魔導国オスマーズ
第15話 魔導国オスマーズ
レクサム『見えて来たぜ!あそこが、オスマーズだ。』
レクサム『あそこは…一定の魔力が無いと入れないからな…』
魔導国オスマーズへ近づくと魔導兵団が出迎える。
魔導兵『ここから少し歩くと、「首都リブール」が見えて来ます。』
こうして…首都リブールへ向かう…
魔導国オスマーズには…
主国…支援と援助を行うトップの国である…
「主導国ソルティシア」の管轄下にあり…世界中から数多くの魔法師が、魔導国に集まって来る…
魔導国は、他にも存在し…主導国ソルティシアを中心にして、魔法師を歓迎し…また…新たな魔法師を輩出する為…魔導学園を開いているのだ。
検問所を、越えると晴れていた風景とは違い…魔導国オスマーズは、霧に覆われていた。
レクサム『この霧…ただの霧じゃないな…』
ニイ『ですね…』
林道を抜けると何やら…壁のようなものが見えて来る…
近づくにつれて…それが、巨大な門であることが分かった。
そこには、頂が見えない程の巨大な門が聳え立っていた…
巨大な門は、轟音と共に開き始める…
中から…魔法師と思われる。一人の女性が出て来た。
巨大な門が開き切る…
?『ようこそ…魔導国オスマーズへ…』
リメイル『私は…リメイル・コルサピール…』
リメイル『此処からは、私が案内致します。』
ニイ『まさか…リメイル…』
リメイル『あれから…随分経ちました。魔法師として更に磨かれたのですね…ニイさん…』
リメイル『この霧も私が、出しております。霧は涼やかな気分になれますよね…』
ゼイル(水の属性変化か…)
ニイ『まさか…あのリメイルが、此処の魔導将軍をしているなんて…』
レクサム『姉貴の知り合いだったとはな…』
リメイル『私は、家柄の関係で…代々魔導将軍に就いている…一族ですので…』
ニイ『私とリメイルは、共に主導国ソルティシアを出門しております。』
リメイル『最初は、お互いギリギリでしたね…私は「総合成績」で…ニイさんは「魔法技術」がずば抜けていましたね…』
レクサム『「魔法技術」…確か「基礎能力」と「魔法術」の総称だな…』
リメイル『はい…あの時の、ニイさんにはいつも驚かされていましたわ…』
リメイル『ところで…こちらの皆様は、ニイさんの旅のお仲間ですか?』
ニイ『はい…大切な旅の皆様です。』
リメイル『なるほど…ふむふむ…』
リメイル『そちらの…えっと…』
ニイ『弟のレクサムです…この旅のサブリーダーを担っています。』
レクサム(俺が…サブリーダー!?)
レクサム(リーダーは見るからに、サボり魔のゼイル…いや違うな…となると…姉貴?)
レクサム(だが…姉貴には、致命的な「あの癖」がある…)
レクサム(王族のシェルピー…しっかり者で気付きも早いと見た…適任は適任だな…)
ニイ『ちなみにリーダーは、「パメラ」さんです。』
レクサム「こいつ(パメラ)が…リーダー!?それは無いだろ!?」
パメラ『パメラ・イズ・マーシェルです。』
リメイル(マーシェル…もしかして…)
リメイル『宜しくお願いします。小さなリーダーさん…』
リメイル(どう言う訳か…先程から「魔力感知」が機能致しません…こんな事は初めてですね…)
リメイル『私の主観ではありますが…レクサムさんが、この中では「直感力」と「洞察力」に優れていて…リーダーの素質があると思いました。』
リメイル『果たして…ニイさんには、何が見えているのでしょうか…大変気になりますね…』
ニイ『ふふふ…何が見えていますかね…』
レクサム(見抜かれた…一瞬で…)
リメイル『そして…そちらの…』
ゼイル『俺はゼイル・グーベスだ。』
リメイル『ゼイルさんは…隠密に長けていますね。この中の「斥候」を勤めている様ですね…』
ゼイル『俺のポジション丸分かりじゃん!』
レクサム(「魔力属性」は、持ち主の「性格」や「意思」が反映されるからな…)
レクサム(「魔力特性」も同じ原理だな…)
リメイル『私、入って間も有りませんので…いつもの癖が出ていましたわ…』
レクサム(戦い慣れているな…先ずは、相手の油断を煽る…か)
魔導国には王は存在せず…代わりに数多くの魔導将軍が配備されている。
彼らは、各魔導国を転々と渡り護衛されている…お忙しい方達なのだ。
魔導学園はとても安全な場所だ。
魔導将軍の護衛の下…
魔法師になるまで広大な魔導学園でその「魔法」を学ぶ…




