言の葉の道しるべ。
物語
紡ぐ言の葉
夢の始まり
眠りゆく
森の夜更けに
梟の声
霧深く
いつかどこかに
面影探して
踏み分ける
木の葉に小枝
土の湿り気
時めぐる
枝葉に雫
星空見上げて
顔隠す
雲間に三日月
想いは欠けて
歩くたび
何か忘れて
樹々を彷徨う
いつか見た
誰かの姿
樹齢を超えて
千年の
時の旅路に
くぐる山道
闇に風
涙に濡れて
触れた髪の毛
君が立つ
いつかの姿
森の静けさ
掻き分ける
胸の旋律
想い出の箱
今は無き
空白の願い
夢に響いて
いつかまた
約束の刻に
瞼をひらいて




