表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/106

これで終わりだ!

「せいっ!」


ナイフを振り回す燈馬。どうやら相手は魔力攻撃を無効化する技に酔いしれていた為か、全く物理手段を持っていなかったのだ。


「そらよっと!」


ナイフを振り上げ、顔を隠していた帽子を切り裂く。そのまま帽子を吹き飛ばした。


「これで終わりだ!」


ナイフを逆手持ちにし、柄で腹に一撃を入れる。そのまま完全に動きを止めた。息をしているようなので、どうやら生きているらしい。


「急所は外した。おい、起きてるんだろ?」


燈馬がナイフをしまうと、他の三人が駆けつける。ミリィがご都合主義でロープを取り出し、それで謎の人物を縛り上げる。


「で、お前の正体はなんだ?」


帽子を取り上げて分かったのだが、かなり暑苦しそうな奴に話す。これが最近騒がれた魔力無効化事件の犯人かと思うと、あっけないと思った全員。


「ふん!誰がお前らなんかに。…我が主から“魔力を無効化する事件を起こして、後で自分が犯人だと名乗れば皆は驚いて、君の気になるあの子のハートもゲットできるよ♪”などと言われた事など、絶対に話すものか!」


どうやら、自分から大胆カミングアウトしてくれたようだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ