十九話!友人との平和な日々
タイトルの語尾友人縛りが辛いので、タイトルの中に友人を入れる風にします。
週があけた月曜日。俺は六時半に起きた。それ自体に特に意味はなく、いつもより少しはやめに起きたな、と思った。
大体の登校準備が終わっても、時間は余っていた。予習復習を朝にやるような性質でもないし、早く家を出るかな、と思い、家を出た。
ドアを開けると、遊は居なかった。ああ、いつも俺が遊より遅いのは、時間が余ると、ネットをやってしまい、結局ギリギリの時間で出てくるのだな、と妙に納得した。
そんな感じであれこれ考えていると、遊が出てきた。
「おう、空太。今日は早いな」
「おはよ、たまたま早く起きてね」
たわいもない朝の挨拶。それが終わると、俺たちは雑談をしながら学校に向かった。
いつもと変わらぬ登校風景。時間は早いので、北条の待ち伏せは無かった。反省しているといいな、と心の中で思いつつ、歩いていた。すると、横から、誰かの声がした。
「おはよー遊君と……空太君」
ついでっぽいな。気にしたら負けか。
「おう、おはよう、三井」
声をかけてきたのは三井だった。続けて俺も、
「三井、おはよ」
と、挨拶を返す。そして、自然な流れで、三井は俺たちに合流した。
「なんか、おもしろいラノベはあったかい?」
三井が俺ら、95%以上は遊に聞いてきた。
「ねーな。買いに行ってもいないしな。空太はどうなんだ?」
「遊に同じく。ネット上では、なんだっけ?農業物?が面白そうだった」
ストーリーとか雰囲気だけ覚えて、タイトルを忘れること……あるよね。
「そうかー。まぁ、そんなもんかー」
軽い調子で、三井が言う。続けて、
「ラノベは飽和現象がやばいからなー」
と続ける。いつの間にか、佐々木まで居る。
「おはよう。遊君」
完全に俺はハブられたな。ひでぇ。
「おう、おはよう」
「おはよ」
遊に続けて 一応俺も挨拶をする。一応は強調されているぞ!
「あぁ、空太君も、おはよう」
単純に気づいていなかっただけ……だといいな。多分そうだよね。
「何の話をしていたの?」
という佐々木の質問に、三井が
「ラノベの話だよー」
と軽く答える。
佐々木が、
「ラノベか……私はアニメばっかで、ラノベはあんまり読まないからね……なんか、おすすめある?」
佐々木が顔を遊に向けて言う。あい、俺らは話すなってことですね。
「うーん。とりあえず禁書読めばいいんじゃない?」
あれは万人受けする内容じゃないと思うけどな。と俺は思ったが、佐々木なら遊の薦めたものなら、なんでも、喜んで読みそうだなと思った。そこで、俺らは靴箱についたので、話を切りやめ、靴を変え、教室に行った。
教室についてからも、俺らは雑談を繰り返していた。うん。その後も今日一日はのんびりとした平和な日々を過ごした。こんな日々が続けばいいなーと内心心の中で思った。
対北条防衛網(俺命名)はまだ続いているらしい。それがなければ、平和な日々ではなかっただろうな。