表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/106

すごいでしょ?

ムチで地面を叩くような音が聞こえた。だが、その音量はかなり絞られている。燈馬が覗く望遠鏡には、音とほぼ同時に穴の開いた的が見えた。


「スコープ無しであの遠距離か…」


「あぁ、サリニャの兵士が持っているって言う奴?あんなの面倒じゃない。私の能力なら、拡大倍率も自由自在。どう、すごいでしょ?」


「確かに凄いな。これなら高高度射撃にも転用できるんじゃないか?」


「その場合は、別な弾を使うよ。このスナイパーライフルだけが形じゃないんだから。」


ナナリーの話によれば、長距離弾のほかにも、追跡弾、グレネード弾などがあると言う。魔力から生成するので、持つのはグリップ一つなのだそうだ。


「ナナリー、考えれば、昨日は剣を作って対抗すればよかったじゃないか。」


「私は遠距離支援のアビリシャンクラスの魔法使いなの。安心して、近距離先頭のアビリシャンクラスもいるから。ランダーやオールレンジみたいな攻撃力は無いけど、かなりのやり手だから。」


「なるほどな。納得。」


「そうそう、トーマ君。いい加減に委員長の特殊能力を破った方法を教えてくれないかな?」


「分かったよ。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ