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分かってるよ

「よし、誰かミヤシロと模擬戦やってみたい奴いるか?」


しかし、誰も手を上げない。それもそうだ。先ほどのゴシュナとの戦闘で完勝したのだ。ゴシュナは力押しの単純な戦法だが、力はお墨付きだ。すなわちそれなりに実力は高いと言う意味だ。それにあっさりと勝ててしまえば、燈馬の実力はそれ以上に高い事を意味する。


「私やってもいいよ。」


手を上げたのはミリィだった。カルバ以外の男子が唖然とする中、女子とカルバだけは納得した表情だった。


「だって、トーマいないとウトウトできないもん。私がトーマと戦えばすぐに寝れるもん。」


理由は不憫だが、とりあえずミリィがトーマの対戦相手になった。


「トーマ君。一つ忠告しておくね。ミリィっていつも眠たげだけど、実力は高いんだよ。なめて掛かったり、手加減したら怪我するかもしれないし。」


「それは知ってる。なんて言うか、感じるんだよ。一緒にいるとあいつの強さが伝わってくるって言うか。そうとう手馴れだよな?」


「理解してるなら、それで良いんだ。じゃ、頑張って。」

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