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基本さえ押さえていれば、末節に拘らない

 誰でも多少の迷いはあれ、自分の考えが最良だと思っているのはそうだと思うんですが、中にはその考えを他人に押し付ける方がいらっしゃいますよね。


 以前、ダイエットをしている私がうどんを食べていると

「うどんなんてダメ、お蕎麦にしなさい」

と命令口調で言われる方がおられました。しかし、たすくは蕎麦アレルギー、痩せる前に死ぬんですけど。いや、死ななくても救急車のお世話には確実になります。


 ま、これは一番極端な例ですけど、私が乾癬に罹患してから白色ワセリンを塗っているというと、

「そんな科学的な作り方をしているのなんてダメよ。天然の蜜ろうがいいよ」

と、自分が使っているクリームを実際に私に塗ってくれたAさん。所謂オーガニック信仰ってやつです。


 しかし、本当に天然素材じゃないといけないのでしょうか。現在たすくは最初に使っていた豆乳化粧水を使い切り、100均のやはり豆乳化粧水にコストダウンしています。またこの化粧水がとろっとしてたれないし、伸びもよく、ワセリンがしっかり定着してくれるんです。あんまりたくさん買っても日持ちの問題があるので、できるだけ終売にならないで(こういうお店ってロット限りとかよくあるんですよね)使い続けたいなと思うくらい。


 まぁ、私が教科書代わりにしている本でも、できるだけ自然のものをと指導してはいるんですが、いまのご時世、その自然にどれだけ息吹があるのかなぁとも逆に思っちゃうわけです。そして、そういうオーガニック信仰の人たちは、工場生産されたものを「粗悪な商品」として見下したりしていますが、逆に考えれば自然に左右されて品質にムラがあるそういうものとは違って、一定品質を安定して得られるという側面があると言えるのではないでしょうか。えっ、加工品じゃ添加物入れたい放題? いや、その添加物にだってコストはかかるんですよ。リーズナブルな化粧水やワセリンにそんな余分なコストがかけられているとは思えません。その実、有名ブランドの商品の方が香料とか多いし、逆にそれを抜くと『自然派』とか言ってさらに高く売る……それは言い過ぎかもしれませんが、低コストで良い物をと頑張っている勤勉な日本企業もいっぱいあるんです。それにはそれを見分ける目が必要ではありますが。元から敏感肌ですし、私は自分の感覚を信じますよ。


 で、「マーガリン、マヨネーズがダメ」という乾癬経験者のブログを見つけました。でも、本ではカロリーオフのマーガリンやマヨネーズはOKになってます。要するに使う量が問題なのです。治そうとしている人がマヨラーよろしくじゃかじゃかかける訳がありません。私もマーガリンはパンを作る時に入れるだけです。食べるときには以前から塗っていません。マヨネーズはどちらかと言えば苦手。とくにカロリーオフのマヨネーズは何が悪いのかはわかりませんが、罹患前から食べられない。なので、たまごサンドなどどうしても欲しい時には脂肪ゼロヨーグルトをプラスして食べます。


 そして、結果紅斑が減っていってるんですから、それは間違いじゃないはずです。息切れさせず長く食を楽しむ。ストイックになりすぎると、メンタルがやられて完治を信じられなくなってしまいます。それじゃ本末転倒ですよね。


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