この願い、届け
今日は何の日?
一年前、あなたがそう言ったのを思い出した。
七が並んでてめでたい日。
私はそう答えた。
星野はロマンがないな。
あなたはそう言った。
私、わかってたよ。七夕だってごとぐらい。
けど、わざと違うこと言ったの。
なぁ、今日祭り行こうぜ
私はいいよって言った。
あなたは笑顔だったけど、私は心配ばかりだった。
あなただって気づいてたんでしょう?
今年が最後だ、って……。
祭りにいった翌日、あなたは彦星と織姫のいる世界へ飛びだった。
祭りに行ったとき、
星野は何をお願いした?
ってきいたよね。
決まってんじゃん。願いはひとつ。
私は今年もお願いしたよ。
一人空をみて、お願いした。
彼が私の中で生き続けますように。
あなたは今日も私の中では笑顔のままです。
久しぶりに書いたから文が!
悲しい。なんか最近悲しいお話しか書けません。
彦星と織姫は雲の上なので雨降っても会えるんでしょうか?←