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彼女に神の祝福は無く  作者: 雨竜秀樹


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第三話


 リグルット共和国国籍を持たぬ者に土地を売買してはならぬという国法がある。

 この当たり前の法律によるならば、オリヴィエは自分の土地を所有することはできない。彼女はこの国の生まれではあるが、諸事情により現在彼女は書類上、無国籍の就労者として滞在しているだけの異邦人なのである。

 一方で、リグルット共和国は常に労働力を必要としているため、彼女のような異邦人就労者は珍しくはない。そして当然ながらスラム化を避けるために住居の貸し出しが行われているのだが、この貸し出しという期間が実は定められていなかったりする。そのため、こんなことが起こったりもするのだ。


「百年分の契約金振込、確認させてもらいました。こちらが権利書一覧になります。今月中には役所から書類が届きますので、そちらの方も確認しておいてください。いやー、助かりました。郊外から離れていて、借り手がいなくて困っていたんです。あ、改築とかは自由にしてくださってかまいませんが、何かしらの事故が起きた時は対応できかねるので、よかったら保険会社も紹介しますよ」


 細長い耳をピコピコさせながら浅黒い肌を持つダークエルフの営業担当者は嬉しそうに笑う。

 一戸建ては長いローン契約が多く、その分の踏み倒しリスクが怖い昨今、現金一括払いの長期契約、しかも処分するのに困っていた僻地の物件となれば嬉しさもひとしおである。エルフが神秘的な森の種族と呼ばれたのも昔の話、現代においては彼らも資本経済に組み込まれ、日々をあくせく働いている。人間の数倍の寿命を持つ彼らからすれば、より長期的な人生プランを構築する必要があるので、色々と苦労もあるのだろう。


「ありがとうございます。ですが、改築業者はすでに手配していて、そちらの方と契約をすることになっていますの」

「そうでしたか、いや失礼しました。ああ、滞在延長届は忘れてはいけませんよ。それと最新の法律ニュースも! 最近はどうにもトラブルが多くて、クランハフェン都市議会とヘルムタール長老会の間でのもめ事が波及して、細かい変更がちょくちょく出てきていますからね。まったく上の人たちは庶民の生活を何にもわかっていない――っと、失礼しました。少々、話しすぎました」

「いえいえ、興味深いお話です」


 オリヴィエはにこやかに微笑む。

 普段の気だるげな態度は一欠けらも出さず、郊外に別荘を買いに来た金持ちという役割を見事に演じ切っている。

 その後も何点かの注意事項を確認後、ダークエルフの営業担当者は何度も頭を下げた後、手土産のお菓子を置いて、営業車に乗って立ち去った。

「何かありましたらご連絡ください」と、名刺を置いて行くのも忘れない。

 後に残されたのは、オリヴィエとぽつんと人里からとり残された郊外の館。

 貴族特権が廃止される前に、どこぞの貴族が建てた館である。

 建設したまでは良かったが、実際に使ってみたところ、交通の便は悪く本拠としては使い勝手が悪く、子息に相続して引き継がれた時には貴族特権が廃止されて、修繕費や使用人を雇う維持費を支払う余裕もなくなり、放棄しようにも多額の取り壊し費用や解体税がかかることをいうことで、捨てるに捨てられず、壊すこともできず、放置することもできなかったので、貸し出し業者に二束三文で権利を売り飛ばされた物件である。先ほど言った通り、業者の方でも借り手がおらずに持て余した土地であり、そのためか先のようなとんでもない契約内容が結ばれることもしばしばある。


「設備自体は旧式のものを使っていますのね。どれ」


 そう言って、オリヴィエは館を維持する精霊具の数々に力を送り込む。

 すると照明の点灯が始まり、蛇口をひねれば水が出るようになった。第三次エネルギー革命により、家の設備はほとんどが人力とは異なる力――聖術や精霊術、錬金術などの超自然的な力――で動くものとなっている。効率や出力、外観の違いこそあれど、世界的に普及したこの手の超自然的な力を持つ道具は、すでに日常に浸透し、今や文明社会に必須である。

 もっとも、こういった器具を動かす精霊力を賄うのは普通、個人ではなく国や業者に任せるものである。個人で行ってはダメという法律はないが、単純に個人の生み出す力で家の設備を賄うのは難しいという理由に過ぎない。一流の術師であっても、この規模の館の設備をすべて動かすとなればあっという間に疲労困憊になってしまうだろう。

 しかし、オリヴィエに変わった――気だるげでやる気のない姿が常態ではあるので、いつもと同じという言葉を当てはめると少々誤解を生みそうであるが――様子はない。

 一通りの設備が動くのを確認すると、今度はより高度な精霊を呼び出す。意識を集中させると、無数の方陣がいくつも虚空に出現する。

 オリヴィエの暮らす物質世界とは異なる精霊世界の住民たちに呼びかける。


「さあ、さあ、ブラウニー達、散らかった家を片付けてくださらない? お礼は焼き菓子とホットミルクですわよ」


 その言葉が合図であったかのように、宙に浮かんだ方陣から次々と姿を見せる。半透明だった姿が実態を持ち、愛くるしい容姿の少年少女たちの姿をした妖精たちは、陽気な歌を歌いながら掃除道具を持って館の各地に散っていく。

 家事手伝いの精霊ブラウニー。

 古くから存在する『隣り合わせの世界』の友として、掃除、洗濯、鍛冶に家畜の世話など、面倒ごとを引き受ける精霊たち。彼らが欲しがるのは金銭ではなく、感謝のしるしと甘いお菓子に牛乳である。

 争いごとには向かないが、オリヴィエが最も重宝している精霊たちである。

 彼らは訓練された軍隊さながらに、館の汚れをてきぱきと排除していく、埃をぬぐい、シミを抜き取り、カビを撃滅、日が暮れる前に館は見違えるほどきれいになっていく。


 精霊たちに雑事を任せると、オリヴィエは本格的に依頼の資料に目を通していく。

《大禍》の状態、封印の残された時間、不確定要素などなど、前回のようにヘルムタール家の者がいる可能性も忘れずに。意識しないようにしすぎて存在を忘れるとは、我ながら間の抜けた話だと思いながらも、そのようなことを考えている時点で、思考の沼に嵌っているのではないかと、彼女は一度頭の中を整理する。

 そして思い出す、この国を離れた時のことを。


「お父様、お母様、今度こそ、今度こそできるようになります。聖術を使えるように、どんな辛い修行でも、だから、どうか、どうかチャンスをください!」


 必死な様子の幼いオリヴィエ。小さな手は強く握りしめられ、爪が掌に食い込むほどだった。震える声は必死に抑え込まれ、涙をこぼすまいとまっすぐに両親を見つめている。胸の内の焦りと願いが、今にも破裂しそうなほど膨らんでいた。


「オリヴィエ、いいだろう。望み通り機会を与える」


 厳格な表情を崩さぬ父親。石像のように硬いその顔からは、情の影をほとんど感じられなかった。だがその言葉だけは確かに許しであり、彼の灰色の瞳はオリヴィエを試す者の冷たい光を宿していた。


「は、はい! ありがとうございます」


 父の答えに喜ぶオリヴィエ。ぱっと顔が明るくなり、胸の奥から溢れそうになる希望を必死で押さえつけながらも、目の端には安堵の涙が滲んだ。両手を胸の前で握り、喜びと緊張が入り混じった小さな体が震えている。


「ネリスに聖術の教えを乞うが良い、お前より三つも若いがすでに一階梯の聖術師だ」

「え、ですがお父様、すでにネリスには何度も教えを……」


 戸惑うオリヴィエ。すでに妹ネリスからは何度も聖術を使えるようになるコツを聞いているが、理解はしても体はまったく反応しない。立っているだけで胸がきゅっと締め付けられる。母親が静かに一歩進み出て口を開く。


「オリヴィエ、言葉ではなく体に教えるのです。聖術をその身に受け、その力を感じ、引き出し方を学ぶ荒行です。過去、多くの死者を出しましたが、生き残った者は皆、聖術の使い方を理解したのです」


 死か、力を得るか。オリヴィエの表情が強張り、幼い心に走る恐怖が胸を波立たせる。それでも、諦めたくないという想いがそれを押し返した。唇を噛みしめ、歯が当たって小さな音を立てる。


「……わかりました。受けます、聖術を使えるようになってみせます!」


 決死の覚悟。両親が揃って頷く姿が、まるで審判を下す神官のように冷ややかに映る。連れてこられた幼いネリスは無邪気に笑い、姉がどれほど切迫した状態にいるのか理解していない。

 あの日の痛み──妹の掌から放たれた聖術の奔流が、皮膚を裂き、骨まで震わせた苦痛が脳裏に蘇る。《大禍》を滅ぼすことに特化した術とはいえ、人間に対する殺傷能力も十分にある。ネリスが父親に命じられて出力を落としていなければ、消し炭になっていてもおかしくはない。

 聖術は生きるという生の力を活性化させ、それを力として導く技術。

 熟達するには修練が必要だ。

 知識も必要だ。

 しかし何より、最初の一歩だけは資質が必要だ。

 たとえどれだけ弱くとも、羽ばたく翼が必要なのだ。翼のない生き物に、空の飛び方を教えても無意味なのだから、この荒行で翼を生やし、飛ぶしかない。できぬのならば、奈落に落ちていくのみだ。

 オリヴィエは聖術による苦痛を感じながら、その力を引き出そうともがき苦しんだ。

 三日三晩、オリヴィエはほとんど眠る間もなく聖術による痛みを浴び続けた。皮膚は焼けただれ、呼吸するたびに肋骨の奥が軋む。倒れれば聖術で叩き起こされ、逃げる隙すら与えられない。妹ネリスの顔は日に日に疲弊し、それでも最後の一撃──生命そのものを削る最大級の聖術が体を貫き、オリヴィエは視界が白く染まる中で意識を失った。

 死線をさまよい、やがて薄い光の中で目覚める。天井は見慣れた自室なのに、どこか遠く感じる。両親が並んで立ち、冷めた瞳で彼女を見下ろしていた。

 期待はすでに消え失せ、残ったのは判決を告げる者の表情。


「聖術の才能が欠片もない。この家にはおいておけぬ、この金を持って、ヘルムタールの名を捨てよ」

「本当に残念よ、オリヴィエ。貴女がネリスと同じように聖術を使えたら、貴女を愛することができたのに」


 助けを求めるように手を伸ばすが、二人は一歩も近づかず、むしろ静かに背を向ける。呼び止める声は喉で震え、音にすらならない。床に置かれた鞄だけが、彼女に向けられた最後の施しだった。蓋がゆるく開き、札束の重みがかすかに香る。その冷たい光景の前で、オリヴィエは力なく崩れ落ち、胸を破るような慟哭が部屋中に響いた。


 ――そして現在。


「ああ、我がことながら嬉しくない思い出ですわね」


 六年前の古傷をひっかき、自嘲する。

 両親の決断は冷淡ではあったが正しかったと今では思う。結局、六年間各地を回り、最終的な結論として自分には聖術を使える才能は皆無であり、あのまま続けていれば何もできずに死んでいたには違いない。あるいは今も無駄な努力を永遠に続けていただけだろう。

 あの時の怒りや悲しみ、憎悪や慟哭はすでにない。両親に対するものも、自分自身に対するものも、すべて色あせた想い出で、改めて思い出しても心は揺さぶられない。


「そういえば、ネリスは元気なのかしら?」


 オリヴィエはすっかり忘却していた妹の存在を思い出して呟く。この六年間、きれいさっぱり存在を忘却していたのだから、自分も大概ひどい姉だなと苦笑する。そう言えば両親とは別れの挨拶?をした気もするが、ネリスとは言葉を交わすこともなく家を出た――逃げ出したとオリヴィエは考えている――のだが、今更ながら元気でやっているのだろうか?


「一階梯の聖術師は貴重な人材ですし、不自由はしていないでしょうけど……」


 加えて死んだりしてもいないはずだ。どんな理由であれ一階梯の聖術師が死んだという情報ならば、自分が知らぬはずもない。良くも悪くも現役高位聖術師の死は、世界に注目されている。今までも隠そうとする試みがないわけではなかったが、実際に《大禍》が活性化すれば否応なくバレてしまう。そうなる前に、大抵の場合は政府なり、大家なりが、公式発表を行うものである。

 有名な聖術師は英雄として祭り上げられることも多いので、ちょいと調べればおおまかな活躍程度ならばすぐにわかるだろうが――、少し考えてから辞めた。

 今更、妹と何かを話すこともないし、用事もない。

 もしも会って話すことがあるとすれば《大禍》の現場に立つときだけである。


「まあさすがに、今回の依頼で出会うことはないでしょう」


《大禍》の等級や封印状態などを考慮した難易度を見るに、第一階梯の聖術師が関わることのような案件は手元には存在しない。過去のトラウマを思い出して若干憂鬱にはなったが頭がすっきりした。そんな精霊術師の前に、仕事を終えたブラウニーの代表者が身振り手振りで話しかけてくる。

 オリヴィエは心得ていると、用意しておいたお菓子とホットミルクの封を解く。


「さあ、どうぞ」


 主人の許しを得て、ブラウニーたちは焼き菓子とミルクに飛びついた。



 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



 四人組の聖術師たちが森を進んでいる。深い森は昼なお薄暗く、根の張り出した巨木の間を慎重に踏み分けながら進む。風が通らず、湿り気を帯びた空気が肌にまとわりつく。彼らの胸元には揺れる記章──第四階梯の青年一人と、第五階梯の少年一人、娘二人が静かに輝いていた。


「厄災級《大禍》の再封印なんて、今までと変わらん仕事じゃねーか。せっかく階級が上がって第四階梯の聖術師になったんだぞ? お前らも一緒だし、信用されてねーのかよ」


 第四階梯の記章を持つ青年は不満げに呟いた。苛立ちを隠さず、手首の護符を乱暴に弄ぶ。口元には自信というより慢心に近い笑みが浮かんでいた。


「まあまあ先日まで僕たちと同じ五階梯だったしさ、ヘルムタール家は例の件で騒がしいからね。念には念という奴だよ」


 戦闘を進むリーダーの言葉に、すぐ後ろの少年は場を和ませようと軽く肩をすくめた。幼い顔立ちに不釣り合いな聖術師の正装が、子供が聖術師のごっこ遊びをしているようにも見える。その声音は穏やかだが、目の奥には薄く不安が混じっている。


「あたしらだって同じさ。もともと厄災級なんて、本来は六階梯以下の奴らがやる仕事だろ? だけど再封印じゃなくて核を滅ぼしたら箔つくんじゃねえか?」


 男勝りな言動の少女が吠えるように笑う。腰に下げた短杖を軽く叩き、早く戦わせろと言わんばかりに前のめりだ。粗暴で野心の塊のような姿勢が、そのまま闇の森の空気に噛みつく。


「やめなさいよね、《大禍》に関する研究は昔に比べて進んでいるとはいえ、まだまだ未知の領域が多いのよ。私たちのつけた等級査定だって完璧というわけじゃないんだから。侮っていいことは一つもないわよ」


 眼鏡の娘が、きつく眉をひそめた。清潔にまとめた髪、きりりとした制服の着こなし、杖を握る手の角度まで几帳面そのもの。規律を重んじるその気質は、仲間の軽率さに心底うんざりしているようだ。


「いやマルギッテの提案に賛成だ」


 第四階梯の青年は足を止めもせず、挑発するように肩を揺らした。己の力に絶対の自信を持っているのが伝わる。若さ特有の無軌道な光が瞳に宿っていた。


「俺たち全員でかかれば、再封印じゃなく核を滅ぼして消滅させられるぜ。再封印をしている間に、手に負えないほどの等級になるより、ずっと良い。俺たちは世界の守護者だぜ、依頼人たちだって、その方が絶対に喜ぶ」

「トール、本気?」


 最年少の少年が不安げにリーダーの名を呼ぶ。その横で、野心的な娘マルギッテがにやつきながら身を寄せる。権威と栄光に貪欲な彼女にとって、危険は恐怖ではなく踏み台にすぎない。


「おいおいハンク坊や怖がっているのかい? ネリス様はアンタくらいの年には上から四番目、大災等級の《大禍》を滅ぼしていたんだよ。それに比べたら厄災級なんて、下から二番目。それに他のメンツだって、今まではこれくらいの等級なら何度も再封印してきたんだ。そっちのユーリーンなんて、この間のトルメの災厄等級と立ち会ったんだろ?」

「冗談はやめて、アンジュリーゼ様が戦えるように結界を補助しただけで立ち会ってなんかいないし、あんた達は《大禍》の放つ本当の怖さを知らないのよ。勝負はほとんど一瞬だったけど、その一瞬がどれだけ長く感じられたか……、あの時にトルメの《大禍》が滅ぼされなかったら、どうなっていたか……」


 ユーリーンと呼ばれた娘は、思い出しただけで肩をすくめ、胸を押さえた。冷や汗が首筋を伝う。彼女の声には震えが混じり、森の静寂がその恐怖を増幅させた。


「その様子じゃ、一生下働きだね。で、ハンク坊やも同じ意見かい?」

「ぼ、僕は……リーダーのトールに従うよ。現場判断が優先って、先生が言っていたから……」

「じゃあ決まりだな」


 トールは振り返り、森の奥へと鋭い眼差しを向けた。その瞬間、彼の中で全てが固まる。若さゆえの衝動、力への慢心、仲間の期待、そして“自分ならやれる”という根拠なき万能感。それは彼の人生で最も愚かな決断であり、同時に仲間全員を破滅に導く運命の引き金だった。




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