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南さんは南にしかいない  作者: 柊秋人
10/10

【番外編 南さんとハロウィン】



【登場キャラクター】



 ぼく  南さんに興味がある男子高校生。



 南さん 南にしか興味がない女子高校生。


南さんというのはぼくのクラスメートの名前だ。

今日は10月31日。

ハロウィンである。


今日の南さんは、いつもと様子が違った。

そんなわけで、いつも通りに南さんに話しかけることにした。


「ねぇ、南さん」

「なに?」

「あのさ、聞きたいことがあるんだけど」

「いいわよ」

「なんで、瓜のコスプレなんてしてるの?」


そう、南さんはハロウィンだからなのか白瓜のコスプレをしていた。


「なんで、わからないの」


南さんは少し不機嫌そうにいう。


「なんでって。わからないから聞いたんだよ。というか、学校にコスプレしてきちゃだめでしょ!」

「あなたの事、見損なったわ。ミナミスト序列第1位の称号は剥奪ね」


南さんは、怒って教室の外へ出て行ってしまった。

ぼくには、その行動が理解できなかった。


そもそもミナミストってなに?

序列第1位ってなに?


初めて出てきた単語のおかげで僕は混乱していた。

この混乱で、僕は1週間寝れなかった。


後日、クラスメイトから聞いた話。

南さんは、南さんの南、コスプレしていた瓜を合わせて南瓜(カボチャ)になるから、「ハロウィンと上手く掛けられているでしょ(どや顔)」をしたかったのではないかと言われた。



「南さんは南にしかいない」



 原作: 伊更木音哉/伊古元亜美



 執筆: 伊更木音哉


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