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神様の御業が現れるためです

以前、体重がMAXの頃、

「あなたの身体は神様の御業を汚している」

と面と向かって言われたことがありました。せっかく頂いた身体をそんなに醜くしてどうする。だから痩せなさいと。

でもね、たすくだって好きでデブってた訳じゃないんですよ。いろんな方法を試行錯誤してそれでも痩せないのです。

「ダニエルは野菜だけしか食べなかったけど、誰よりも強かったのよ」

はい、知ってます、ダニエル書ですよね。けど、あなたも野菜しか食べない訳じゃないでしよ? 心のなかでそう反論しながらも、やっぱ私、神様に恥をかかせてるのかなぁとちょっと落ち込みました。


でも、ある時の聖書研究。

目が見えない人を見たイエス様の弟子が、

「この人はなんか罪を犯したんですが? それともこの人の親が?」

とイエス様に尋ねます。ユダヤにも因果応報の考え方ってあったんですねぇ。ま、それは置いとくとして……

 それに対してイエス様はにっこり笑って、

「この人が罪を犯したのでもなく、もちろん両親でもありません。神のわざがこの人に現われるためです。わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行なわなければなりません。だれも働くことのできない夜が来ます。わたしが世にいる間、わたしは世の光です」

と言ってさっさとその人を治してしまいました。


 この架所に出会った時、すごく気持ちが楽になりました。私が超デブなのにも何かの意味がある。絶対に痩せるときが必ずきて、それが立証あかしとなる。そう思えたんです。そして、その数年後、本当にダイエットできました。


だから、今回のこの病気も、神様は私が元気な内にできることをしなさいとおっしゃっておられるのだと思いました。で、私にできることといえば、うーん、書くことぐらいかなぁ。そうだ、エッセイを書いてネットに掲げよう。根治療法のないこの病気をいかに生きるか。また、まだまだ知られてないこの病気にひとりでも多くの人が発症しないで済むように。


これが、このエッセイを綴り始めた動機です。深海魚なたすくの影響力なんて大したことないんですけどね、それでもこのエッセイに目を止めてくださった方やその知り合いの方に似た症状のお持ちの方は、たすくのように劇症化する前に生活を見直していただけたらと思って、今日も老婆なだけに老婆心で書き綴っている訳なのです。

 だからたすくは今日も声を大にして言います。

「神様の恵みは私に十分です」

と……


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