七大特有魔法
第21話 七大特有魔法
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「講期を5日間にまとめるか…」
「ライル会長はいったい…何をお考えになられているのか…」
魔導国オスマーズ 王立教師
ジュピター・バルバトス
「先程カルドラより…こんな報告が…」
「合同実技試験の最中…面白い結果が見れると…」
魔導園オスマーズ 公立教師
ソフィア・リーズラット
ジュピター『昔から…何も変わらないな…』
ソフィア『あのカルドラが…ここまで期待を…どのような素質をお持ちなのでしょう。』
ジュピター『ヴァラメンス共同国の…第3王女とあられるお方だ。』
「英雄軍のご令孫とあらば…こちらの待遇は妥当だろう…もう1人は、ライル会長の親戚にあられる方だと聞いている。」
ソフィア『最初…この計画を聞かされた時は、耳を疑いましたよ…』
ジュピター『ライル会長のご説明は、曖昧さが目立つからね…』
ソフィア『創設者ケト・マルベスから始まり…まともなお方が居たでしょうか?』
「歴史好きな私でも…そのようなお話は聞いたことがありません。」
ジュピター『ソフィア…そのぐらいにしておこう…』
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魔導学園の関係者…
全ての者達は、王立魔導学園を出門している。
魔導協会会長「主導国で指揮するトップ」
魔導協会副会長「会長の補佐及びまとめ役」
魔導協会幹部「王立・公立の学園長」
魔導協会王立教師「王立魔導学園を担当」
魔導協会公立教師「公立魔導学園を担当」
この内…王立教師と公立教師は同じ立場であり…
就く者の中には、師団長・魔導将軍・公認魔法師・冒険者と様々である。
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朝から…お腹が空いた。
私はシェルピーと共に、1階の大食堂へと向かった。
「おい…最有力入門者が居るぞ…」
「よせ…話し声が聞こえる…」
「地位は公爵…デュゼリオン家の次期当主だ。」
「俺達とは、地位も実力も遥か上…」
「目をつけられるのなら…学園を去る方を選ぶ…俺はな…」
「ああ…悪かった。」
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「他に、3学年は居ないらしい…落門者扱いだとか…」
「田舎ものだろうと…平民だろうと…貴族出だろうと…」
「落門者扱いだ。」
朝から…このような噂話が飛び交う…
大食堂には、「オーダー形式」と「バイキング形式」の2つの形式があり…迷っていたが…
どちらかを選んでいると、こんな話を聞いてしまう…
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「入門試験…全ての入門者は、当の試験を期に今後の審査基準を取り決められる…」
「各試験や再試験のハードルを下回ったなら…見込み無し…」
「見込みが無ければ…2学年で落とされる仕組みだ。」
「身分に関係なく…俺達がタダ飯を食えるのは、大勢の市民が日々重税を納めているからか…」
「毎年…4つの学園に、大勢の入門者がやって来る…」
「通称…入れ替えがな…」
「合同実技試験が始まる…5つの区分に分かれる最難関の試験だ。」
「いよいよ始まるのか…」
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「まだ序の口だな…」
「魔導国オスマーズは、3つの学園とは違い…審査基準が緩和されている。」
「現在…主導国ソルティシアには、1学年を除き…1人も残っていないらしい…」
「公開処刑みたいだな…」
「話には聞いていたが…」
「だがな…近頃、主導国ソルティシアの出門者が2人ほど現れたらしい…」
「まあ…4年前の話だ。」
「興味深いのは、出門者のどちらかが噂に聞く…特有魔法を登録したことだな…」
「万世不易と謳われた。数々の英雄が遺した歴史を塗り替える程のな…」
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ユリウス『七大特有魔法か…』
アゼール『どう言ったものですか?』
ランザリオ『聞き耳とは…常識外れな…』
ユリウス『いや…正確には、魔導協会が代々取り決める。最も強大な「魔力特性」のみが扱える魔法…すなわち「7つの特有魔法」をそう呼ぶ…』
ユリウス『そして4年前…決して変わることの無かった。「七大特有魔法」の記録を塗り替える者が現れた。』
「確か…名は…」
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シェルピー『パメラさん…』
私は、どういう訳か…立ち尽くしており…多くの人達を待たせていた。
2学年の姿もある…
パメラ『ご…ごめんなさい…』
「月の紋章?あの子が噂の特別入門者…」
「どうしたんだろ?考え事かな…」
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ゼイル『やっと4日目…それで、次の目的地は決めてあるのか?』
レクサム『先ずは、「シアラの町」を経由し…「境界の都市テュリス」を目指す。道中には、謎に包まれた国…「シェアドール」があるがな…』
ゼイル『謎に包まれた国か…どう言った場所だ?』
ニイ『聞いたことがありませんね…近頃出来た国でしょうか?』
レクサム『さあな…さっき買った。最新の地図によると…例の場所しか記載がない…』
「寄り道がてら…向かおうと思ってな…」
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主導国ソルティシア
魔導協会本部
首都リュグナル
ライル『いよいよ…合同実技試験だね…』
「はい…」
「今年の試験は、レイゲルの森にて行われるようです。」
魔導協会副会長
クラン・ロアゼシル
クラン『あのカルドラでも…期待を抱いていることを考えると…今回の試験も…実に「興味深い」結果を残せるかも知れませんね…』
ライル『そうでしょ…そうでしょ…』
クラン『遠い親戚であることが…彼女を選ぶ理由では無いですね?』
ライル『…』
クラン『彼女がもし…魔力を持たないのなら…ライル会長は、会うことも無かった。』
ライル『危険が及ばない為だよ…「もし」…その場合はね…』
クラン『王立教師…カルドラ・ウィルベイルより…再び報告が入り…』
「彼女とシェルピー様の審査を行った際…何やら見たことの無い力を、2人共使ったようです。」
「あれが…彼女らを選んだ理由とでも?」
ライル『あれは、僕も想定外だった。』
ライル(まさか…僕と同じ力を持つとはね…)
ライル(以前の持ち主は現皇帝陛下…そう考えるとこの力は、「ある条件」で持ち主が移り変わる…そう考えていいだろう…)
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ライル『まあ…今は結果を待とう…クラン…同じ戦場を駆けた戦友だろ?』
クラン『…』
ライル『しかも君は、あの英雄軍の1人だった…祖父を持つみたいじゃないか…』
クラン『私の祖父が英雄軍となったのは、22の時…』
「私は、未だ…祖父を越えられない…」
ライル『クランなら…辿り着けるさ…』
ライル『さてと…パメラはどうかな…勿論合格だけど…怪我とかしないかな?』
クラン『危険性は0に等しいでしょう…』
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