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神の賜物

 えっと、最初にお断りしておきますが、たすくは受洗して38年のなんちゃってクリスチャンです。ただ、なんちゃってではありますが、38年もやってますと『門前の小僧も習わぬ経を読む』と言いますので、今回わからない宗教用語とか出てくるかもしれません。なるたけそんな『ギョーカイ用語』は解説するつもりですが、無自覚なワードがあるかもしれないので、予めご了承ください。


 さて、以前高カロリーな食事はともかく、ナス科の食材がなぜ禁忌食材だとわかったのか謎だと書きました。正直謎のまま放っておくのは気持ち悪い性質なので、この療法を最初に提唱したエドガー・ケイシーさんのことを調べてみました。彼は、医者ではなくごく一般の人。しかも、父親が事業に失敗して、中学校も一年で止めて、働いています。

 

 で、まず、出てきたワードは『祈祷師』なのに『熱心なクリスチャン』なんだ? 訳わからん。

 でも、その二つをつなげたのは『異言』というワードでした。

 

 ……あ、いきなりギョーカイ用語ですね。異言というのは、祈りの中、一種のトランス状態で神様からの言葉を伝える、新約聖書にも出てくるものなのですが、今でも、「神の言葉だ」という方と「悪魔のささやきだ」という方に真っ二つに分かれるほど、キリスト教的にもビミョーな行為?です。

 そして、その『異言』によって、乾癬やそれ以外のいくつもの病気の治療法を神様から賜ったというのです。『神のみが』知っていたというのが正解だったという、びっくりな結末。


 実際、否定派の教団に所属していたエドガー・ケイシーさんは、悪霊にとりつかれたのかと悩み、一時はそういう治療法のリーディング(自己催眠をかけて神様の声を聴くそうです)を止めたそうですが、それまでに助けられたたくさんの元患者さんや、治療に賛同する方の励ましで再びリーディングを始めたとか。


 乾癬もそういう患者さんのためにリーディングしたものでした。そして、それに医学的検証を後付けしたのが、今の療法のようです。


 たしかに、『異言』と聞いた時には、私も否定派に属しているので、あちゃー、ヤバいやんそれとか思いましたが、ふと口をついて出てきたのは、「ヤベツの祈り」でした。

『私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむ事のないようにしてくださいますように』第一歴代誌4:9,10


 ……はい、またわからんこと口走りましたね。この「ヤベツの祈り」というのは、キリスト教業界ではとっても有名な祈りでして、自分の利益を祈るなんてけしからんという方もおられますが、もっと神様を伝えるためにいろんなことさせてくださいっていうのは、アリだと思うんですよ。自分には『異言』の賜物がある、それで肉体的に救われる命があるのなら、それは使わにゃならんでしょ。エドガーさんは祈って祈ってそう決断したんだと思います。


 んで、彼がそう決断してくれたからこそ、私は今希望をもってこのやんちゃな身体と立ち向かうことができるのです。彼の治療法に出会わせてくださった神様に、改めて感謝の祈りをささげたたすくでした。


 

 


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