見た目は大事なのだ~の巻
頂天眼が家に来て、半年が経つ。玄関にいるのでお客さんは必ずといっていいほど水槽をのぞいて、一言何か感想を言っていく。
大人の人はまず、「金魚の種類」を聞く。私がうれしそうに説明するので、容姿についてはほとんどコメントはしていかない。大人だもの、である。
子供は正直だから、見て喜ぶ子と気味悪がる子に分かれる。
「こわい~」のぞきこんで叫ぶ子もいるし、「でめ~」と喜ぶ子もいる。
頂天眼はペットショップでもほとんど見かけないし、私もオチビを見たのが初めてだった。
金魚の飼育本にも写真が載っているが、ユニークとか、変わったカンジとかのコメントがついていて、なんだか変わった人が飼っちゃうちょっと変な顔の金魚だよ、みたいな扱いを受けているような気がする。
バケツを覗いたときの私の第一印象は「かわいい」であったが、家の実家の母親は「なんでこんな変な顔のを飼っているのか」真顔で言い、我が妹たちも「そうだ、そうだ」というので好みは人それぞれなんだなあと変な感心をしている。
頂天眼も写真と実際がずいぶん違うんじゃないかと思う。今はあちこちで動画も見れるから、是非見て欲しいと思う。一生懸命泳いでいてカワイイのだ。
私もオチビ達の写真を撮ってやりたいと思うのだが、普通に写すのも下手なので、金魚のような小さいものを上手に写せるわけもなく(カメラもいまいち)何度挑戦しても、とてもブサイクちゃんに写ってしまう。それでもめげずに記念だからとブサイクちゃんの写真を増やす私なのだった。