表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/106

命ないからね?

突然だった。魔神が縦に二つに引き裂かれたのだ。驚いたのは燈馬たちのほう。だが、引き裂かれた魔神はリクとリコの姿に戻っただけだった。


「魔神招来の技が強制終了させられるなんて、ありえないっす!」


「インポッシボー!」


逆に目の前の4人衆は嬉々として喜んでいる。何か向こうにとって好都合な事が起こったらしい。


それは突然現れた。建物の影から一人の人影が現れたのだ。


「なるほど、お前が今回の魔力無効化事件の黒幕ってことか。」


燈馬が呟く。自然と全員が武器を構え始めた。燈馬とカルバとリーナは魔力弾の銃を、ミリィは魔宝石を、リクとリコはいつでも魔神招来を行えるように手を繋ぐ。カーラも薙刀を構え、眼前にマス目を表示させる。ナナリーに至っては、いつもの狙撃用の銃ではなく、グリップから長剣の形に魔力を練っていた。


しかし、それらの武器は一瞬にして消え去ってしまう。


「私と燈馬の久しぶりの再開を邪魔するなら、命ないからね?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ