久しぶりの王城
「なあ勇人。」
「どうしたんだい和人。」
「俺達と一緒に召喚されたみんなって今何してるか分かるか?」
「あ、そういえばいたね。」
「いや、忘れてたのかよ!」
「いやあ正直興味がない人を覚える気はないし。」
「まあとにかくみんなが気になるんだよ。」
「じゃ行ってみる?」
「モチのロンだ。」
「妾も行くのじゃ!」
「別にルルは来なくてもいいんじゃね?」
「いーや、旦那様を追放したクソ王に落とし前つけてやるのじゃ!!」
「「「「大賛成(((です)))!!」」」」
「あのクソ王をどんな目にあわせる?」
「不能にするのはどうでしょうか?」
「いいですね!ちょうどそういう呪いもありますよ。」
「あのクソ魔王にも使おうとしましたよね。魔王を褒めるわけではありませんが強かったせいで効きませんでしたしね。」
「こらこらこらこらこら!んな物騒なことしなくてもいいから!」
「「「「「えーーーーーーーー!?」」」」」
「じゃあ行くのは俺、勇人、春菜、夏海、ルル、ファム、デルタでいい?」
「あ、あの……わ、私もついていってもいいですか?」
「え?どうしたんだ?クルルが外に出るなんて。何かあったのか?」
「そ、その私もカズトさんを追放した王に文句を言おうと………。」
「よし!よく言ったわクルル!あんたもクソ王に落とし前つけさせましょ!」
「だからんなことせんでいいってば。」
「みんな行ってらっしゃ~い。お土産買ってきてね~。」
じゃ、そろそろ行くとじすか。
「よしみんな転移魔法使うからつかまって………おい勇人お前どこつかんでんだよ。」
「いや~ちょっとね。にしても和人、通常状態なのにかなりデカイんだね。」
「男にそんなこと言われても嬉しくないんだけど。」
「和人がムキムキだったらところ構わず口説くんだけどな~。」
絶対体を鍛えないようにしよ。俺はそう心に誓った。
「じゃ、今度こそいくぞー。」
俺は転移魔法を使った。
「ほほう。ここが人族の城か……。」
「私達が住んでた城とあんまし変わりませんね………。」
「はーい2人とも。さっさとクソ王に文句言いにいこうよ。」
「そうじゃな。」
「あ、あれ!?ゆ、勇者様!?それに賢者様に剣聖様まで!い、いつ戻られたのですか!?」
「お、ちょうどいいや。ねえそこの衛兵くん。ちょっと王のところに連れてってくれない?拒否権はないけどね。」
「は、はい!今すぐ王に伝えてきます!」
衛兵の人は走っていった。
20分ぐらいで衛兵の人は戻ってきた。
「今から謁見の準備をするそうですが………。」
「すぐに準備を終わらせないと城内をメチャクチャにすると伝えておいて。」
「は、はい!」
すると衛兵はすぐに戻ってきた。
「え、謁見の準備が完了しました!こ、こちらです!」
衛兵が案内してくれた。
すると豪華な部屋に通された。
中には俺のことを追放した王と豪華なドレスを着た王妃と同じく豪華なドレスを着た知らない女の子がいた。
「ゆ、勇者達よ。よく戻ってきたな。魔王を退治してくれて感謝す………」
「ああ、そういうのいらないから。そんなくだらないこと話すよりも和人に謝ってね。」
「よっほー。」
「お、お主は……。」
「あ、そうそう。魔王を倒したのは僕らじゃなくてカズトが倒したんだよ。しかも一撃で。」
「な、なぬ!?それは本当か!?」
「まあそうだけど。」
「ど、どうやって………。」
「隕石落下っていう魔法を使ったらたまたまその場に魔王がいて、そのまま消し炭にしちゃった。」
「な、なんと………。」
「ついでにそこの魔族の女性たちは魔王関係者だよ。」
「え!?」
「魔王の娘のルルエル、その侍女のファム、魔王妃のデルタだよ。」
「魔王の娘とかいうな!妾はあのクソ野郎の娘と言われるのが嫌なのじゃ!」
「私も魔王妃だったということは黒歴史なので、あまりばらされたくないのですが。」
「あ、めんご。」
「それじゃ本題に入ろうか。ダメ王、君は和人に対して謝罪と感謝をするんだ。
『和人さんを追放して申し訳ありませんでした。そして魔王を倒してくれてありがとうございました。』
と土下座しながら言うんだよ。」
「ど、土下座!?そ、それは……。」
「ああ!?何か文句でもあんの!?」
「あ、いえ、剣聖様。そんなことは……。」
「じゃさっさとやれ。」
「………和人さんを追放して申し訳ありませんでした。そして魔王を倒してくれてありがとうございました。」
「そのお礼受け取った。」
「よし、それじゃここからは王様懺悔の時間だよ。」
「へ?」
「王様以外の人はここから出てもいいけど、王様はこのまま僕達が月にかわってお仕置きするからね。」
「和人、あんたはお仕置きが見たかったら残ってもいいわよ。」
「遠慮しとく……。」
そして王様とお仕置き組を部屋に残して俺と王妃と女の子は退室した。
中から王様の悲鳴が聞こえてきた。
頑張って耐えろよ、王様。
合掌。




