表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
反則スキルの条件付き確率  作者: どこにでもいる主人公
プロローグ「        」
1/8

いつもの朝

 『春眠暁を覚えず』っていい言葉だよね。座右の銘にしてもいいくらい。そんなことをぼーっと考えながら夢と現の狭間をさまよっていた私の枕元で『春眠~』の情趣を解さない無学な目覚まし時計くんがジリリリリと騒ぎ出した。

 殴って黙らせた。

「あと五分……」

 ……もう、布団って、最高。

 あったかくて、ふわっふわなのは言うまでもないけど、なんかもう匂いも好き。好き好き大好き。ここが私のベストプレイス。

「姉ちゃん!いつまで寝てんの?今日は月曜日だよ」

 そしてまた、私の平穏を侵略せんとする第二の刺客がドアの向こうから現れた。そいつはつかつかと私のベッドまで歩み寄ると、あろうことか愛しの掛け布団たちをひっぺがし、カーテンを開け放った!ま、まぶしぃ、浄化されてしまうぅ。

「ぐぁあぁ、やりおったな、『生ける目覚まし時計』!」

「そんなくそダサい名前は御免だわ!愚姉の実弟、大河です。どうぞ宜しく」

 リビング・アラーム・クロックこと、弟の大河14歳の登場だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] いえいえ、あらすじで面白そうだと思ったので余りに一話が短いのは……と感じたんです。 頑張ってください!!
2020/11/02 12:17 退会済み
管理
[一言] ちょっと短くはないでしょうか
2020/11/02 00:48 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ