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鳥じゃないぞ

「ねぇ、最近怒ってる事件知ってる?」


ナナリーが突然話を切り出した。


「あぁ、“魔力無効化事件”だね?」


カルバが納得した顔で頷く。


「なんだ、それ?」


「トーマ知らないの?最近、傭兵とかを中心に、謎の存在が魔力を無効化してから攻撃されるって言う事件が起こってるんだよ。」


ミリィが簡潔に話してくれる。


「誰が犯人なんだ?」


「分からないから謎の存在なんだって。でも、やっぱりサリニャって言う線が怪しいわね。無駄な科学力でそんな機械作ったんじゃないの?あ、トーマのから揚げもらった~」


リーナの箸が届く前に、燈馬の鉄拳制裁が加えられた。


「いった~い!」


「トーマ、から揚げ頂戴?」


「分かったよ。ほら。」


ミリィの口にから揚げを放り込んでやる燈馬。


「なんでミリィだけぇ!?」


「そ、そうよ!不潔よ、ここは学校なの。餌付けは外でやりなさい!」


「ミリィは鳥じゃないぞ。」


「じゃ、お外行こうよ。トーマ。お昼寝お昼寝!」


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