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ティア先生の魔力講座

「じゃあ次は魔力の使い方を教えてあげるわ。」


俺はさっきのテイムのやり方よりもどちらかというと魔力の使い方を教えてもらうことの方にわくわくしていた。


だって魔力の使い方を覚えれば俺にも魔法が使えるようになるかもしれないからね!


「魔力を扱うためには魔力を感知しなきゃいけないの。だからまずは、魔力感知ができるようにするわよ。」


「どうやってやるの?」


「簡単よ。両手を前に出して。」


俺は言われた通り、両手を前に出した。


すると、ティアは俺の両手をにぎってきた。お、女の子の手ってすべすべで柔らかいんだな……


「なに手をにぎったくらいで顔赤くしてんのよ。情けないわねぇ。」


リンゴ並みに顔を赤くしてる奴がなに言ってんだと言いたくなったが、地雷を踏みそうなので、あえて言わないでおいた。


「それじゃあ始めるわよ。今からやる方法は私の魔力をカズトに流して魔力を感知させるってタイプの非常に簡単なものよ。」


「お願いします。ティア先生。」


「ふーん、ティア先生ね。なかなか良い響きじゃない。気にいったわ。後で便利な魔法を教えてあげるわ。」


やったぁ。


「それじゃ早速魔力を流すわよー。」


すると、ティアの手から俺の手に何かよく分からないものが流れていく感覚がした。


「どう?どんな感じがする?」


「そうだな…… なんというかこう……ぽかぽかするような……ゾワゾワするような……変な感じがする。」


「魔力が感知出来ている証拠ね。その感覚を忘れないうちに、カズト自身で魔力を感知して操ってみなさい。」


「分かった。」


そして約1時間ほと経った頃には、俺は魔力を完璧に扱えるようになった。

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