表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/45

地球は女神のお気に入り

「そういえばまだ自己紹介してなかったわね。私はティアマト。ティアって呼んでいいわよ。」


「俺は詩島和人。よろしく ティア」


「よろしく カズト。」


「早速なんだが、ここはいったいどこなんだ?」


「ここはダンジョンの中よ。」

やっぱりここはダンジョンだったのか。


「ティアはなんでダンジョンの中にいるんだ?」


「最近、神界でダンジョンを作るのがブームになってるのよ。そこで、私も流行りに乗ろうと思ってね。自分だけのオリジナルダンジョンを作ろうとしたのよ。」

へぇ 神界ではダンジョン作りが流行してんのか。


「じゃあなんで地球産のお菓子の袋とかがそこら辺

に散らばってるの?」


周りを見るとぽた◯た焼きやハッ◯ーターンやア◯フォートなどのお菓子のゴミが散乱していた。

「こ、これは休憩中にネ◯フリで韓ドラ見てたらお茶請けが欲しくなっちゃって、えーとその~~~」

いや、食べ過ぎだろ…… てか、ネ◯フリ見れるの!?

「見れるわよ。他にもア◯プラとかア◯マとかU-◯EXTとか見れるわよ。」

マジで!?

「私、最近地球の文化にハマっているのよ。いいわよね アソコ。食べ物は美味しいし、漫画にアニメ、ドラマも面白いし。」


「どうやって動画見たりお菓子を出したりしたんだ?」


「ああ、それはP(ポイント)をつかったのよ。」


「P?」


「Pっていうのはまあ簡単にいえばダンジョン内だけで使える通貨みたいなものよ。」

そうなのか。

「私のダンジョンはPを消費すると地球産の食べ物を取り寄せたり動画を見ることができるのよ。後は普通のダンジョンと同じようにに魔物を召喚したりダンジョンの規模を大きくすることも出来るわよ。」


「にしても親切に説明してくれるんだな。最初は最悪だとか言ってたくせに。」


「当たり前でしょ。一応、相棒になったんだし。」

そう言って、ティアはにっこりと微笑んだ。

その顔に俺は少しドキッとしてしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ