プロローグ
えーと…よろしくお願いします
「怪物を倒そうとするものは、
自らが怪物にならぬよう気をつけろ。
お前が深淵を覗くとき、
深淵もまた、こちらを覗くのだ」
dyフリードリヒ・ニーチェ
ここは楽明界。
楽明界では、天使、神、人間、魔族、鬼などの多彩な種族がおり、一応小さいいさかいもあれど共存している。そして、楽明界を守るためかのように、とても広い範囲に、とてつもなく強固な「結界」が貼られてある。結界の名は、死李玖結界。そして、楽明界から出たものは、「いない」
楽明界から出られない理由は5つ
1 結界まで、高い崖が楽明界の周りにあって
たどりつけない。
2 結界を破壊できない
3 結界の魔法陣がない(同上)
4 崖の上に行って、行方不明になっている。
5 何者かに「意図的に」殺されている
そして、出ようとした全員が、「行方不明」になっている
楽明界では種族があり、魔術があり、スキルがあり、レベルがある世界。魔物や魔王は小説にしか出てこない世界。「だった」
2037年1月21日、世界中に突然釘状のものが発見され半径1メートルに結界のようなものが張られた。そしてネットやメディアに発信され、1次期有名になった。そして3年後の物語である
この世界では、生まれてから5歳の誕生日、楽明界にいる1万体の神から一人に、スキルをもらう。そして神はスキルを選べない
「ふぁあ〜〜あ、今日ソファで寝てたわ…」
といい、ちょっと魔術が得意で一人暮らしの2年生の高校生。
人間JK。白浜 結衣が目覚める。あれから3年がたとうとしていた
「ウゴっ高校生にして腰が痛い…どうしよ学校休もうかな…」
と言いつつ学校の準備を進めていく。
「ヤバ今日水泳あるんだった」
何を隠そう水泳の先生はバチクソ怖いのだ
洗濯してない…瑠璃に洗ってもらえるかな…
楽明界の魔術には、「適正」かある。適正も、5歳の時に、スキルと一緒に神からもらう。
瑠璃の適性は「水」と「具現」だ。具現は、その名の通り思ったことを魔力がある限り具現化する。瑠璃は結衣の親友だ。
「うわぁ…オワタ\(^o^)/欠席しようかなぁ」と現実逃避を始めていた。すると
「リンゴーン」とチャイムが鳴る。
「おーい起きてるか〜」とチャイムよりもうるさい声の由希が来た。結衣のもう一人の親友、由希がとてつもなく大きな声で言う
結衣はそのことを知っていたので耳栓を完備していた。もうチャイムいらんだろと思いつつだから即座に耳栓をかける。それでもうるさく感じるのだからもう由希は鬼か何かだと思う
「相変わらずうっさいわね!!もうちょい静かにできないの?」
と、本人は気づいていないが本人もだいぶ大きな声で言う。
「あははそれは無理な話だね私のボリュームは99から100までしかないわ」
はあ適性が「音」だからかしら
由希の適性は音だけである。適性を持てる数は1〜9まで観測されている。いくつも持っている方が珍しい。9個持っているのは史上で1人だけ。賢者ルイである。
この音声ぶっ壊れマンはどうしたら静かになるのかしら…と思いつつもほら、「早く行くわよ」と急かす。結衣は登校経路が由希と同じなので、一緒に通っている。
結衣が通っている高校は、
「明遊魔術高校」佐賀にある、偏差値まぁまぁ。歴史まぁまぁな高校だ。それでも生徒は個性豊かだし、いい学校だと結衣は思う。そしていつも通りの教室の扉をまたぐ。すると
「あんたまた水泳バック忘れたでしょ」
と結衣の友達の輪廻が言う。
輪廻の種族は月人で、輪廻の適性は月人が多く持つ、「予知」だ。何の前触れもなく発動するため、見たくない未来もたまに見る。
「うげっ」
と結衣が言い、苦虫を噛み潰したような顔にな顔になる。あんたがいるの忘れてた…
「そんな顔するなら私に借りてる1万円返してよ」とウサギの耳を逆立て輪廻が怒る。
はぁ。と輪廻はため息をつく。まぁこんな雑談ができるだけマシか。
世界中で釘が現れたときは、人が釘にめり込んで死体がそのままではいれなかったり、結界の中に入ろうとしたり、壊そうとしたり、建物にもめり込み、研究や工事などで税も高くなり、かなり治安が悪くなった。そのことを考えると、まだ余韻があるものの、かなり良くなったと思う。
今日は部活がないため、早く帰れる結衣は、由希が部活なので一人で帰る。
「づがれだ〜」と情けない声を出す。そのままスマホをいじって10分、玄関の外で「ドサッ」と言う音が聞こえる。(嫌な予感がする。)実際こういう時の結衣の予感はよく当たる。すぐに玄関を開け、「それ」を見る。それは明らかに重傷そうな人が倒れていた。
「ツっっっッ」ただ事じゃない雰囲気を感じ取り、すぐに悲鳴を飲む。結衣はすぐに治療を始める。
結衣の適性は、「治癒」 「封印」、「具現」である。治癒は珍しく、貴重にして、強力な適性である。治癒は少ない魔力量で、強力な治癒ができるため重宝される。
ある程度治療が終わったため、一応軽めの封印をかけて家に上げ、ベッドの上に乗せる。これが間違いだったことにきずかずにー




