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ごほーびって

「ごほーびは私がもらうね。」


いくつかの魔宝石が壊されたのにも関わらず、ミリィは特に困った様子も無かった。再び燈馬がブーメランを投げるのだが、ミリィが魔宝石を上手に動かしてしまい、弾かれてしまう。再び銃の形態に戻した。


「さて、穴は無いのか?」


完全にミリィの周囲を囲んでいる魔宝石。どんな武器も通用しないバリアを誇る。しかも、魔宝石をいくつか壊したところで、ミリィはストックを持っていた。まだ持っている可能性だって否めない。


「次は逃げられないよ。」


ミリィを囲む魔宝石が、いくつか燈馬の方へやってくる。攻撃に違いないと悟った燈馬は、その魔宝石を撃ちながら逃げる。しかし、光弾は弾かれてしまい、魔宝石を撃墜できそうに無い。


「そうか、魔法を使えば良いのか。」


早く動く姿をイメージし、燈馬は足に魔力を纏わせた。魔法の力を借りて、すばやく動く。待ち構えていた魔宝石が光を貯めていく。咄嗟の判断で腕に魔力を纏わせるのだが、足元の魔力が消えてしまったのだ。


「は!?もしかして一度に一箇所だけなのか?」


しかし、その時にはもう遅かった。腕で攻撃を弾いたは良いものの、追いついた魔宝石が燈馬を囲んだ。


「終わり。」


「降参だよ。」


「勝者、ミリィ・パール!」


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