作者の為の覚書【ゲーム設定】ネタバレあり
【ゲーム設定】
社名:GFC(Grand Finale Corporation)
医療分野を発端として各企業を吸収合併して出来た、ゲーム業界では異色の経歴を持つ。
合併先は小さい所では農家からネジ工場、大きい所ではゲーム会社と多岐に渡る。
ゲーム名:『Spinning a Dream Online(夢を紡ぐ)』 通称SDO
フルダイブ式の『大規模多人数同時参加型アールピージー/MMORPG』で、中世のヨーロッパをモチーフにしたファンタジー作品。
スキル制を導入していて、メインストーリーとは別に『何をしても良い』という多様性を主軸に置いたゲーム。
ダイブ後の残された体は睡眠状態になる。
睡眠の代わりにはならず、体内時計も働けば空腹や生理現象も普通に発生する。
近付く気配まで反応出来るらしく、違和感を覚える状況になると現実世界に戻れるようだ。
初期に設定した円とスキルとジョブによって総合的な成長と強さが決まるが、必ずしもそれだけには左右されない。それとは別に、円の中心も数値が振れ、それが加護に結びく。そのポイントは初期の『戦闘・魔法・生産』に振っても良い。
通常何も振らないと、【解体:壱】が込められたナイフのような『お役立ちアイテム』が一個取得できる。
【用語】
〇PC:中の人がいるキャラクター。
名前が青色で表示。
犯罪歴があるような危険人物やモンスターは赤色で表示。
※公開設定で見せない事が出来る。『設定』にある。
〇NPC:AIにより制御された(中の人がいない)キャラクター
名前が黄色で表示
※お互いに自己紹介をするとオープンになる。
〇チェインポイント
スキルの解放と習得、必殺技魔法の習得に使える。
解放については、前提になるスキルが見えてないとダメらしい。
例えば【剣技】というスキルから【剣技II】に行くためには、【剣技】をレベル10まで上げる必要がある。
レベルをMAXまで上げた段階で解放されるスキルもあれば、途中の段階でも上位スキルに乗り換えられる可能性もある。
主人公は正しい戦闘姿勢が取れないので、一般の戦闘職が敵に与えるダメージ量を見込めない
現実世界で習得している一般スキルは、スキルを取っていなくても使える。
料理や掃除はスキルが後から反映してくるタイプで、鍛冶仕事や魔法のスキルはキャラクターが追いつく形になる。
浸透具合がスキルのレベルになるようで、人によって習熟度合に差が出てくるらしい。
スキルさえあれば鍛冶屋でもパン屋でもなれる。
薬草の材料は、『調合士』『錬金術師』『薬師』などの職業が効果を高める事が出来る
スキルの登録は冒険者ギルドの操作盤で出来る。
スキルについてはN・R・S・Uの四種類が基本になる。
大部分がNとRに集中していてSは滅多になく、Uについては実装しているか分からない。
基本的にアイテムに付与されたスキルは成長しない
スキルとスキルを掛け合わせて、上位スキルにすることが出来る。
その際、失敗すると消失する可能性がある。1Pを振れば取り戻せる。
〇冒険者カード
一つはアイテムボックスで通常は腰ベルトに挿し、スロットルがある収納につけると拡張機能がつく。
一つはスキル枠で、これも腰ベルトに装着するとスキルがアクティブ化する。
一つは装備枠で、このカードを腰ベルトにかざすと一瞬で着替えが出来る。
三つのカードは一つに纏めることができ、これが証明書としての冒険者カードとなるようだ。
特に意識しなければ、出したカードは冒険者カードになる。
返却を求めれば自然と戻ってくるし、ギルドで確認出来るのは討伐数・ランク・入金だけ。
冒険者ギルドは、一部の銀行(預金機能)の役割もしている。
現金を持ったまま死ぬと一定の割合でロストするようだ。
〇収納カード
カードはベルトにあるスロットルに差し込むと、カバン代わりになるらしい。
最初は10枠で、大きさに関わらず10個の品しか保管できない。
カードには三つのポーションが入っていて、その一つを取り出したら【収納カード】というスキルを習得出来た。
〇所持金
初期:1万G(一万円相当)
格安な宿の素泊まりで2000G、そこそこの宿に泊まるなら5000G。
主人公達は特例で、救護院で寝泊まりさせて貰っている。
〇サーバー(ブログと掲示板)
主人公はブログ:【フェザーのVRMMO体験記】を依頼により書いており、公開範囲は社内限定。
掲示板は外部テスターも書き込める。守秘義務あり。