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その 8. やっと休める〜

主治医から休業するように言われ「会社に言いにくいなら僕が電話してあげるよ」とんでもない、ダクター生活掛かってますから〜そんなにすぐに休めません(冷や汗)。勤めていた会社で、組合の積み立て金があり事情を説明し解約してもらった。医師からは3ヵ月休むように言われたが、積立金で生活できるのは2ヶ月が限度。


主治医が休養に入るに当たり上司に私の症状について説明をするから、来院してもらうよう要請があり直属の上司とグルプー長の2人が来てくれた。一通り説明を聞いたようだがブループ長の第一声「かなり自信過剰な医師やな」って、そう言うあなたも十分自信過剰ですよ(と心で思う)。自信過剰の医師だろうが、上司が治してくれる訳じゃない私は主治医の指示通り静養させてもらいます。


診断から年が明け、4月には新人も配属される(派遣も含み)と聞いたので、そろそろ長期休暇を申請することにした。18年も勤めていると、業務カレンダー以外で長期の休養なんて想像も付かない(何をしたら良いんだ私?)。息子が大学に入り、やっと長年興味を持っていたガラス細工を習い始めたばかり。それまでの私は、子どもを育てるのに専念し会社と家を往復するだけの典型的I型人間で仕事が生きがいの生活(男性並みの考えでした、実際家では父あり母でもある)。


長期休養期間中、厚生年金・社会保険は会社に現金で支払って近況を伝えていた。

休業とはいえ、最初は家にいても落着かずなんだか悪いことをしているような気がして後ろめたかった。


病院でそのことを話すと、とにかく睡眠を取るように言われた。朝は4時に起き、朝食兼息子のお弁当を作りJRの駅まで送っていく。帰って毛布に包まって寝る寝る、これだけ寝たら夜眠れなくなるんじゃない?と思いきや薬の効果で、またもや寝る寝る。

当時処方されて薬は、睡眠導入剤<テトラミド・ユーロジン>精神安定剤<ソラナックス・ルボックス・デパス>初診時には効果があった薬に抵抗力が付き(なんでつくんだ)更に強い薬になっていた。


パニック障害の同僚がいたが、同僚は極力飲まない…私は、これで精神的に楽になるんだったら決められた通り飲みます〜(と言うくらい精神的にボロボロ)だったのでしょう。

出かける時には、薬の袋(2週間分)を持っていないと不安で外出できない、OD(オーバードーズ)はしませんでしたが、完全に薬に依存しています。

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