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わかる気がする

「委員長ってオールレンジのクラスだけど、あの特殊能力はアビリシャンクラスでも通用するんだ。」


「あぁ、なんか分かる気がする。」


たった今も、マス目に見立てたフィールド上を俊敏に動き回り、敵を翻弄しているカーラ。


「この学園に特待生として入った人は、あの部活に入る場合が多いんだ。」


「なるほどな。よし、早速練習始めるか。」


カルバの手ほどきが始まる。


「魔器を使うと、簡単に魔力が現実に現れるんだ。だけど、自分の身体から直接魔力を放出するって言うのは、少し難しいね。イメージが大切なんだ。」


カルバ曰く、体から直接魔力を放出するには、魔力の形のイメージをするそうだ。例えばカルバは壁を。カーラはマス目を。


「君が魔力で何がしたいか。それが大きなヒントだと思うよ。」


「何をしたいかか…」


一瞬、奈々から逃げたいと思った燈馬であった。

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