ナス科アレルギー
みなさん、たすくの発疹を見て、治療の経緯を聞くと一様に、
「大変だねぇ」
と言ってくださいます。でも、本人はちっとも大変だなんて思ってないんですよね。
確かに、スキンケアにすごく時間がかかるのは事実です。一番ひどい時には全身にくまなく塗らなければなりませんでしたから、急いでも15分はかかりました。
でも、みなさんお化粧にもっと時間がかかってませんか。幸か不幸かたすくはアレルギーのためこの約60年ほとんど化粧せずにきましたが、化粧が趣味(ホントに本人がそう言ってたんだもん)の友人によると、朝そのために5時半に起きてばっちり化粧して出勤してくるって言ってましたからね。因みに、そんな盆と正月にしかお化粧しないたすくの肌はアラ還とは思えない位シミもしわもない「美肌魔女」。アラ還と言うと、びっくりされることが多いです。あ、誤解のないように言っときますが、美肌魔女ですよ。決して美魔女ではございません。
今まで書いてきたように、食べ物の制約もめっちゃ多いです。でも、工夫次第でかなりいろんなもの食べられますし、カテゴリーごとNGな食材は『アレルゲンだから』と片付けてしまえば無問題。
そば粉やナッツ類のようにアナフィラキシーショックを起こすような即命の危険があるわけではありませんが、全身にこれだけの症状を引き起こすんですもん。パッチテストで陽性にならないとしても、ナス科の食材は乾癬患者にとって立派なアレルゲンです。
で、たすくは出産前後2年間、アレルゲンと思しき食材を排除して、娘を出産しました。ただ、ナス科は全然頭になかったので、ガンガン食べてましたね。トマトなんて悪阻の時はそれしか食べられなかったりもして、箱買いして食べてました。だから、出産という強大なストレスも加味して、出産後一気に乾癬が噴き出したんでしょうね、納得。因みに無事生まれた娘はアレルギーとは無縁。蕎麦は大好物。そして、大のトマト嫌いです。
そんなわけで、たすくは元からこれは『アレルゲン』だと割り切ってしまえばそれを食べなくても結構平気なんです。逆に入っているものを食べた方がストレスが大きい。この間も、大豆でできたお肉を見つけて小躍りして買って帰ってきたらトマトの下味をつけてあることがわかり、一気にトーンダウン。2袋中1袋はガシガシ洗って使ってみましたけど、トマトの風味は残っていたので、残りの1袋はまだ使わないままで置いてあります。野菜ジュースは十何種類のうちのピーマン1つだったりするので、ギリギリ許容していますが、二種類以上ナス科だったら、絶対に買いません。安心して飲めないですもん。
それにね、食べられるものだっていっぱいあります。この前全粒粉を買うためにサイトにアクセスしたら、ダイエットのためにうどんにふすまを入れて打っているという書き込みを見つけました。おお、その手があったか! ウチのホームベーカリーちゃんは、パン好きのたすくが自宅でフランスパンを焼きたいと買ったものですが、それだけに麺もお餅もヨーグルトまで作れちゃう優れもの。中華麺はクリアしたものの、うどんが最後の砦でしたから、これでうどんも食べられます。あ、でもその粉屋さんに玄米入りのうどんってなかったっけか? じゃぁ、それ買えばいいだけか。やっぱ、日本ってすごい。
てなわけで、食いしん坊たすくは日夜食べていい食材の幅を広げて、治っても以前の食事戻ってしまわない足場固めを着々と進めているのです。




