プロローグ2 ログイン?
すでに気が付いてからゆうに5分は経過しただろう。
私はいまだに自分の身に起こったことについて理解しきれていなかった。
まず最初に部屋にもどったはずなのに今、私の目の前には大きな滝とその付近に広がる湖、木々が生い茂っている。
さらに服装が来ていたジャージから黒い半そでの上着に青いショートデニムになっていた。
さらにポッケトの中には表が鏡で、裏が小さなタブレット型の機械になっている物が中にあり、私のama○nで昔使っていたkaiというニックネームが表示されていてその下にこう書いてあった。
kai
HP250/250
MP80/80
スキル 2面性
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・・・・・・・
「なんなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
キレてしまった。
しかしこんな説明だけでは、私はゲームの中に入ったことを信じることはできなかった。
しかし今声を出して私は一つ疑問に思ったことがあった。それは私の声に対してさっきほどの声は少々高すぎた。見れば体のパーツパーツが細くなって見えさらには目下には二つのふくらみが・・・?
・・・・・・・
たっぷり5秒ほど硬直してしまった
そんな馬鹿なとそのふくらみに手を添えてみるとまるで自分の胸をつかまれているかのような感触と両手にやわらかい感触がひろまった
あわててタブレットを裏返し鏡をのぞいてみるとそこには見慣れぬ女の顔があった
目は大きく開かれ右が茶色っぽく左が金色になっていた
少々低い鼻に、少し厚くふっくらとした口、腰まで伸びた長い髪、茶髪だった。
どうやら私が女になっているようだ・・・
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」
過去最大級の衝撃が私にはしった
「なにこれ。どういう事」
もう冷静にはいられなかった。誰も答えるはずがなくても誰かに答えてほしくなる状況だった。
そして私の世界は暗転した