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初投稿です駄文ですが暇な時に付き合っていただければ幸いです(*´-`)


私、アンナ・ヴァルシェバは数年前から前世の記憶がある。


5歳の時、急にひどい頭痛に見舞われると、忘れていた記憶が頭の中に流れ込んできたのだった。


星野美祐という女子高生だったこと。乙女ゲームと携帯小説が大好きだったこと。


そして、不幸か幸いか、私が悪役令嬢のポジションとして転生した当本人だと言うことを途切れそうな記憶の中で悟ると、大きすぎる変化に耐えきれなかったのか私は意識を手放した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おはようございます。アンナ様」

「おはよう、マリア」


あれから10年の月日が経ち、私は今自分が置かれている状況を把握している。

はっきりしているのは、私は今前世で大好きだったゲームの世界にいる事。

そしてその中に出てくる攻略対象は全員が顔は怖いくらい整っていて、全員がSっ気があるというのが特徴だという事。


ちなみに私の立ち位置は、悪役。超絶可愛い天然系ヒロインと攻略対象達の恋を邪魔する役回りである。

どのルートに行っても大体は国外追放になる。


そして、私が大好きだった異世界転生ものと違う点はというと、私は悪役顔でも美人にはならなくてなぜか顔だけは前世の平凡なままだということだ。


転生したヒロイン達は、みんな美人になって攻略対象と逆に恋に落ち、破滅ルート回避というのがデファルトだが私はそうはいかないらしい。


「自分で何とかしなきゃいけないわね…」


そこで私は、攻略対象には極力近づかないことに決めた。


「こんな平凡な顔だし、自分から悪さしなければ誰も見向きはしないよねっ!」

乙女ゲームの本格的な物語が動き出す学園入学にはあと1年ある。焦らずにこの世界を楽しもうと決めた。

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