その 3. うつの症状…私の場合
2005年12月14日、インターネッタで探した病院に初めて受診した日。
病院で気分障害(うつ病)・SAD(社会不安障害)と診断されましたが、振り返ってみると7年前には仮面うつだったのです。
初めに異変を感じたのは、食事した時「じゃり」っと砂をかんだような感触でした。
また、通勤途中で事故に見せかけて死ぬにはどうしたらいいのか、冷静に考えると自殺願望なのですが私は「楽になる方法」を考えており自殺願望だとは思いもしなかった。
通院する頃の症状は、出勤時決まった場所まで来ると吐き気と動悸・呼吸も激しくなる。○○さんと言われて話しかけられるのには問題ないのだが、前置きなしに話しかけられると「そんなに驚かなくても」と言われるほど音に過剰反応をする。
半年で10キロ痩せているのに食欲が湧かない、と言うよりお腹が空いたと感じなかった。
気分障害(うつ病)も大変でしたが、SAD(社会不安障害)はもっと酷かった。買い物で訪れたスーパーで突然すれ違う人に恐怖感を感じる。
スーパーのたな卸しで、売り場が変わるとパニックを起こす…1人では買い物行けなくなった。
買い物に行く時には息子に付いて行ってもらい、人知れず手をつないでもらうことで何とか克服しながらスーパーで買い物をしていました。
訳もなく人が怖い、電話のコール音も怖い…私どうなったの?って自分でも判らないくらい今まで何でもなかったことが出来なくなる。
運転中、通学中の子どもの声が怖くて車の中で固まる心臓はドキドキ頼むよ〜奇声(としか思えなかった)を上げないで、クラクションも怖くて「何で鳴らすんだよ」と1人でささやく。
自分がこの世に存在している意味が判らない、出来ることなら消えてしまいたい(これも死とは考えてない、なって厄介な病気なんだ)。
気分障害や社会不安障害の症状にも困ったが、物忘れ・言葉が出てこない・ろれつが回らない「若年性痴呆症か?」と思いMRIで脳の検査をした方が良いのではと思って医師に話すと「気分障害の人が受けてもお金を取られるだけで意味なはないよ」これも脳のガス欠が原因らしい。
こんなになった私ですが、多少神経質な所はあるけど気分障害(うつ病)と結びつかない性格だと思っていました。
朝起きて、掃除・洗濯・食事とお弁当の用意をし仕事にも行ける、何も変化はないと思っていましたが自宅の整理整頓(片付け)が出来なくなっていました。
当然の事ながら、友達すら家に上がってもらえる状態ではない…ガスなどの点検で家に入られると冷や汗もの(それは今も同じですが)。