない。書く以上は、一生懸命、血反吐が出るほどのものを仕上げなくてはいけないということである。
 最近、Aは鼻水がしょっちゅう出るので、近くにトイレットペーパーを置いて、鼻をかむことにしている。今も右穴二回、左穴三回出して、トイレットペーパーの芯の穴の部分に押し込んだ。そして、Aは再び、何か書こうとしたが、何を書くのか忘れてしまった。
 確かどうして名前のないオヤジたちというタイトルなのかということであるが、いろいろな人物を登場させてみようと思うのだ。たとえば、BやCやDである。こういう風にアルファベットにした方が逆に覚えやすいような気もするのである。
 そして、ある程度人がたまったら、サブタイトルに「登場人物の紹介」としておけばよいだろう。この話(今話。今、見ている回の話。これ。ほら、今、目の前にあるやつ)のタイトルは「発端」にしたい。発端というとまるで、誰かに急き立てられたかのような書き出しであるが、しかし、「小説家になろう」というサイトに加入したということは、小説家になろうと急き立てられているのである。だから、何でもいいから、ということもないが、小説を書かなければいけないし、書かないと
「こいつ読み専なんだな」
 と思われるだろう。それも良いのだ。読み専という人たちがいないと小説が成立しない。そもそも小説とは原始時代の語り部である。多人数の中の少数者であり、つまり小説を書くやつなんていうのはおかしな奴なのだ。おかしな奴が集まって、どうやったら良い小説を書けるかなんて言いあっているのである。多分、その中でも組織構造ができて、トップになれたりするのであろう。しかし、それは文壇内のことであり、多人数からしてみれば内輪の話でしかない。
 では、多人数をどうすればいいのかというと、これはなかなか難しい。ほとんど予測不可能である。小説を書くという行為はしかし、少人数ではなくて多人数に向けて行われることであり、そこを考えるとまるで荒波の上に筏を組んで、海を渡るようなものであり、無謀極まりないものであり、だから皆の者は、テンプレなどを用意して、わかりやすく安全を確保しながら筆を進めるのである。
 さて、Aはふと思う。
 こんなどうでもいいことで紙面を費やしている場合ではない。これではまさに自分が時間泥棒になってしまうではないか。だが、Aは、昨日の自分を思い出した。PSPという携帯ゲーム機で、一人でえんえん、「魔界戦記ディスガイア」をやってしまっていたのである。
 これが本当に面白いのだ。実はこのゲームを280円くらいで買ったのは四年前なのであるが、なるほど面白いはずである。このゲームをきっかけにビルを建てることもできるだろう。それほどの念の入ったゲーム構造になっているのだ。
 世の中の人は何をやっている。今すぐこのゲームをやるべきだとAは思ったが、アマゾンを調べると、何とディスガイアは5か6くらいまで出していた。なるほど、面白いものには続きものになるという宿命が待っているのらしい。だが、Aは初代だけでやめておこうと思った。
 面白いものの良い所だけをつまんでゆく。こういう生き方をした方が得だ。だから、このサイトの活動報告に、「初代ディスガイア面白し」と書いたら、ふじわらしのぶさんという方から返信があって、「ソウルクレイドルはストーリーもいい」ということらしかった。
 Aは、ふじわらしのぶさんと、白塔真実さんとは長い付き合いだったので、追々、そのことも書いてゆくことになるだろう。ただし、友情を破壊したくないので、後者の方は名前を変えさせていただいた。というのも、やはり、Aは男であるし、ひょっとしてこいつストーカーではないかと思われたくはないのである。あんまり、この小説に投稿していると「さてはこいつあたしに惚れているな」と思われてしまうかもしれない。
 実は最近、Aはパンダの陰嚢といった状態であり、これはどういう状態かというと、昔、犬のブリーダーの話をきくと、良い犬種なのにセックスをしたがらない犬がいて、そういう犬は無理やり後ろから、雌犬につがわせて押したりするのらしい。つまり、それほど、Aにはやる気がない。セクハラとかもする気もないということなのである。
 っていうか、Aは
「しまった」
 と思った。
 つまり後者の人を安心させるために、自分にはその気はないですよ。ということを書いたのであるが、それを書いたことによって潜在意識的にはそういう気がありそうなことを書いてはいないだろうかということであり、これは悪魔の証明になってしまう。
 いっそのこと、その気はないということを証明するためにそれをやってみようか、ということまで書きそうになったが、待てよ、それを書いたら、話があべこべになってしまう。だが、それも一つの真理であり、まるで、平和のために戦争をする。みたいなことになっている。まあ、でも、人間というものはそういうものかもしれない。
 あいや、それを認めると、Aはストーカーにならないといけないのだ。ことほどさように世の中というものはややこしいものであり、Aはいっそのこと、男と女なんてなくなればいいのにとも思っていた。もちろん、それはAの陰嚢がパンダの陰嚢だからであろう。
 さて、話は戻るがそれから、ふじわらしのぶさんのお薦めの
「ソウルクレイドル」
 のアマゾンレビューを見る。
 まあ、なかなか面白そうだ。ただし、その前に「ディスガイア」を最低でもシナリオクリアくらいまではやりたい。もし、ソウルクレイドルを買うとしたら、350円くらいであろうか。近くのコンビニのアマゾンカードで1500円くらいで、購入して、やってみたいが多分、かなり先のことになるだろう。だって、この小説を完成させないといけないからである。ちなみにクレイドルとはゆりかごである。つまり魂のゆりかごということだ。なるほど、子守唄のような話なのか。
 そういえば、
「クレイドル・オブ・ラブ」
 というロックナンバーを昔きいたことがあるのを思い出した。あれは、愛のゆりかごということなのか。ロックなのに、どうしてそんなタイトルなのかわからないが、しかし、ロックというのは、歌詞を詳しく調べるととんでもなくヘタレな歌手が多い。
「君は激しすぎるんだよ。
 だから、もっと優しくしてくれ」
 みたいな歌詞だったりもする。ちなみにこれは「ダウン・スロウ・イージー」である。ホワイトスネイクという昔のハードロックのバンドで、Aが学生時代に、延々、学生会館で、学生が歌っていたのであり、空で覚えてしまった。カラオケでも歌うが、声を無理やり高くするので、かすれてほとんど歌えなかったりする。しかし、それこそがロックだ。と勝手にAは思っているが、こんなおっさんのカラオケの話なんか書いても読者は鼻白むであろう。
 どうでもいいことであり、それをいったら、何だってどうでもいいことであるのだが、Aは、とにかくこの小説だけは削除しないで、最後まで仕上げようと決意した。というのも、最近、Aはかなりの量の小説を削除してしまったのだ。これは運営にも迷惑をかけるし、こんなことは二度としてはいけないとAは反省している。だが、これで四度目くらいであるが、今回こそ、真性に反省した気持ちなのであり、いえい!真性に反省の巨星の男性、本性は虚勢、事実上の去勢、どうせいっていうんだ、わからない人生、精包こすりつけるザリガニの性交、イエイ!イエイエイエ!
 って何の話をしていたのか忘れてしまったのであるが、そう「ディスガイア」は面白いということなのであり、試みにこのゲームのシナリオライターを探すと、今のこの日本一ソフトウェアの社長になっていて、サイトで見るとぬいぐるみみたいな帽子を頭に乗っけて仕事をしていた。
 もちろん、いつもぬいぐるみみたいな帽子を頭に乗っけてはいないだろうし、ゲーム会社はブラック企業だという話もきいたことがある。この会社がそうだというつもりはないが、Aは、ブラック企業では働きたくなかった。コンビニをやっていたのでこりごりであったが、また近いうちにコンビニで働くかもしれない。というのも、入るのが楽だからだ。本当はコールセンターで働きたいのであるが、実はそんなに興味もない。
 とまあ、Aの紹介はざっとこれくらいになるだろうか。あとは読者の皆様が勝手に妄想していただければよろしいし、多分、今後の話の具合によって、千変万化することだろう。ちなみに、Aはこの故事成語を、「せんげんばんげ」と覚えていたが、「せんぺんばんか」であった。変をどうして「げん」と覚えていたのであろうか。よくわからないが、そのせいで、千変万化という言葉に違和感を持ち続けたままでいる。いつまでも、持ち続けてもいけないので、ここに記しておこう。千変万化!イエイ!
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