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魔導師は平凡を望む  作者: 広瀬煉
予想外の災厄編

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襲撃者達はどこの人? 其の一

 ジーク達がここに居る理由を説明してもらった後、話題は当然、私が聖人様を伴って帰国したことになった。

 まあ、それも仕方ない。手紙で『魔王様が負傷した』と伝えてある以上、普通ならば、他国の人間を連れて来ようとは思わないもの。

 これは聖人様がバラクシンの政に関わらない立場でも同様。他国の人間どころか、イルフェナ所属でも部外者――関係ない立場・知る必要がない立場という括り――には遠慮してもらうべき状況なのだから。


「……で。次は俺達の番だ。ミヅキ、お前はどうして聖人殿を連れて来た?」

「気になることがあってね。と言うか、今回の襲撃を知っているのは聖人様だけじゃないよ。グレンやウィル様は想定内だろうけど、ライナス殿下も知ってる」

「何だと?」


『バラクシンにも伝わってますよ』という暴露に、クラウスが目を眇める。


「どういうことだ?」

「二人とも、お忍びでグレンを訪ねて来たから! ちなみに、目的は私へと『ある懸念』を伝えることだったみたい。そこから魔王様に伝わることも期待してね。それなのに、訪ねた先で私に会ったから……」

「直接伝える好機とばかりに、説明させていただいたのです。……誤解して欲しくはないのですが、その時点ではあくまでも『懸念を抱いている』という段階でした。あまりにも不確かな情報というか、その、過剰な心配と流されてしまう可能性がありましたので」


 私が聖人様と会ったことに納得しかけていたクラウス達は、続いた聖人様の言葉に訝しげな表情になった。その反応に、私もうんうんと頷く。

 でしょうねー、聖人様の言葉を纏めると『不安要素がありますが、事実かどうか判りません』ってことだもの。情報として伝えるにしても、信憑性に欠けるというか。

 そもそも、その情報からして『ハーヴィスの精霊姫に、魔王殿下が狙われるかもしれません』というもの。

 ライナス殿下も精霊姫のことは知らなかったみたいだし、『血の淀み』関連の問題ならば、ハーヴィスが隠しているはず。黒騎士達とて、情報を得ているか怪しいだろう。


 そんな状況で、動機が『御伽噺と混同し、王子様のキャラから外れたせい』なんて言ってみろ。

 信じる人の方が稀だろうし、その状況すら理解できない可能性・大。


 クラウス達が訝しむだけで済んでいるのは未だ、精霊姫やその動機に触れていないから。馬鹿正直に話せば、情報の不確かさを検証する以前に「頭は大丈夫か?」と言われてしまう。

 私やグレンだって意味が判らなかったからね。これまで襲撃に対処してきた彼ら――魔王様は王族であることに加え、悪評もあったので、それなりに襲撃はあったらしい――からすれば、対応に困る襲撃理由でしょうよ。


「詳しく話してもらっても?」

「勿論です。ですが、話す前に一つだけ。……主犯は『血の淀み』を受けた人物かもしれません。突飛な理由だろうと、最後までお聞きください」

「何だと!? ……いや、すまなかった。だが、貴方の懸念は理解した。その前提で話を聞こう」

「お願いします」


『血の淀み』と聞いた途端、ジーク以外が表情を変えた。だが、そこは騎士寮面子とジークの部隊の皆様。視線を交し合うと、とりあえず聖人様の話を聞くことにしたらしい。

 アルも表情を変えていたけど、会話の進行役をクラウスに任せることにしたのだろう。会話に加わることなく、静観の姿勢だ。


「そもそもの始まりは、かつて教会に『聖女』に仕立て上げられた『血の淀み』を持つ方がいらしたことなのです。治癒の魔法を得意とすることから、彼女に聖女と思いこませ……成功したのです。ある意味、洗脳とも言える状態だったでしょう」


 聖人様が語る『成功例』を聞いても、皆の表情は変わらない。その方法が洗脳に等しいものだろうとも、問題を起こさずにその人が一生を終えたならば……彼らの立場からすると『最適な対処法』なのだろう。


「それがどこからか漏れ、精霊姫……ハーヴィスの第三王女のことですが、彼女の異質さに気付いた乳母が相談してきたのです。他国の王族との繋がり、しかも貸しにできるとあって、当時の教会上層部は事細かに教えたのでしょうね。その結果、精霊姫は『御伽噺に依存させる』という方法が取られたようなのです」

「御伽噺に依存、とは?」

「御伽噺に登場する姫達と混同させ、『優しくなければならない』などと教育したのですよ。彼女は王女ですから、誘導もし易かったのでしょう。ですが、問題点もあったのです」


 そこで聖人様は一度言葉を切り、溜息を吐いた。そこから先を話すことに、気持ちの切り替えが必要とでも言うように。


「御伽噺は姫一人では成り立ちません。多くの登場人物達によって紡がれていく物語なのです。結果、精霊姫は周囲の者達に登場人物達を割り振り、役に沿った態度を求めてきたようです。……そして、そこから逸脱するようなことがあると酷く憤り、暴れたと」

「『精霊姫にとって、自分とその周りは御伽噺の登場人物だった』って思えば判り易いんじゃないかな。周囲の誘導によって、彼女の『拘り』が御伽噺の世界に固定されてしまったのかも。だから、彼女自身が成長する機会とか、現実を見る機会といったものがなかった可能性もあるよ。子供じみた癇癪はそれが原因じゃないかな」

「ほう、ミヅキはそう思うのか?」

「うん。『自分の思い通りにならなくて、癇癪を起こす』なんて、幼い子供みたいじゃない? 成長と共に、御伽噺の登場人物達の言動が『現実的にはあり得ない』って判るけど、それは自分が色々と学ぶからでしょ? それがないから、彼女にとって御伽噺の世界は『正しい』んじゃないの?」

「……」

「御伽噺から目を覚まさせろとは言わないよ。だけど、成長を促し、徐々に現実に近づけていく必要はあったんじゃないかなぁ?」


 聖人様も、騎士達も、苦い顔だ。だが、彼女に施された教育が洗脳に近いものなら、この可能性は捨てきれない。もしも御伽噺に依存させるならば、要所要所で姫が成長するような物語を組み込むべきじゃないのか。

 勿論、優しいだけの物語にはならないだろう。だけど、そうやって徐々に『現実』に近づけていけば……最終的には、それなりに取り繕える王女になれたんじゃないか?


 はっきり言って、乳母や周囲が至らなかったとしか思えん。

 成長する以上、いつまでも幼児の感覚でいられるはずないでしょー?


「魔導師殿は乳母や周囲の者達の怠慢だと言いたいのですか?」

「そうとしか言いようがない。だって、御伽噺に依存させることを決めたのは乳母であり、周りの人達も協力しちゃったから、精霊姫はそれが正しいと思い込んだ。もしも違ったならば、依存なんて無理でしょ」

「……確かにな。それが洗脳に近いものだろうとも、周囲の協力は必須。幼い頃ならともかく、成長してなお変わらないならば……周囲の者達がそれに気付かず、気付いた時には手が付けられなかったのかもしれん」


 精霊姫を擁護するわけではないだろうが、クラウスもその可能性はあると思えるらしい。教育そのものに問題があった場合、精霊姫に同情する余地はあるのだろう。

 ――だが、それだけだ。

 同情はしても、魔王様への襲撃は別問題。主犯が精霊姫だったら、躊躇わずに牙を剥く。それがここに暮らす騎士達であり、魔王殿下の黒猫を自称する私なのだから。


「話を戻しますね。御伽噺にはかなりの確率で王子様が登場します。その王子様は『金の髪に青い瞳』となっていることが非常に多い。私は乳母からの手紙を発見した際、不安になったのです。『王子様の役を与えられたのは一体、どなたなのだろう』と」

「それがエルだと?」


 即座に問い返すクラウスに、聖人様は苦い顔のまま頷いた。


「思いついた候補は三名です。ガニアのテゼルト殿下、キヴェラのルーカス殿下、そしてイルフェナのエルシュオン殿下。私自身があまり詳しくないこともありますが、思い至った皆様はどなたも失えない方ばかり。そこで、偶々教会を訪ねてくださったライナス殿下に相談し、広い人脈を持つ魔導師殿にお伝えすることになったのです」

「確かに、ミヅキはその全員に注意を促せるな。突飛な話だろうとも、注意を促す人物が魔導師ならば……まあ、完全に無視はすまい。そこも計算の上か」

「はい。懸念と言うにはあまりにも曖昧で、証拠と言っても、乳母からの手紙のみ。しかも、『もしも、王子という役を振られていたら』という、仮説に基づいたものでしかないのです。状況的に、魔導師殿が適任でした」


 すまなそうな視線を向けてくる聖人様に対し、微笑んで首を横に振る。そんな状況であろうとも、何とか危機感を持たせようと足掻いてくれたのだ。利用しようとしたことが事実であっても、怒るはずはない。

 聖人様の話を聞き終えたクラウスは暫し何かを考えていたようだが、やがて深い溜息を吐いた。


「しかし、『血の淀み』に『王女』か……。もしもその精霊姫とやらが襲撃を命じたならば、厄介だな」

「あれ、クラウスでもそう思うの?」


 意外! という気持ちを素直に口にすれば、クラウス達は顔を見合わせる。


「他国の王女ということも一因だが、『血の淀みを受けた人物であること』と、『襲撃を命じた証拠がないこと』が問題だ。証拠が必要なのは当然だが、その理由があまりにも突飛過ぎるだろう? 下手に突けば、イルフェナの捏造を疑われる。それ以前に、襲撃犯が口を割らなければ、ハーヴィスの精霊姫の仕業と断定できん」

「証拠かぁ……。まあ、襲撃犯が大人しく口を割るはずないよね」

「そこそこ脅かしはしたんだがな。相当恩義を感じているのか、忠誠心が高いのか……全く話そうとしない」

「「……」」


 私と聖人様は顔を見合わせる。あの、確か『血の淀みを受けた人物は、能力や容姿に優れている場合が非常に多い』と言ってなかったっけ? 他にも、『カリスマ性に優れている』とかあったような。

 そういった要素が揃っているなら、襲撃者の忠誠心にも納得できる。理由は簡単、『最悪の剣と呼ばれる騎士達に喧嘩を売る所業だから』。

 だって、まず生きて帰れませんからね! 実力者の国と謳われるイルフェナ、しかも『あの』魔王殿下がターゲット。魔王様が『最悪の剣』と称される騎士達を従えていることは有名だから、逃げられるなんて思うまい。

 しかも、今は魔導師も控えている。これまでの私の所業を知っていたら、これほど怖い相手はいなかろう。命を賭してでも任務を遂行する根性と覚悟がない限り、絶対に手は出さん。

 真っ当な思考を持つ奴が主犯ならば、襲撃者達は絶対に捨て駒のはずだ。ただ、命じただけであろうとも騎士達は必ず報復に出るので、無事でいられるとは思えないけど。

 そこでふと、手紙の内容を思い出した。そうだ、確か――


「あのさ、クラウス。それならどうして、手紙に『ハーヴィスかイディオからの刺客だと思う』なんて書いたの?」


 断定はできないはずだ。襲撃犯は何も喋っていないのだから。

 だが、その答えは意外な人物からもたらされた。騎士寮面子の一人である黒騎士が自ら進み出てくれたのだ。


「襲撃犯が『シェイム』と呼ばれる者だったからだよ、ミヅキ」

「シェイム? って、何?」

「俺達の前に、繁栄していた種族があったんだ。彼らは『ディクライン』といって、基本的に俺達と変わらないんだけど、全員が高い魔力を持ち、耳が尖っていることが特徴なんだよ。……こんな風にね」


 そう言って、黒騎士――クルトはサイドの髪を掻き上げて耳を見せた。その耳の大きさは普通の人と変わらないのに、先が丸いのではなく尖っている。


「え、クルトってその『ディクライン』って種だったの!?」


 驚いて尋ねると、クルトは首を横に振った。


「いや、俺はただの先祖返り。『ディクライン』は選民意識が強く、他種との混血は穢れとして迫害するんだ。その混血達のことを『シェイム』という」


 なるほど、『前に繁栄していた種との混血』って意味なのね。ディクラインは彼らを自分達の同族とは認めなかった。それゆえに付けられた別名称ってところだろう。


「だけど、そんなことをしていれば種として衰退するばかり。病や諸々の事情で数を減らし、大戦が決定打となって、今は一箇所に隠れ住むだけだ。ただ、共存を選んだ者も存在するから、その血を受け継ぐ子孫達が大陸中に存在する。俺は先祖返りでディクラインの特徴が出ただけだよ」

「ん〜? 血を受け継いでいる子孫達が大陸中に存在するなら……どこの国でも可能性はあるんじゃない?」


 何故、断定できるんだ? そんな疑問が顔に出たのか、一つ頷いてクルトは話を続けた。


「襲撃者達は全員、高い魔力と尖った耳を持っていた。こう言っては何だけど、現在、この特徴を持つのはイディオにいる混血の子孫達、それと稀に出る先祖返りくらいなんだ。だから、イディオにいる濃い血を持つ混血達は『シェイム』と呼ばれる。婚姻は混血同士のみが許されているから、今でもほぼディクラインの特徴を有しているはずだよ」

「何て言うか、不憫な人達だねぇ」


 ディクラインとほぼ同じだろうに、彼らは認められないのだ。選民意識バリバリの滅びゆく種族と同列扱いもどうかと思うけど、囲い込まれるのもどうなんだ。


「そもそも、お前はあちこちの国で恐怖伝説を築いているだろうが。その上でエルに手を出そうとする国なんて、情報が行き渡っていない二国くらいだ」

「それに……イディオにおけるシェイム達の身分は奴隷に等しい。はっきり言えば、隷属させられている。その魔力の高さを活かして、暗殺や裏の仕事に就く者が大半なんだよ。逃げたとしても、ハーヴィスくらい閉鎖的な国じゃないと目立つだろうね」

「ああ、そう。単に襲撃者達の状況と消去法でその二国に絞られたわけね……」

「同情しているようだが、イディオに居る混血達は戦における虜囚の子孫だぞ? 殺されなかっただけマシ……という意見もあるんだ。一応はイディオの民になっている以上、他国は手が出せん」


 クラウスも混じっての解説に納得だ。そりゃ、その二国に絞られるわな。襲撃者達に特徴があるせいで、そこまでの特定は簡単だろう。シェイムだけの暗殺組織でもない限り、『襲撃者全員がシェイム』という状況にはなるまい。

 襲撃者全員がそのシェイムと言われる人達だった以上、やはりイディオが疑わしい。しかし、奴隷に等しい状況であるため、命じた奴にそこまでの忠誠心を抱くかは謎。寧ろ、命じた奴の名を出せば復讐になるじゃないか。

 そして、もう一つの可能性。逃亡したシェイム達がハーヴィスで匿われ、その恩返しとして子飼いとなっていたら……人並みの生活を保障してもらったら。命の危険を顧みない襲撃だろうとも、実行に移す気がする。

 ……。


 うん、めっちゃ精霊姫の可能性出てきたわ。だって、奴は『優しいお姫様』!

 精霊姫に匿われた逃亡シェイムが襲撃犯ってことじゃね?


 聖人様もその可能性に思い至ったのか、私へと視線を投げかけている。クラウス達も聖人様がもたらした精霊姫の情報に思うことがあったのか、疑惑を深めている模様。

 そもそも、普通の暗殺者とか魔術師に、黒騎士達の守りを突破できるのだろうか? キースさん達の話を聞く限り、敵の術を壊すのにかなり苦労したみたいなんだけど。

 そこで一つの疑問に思い至った。


「奴隷扱いというか、隷属させられているのは何で? そこまで魔力が高いなら、自分達で解呪できるんじゃない?」


 私の疑問に、黒騎士達は顔を見合わせる。あれ、そんなにおかしなこと言った?


「シェイムどころか、ディクラインでも無理だろうな。それに、お前が言うか」

「何で!?」

「お前、ろくな魔力を使わずに、中級や上級並みの魔法と同等か、それ以上の効果がある魔法を使うじゃないか。あれは異世界の知識を自分なりに解釈し、魔法に活かしているんだろう? そういったことができない連中、と言えば判るか?」

「ええと……? 魔力が高いからこそ失敗した時のリスクが高く、術式の破壊や解呪が苦手ってこと? そんなに難易度って上がるの?」


 首を傾げて素直に口にすれば、物凄く呆れた眼差しを向けられた。しかも、クラウスだけじゃなく、黒騎士達ほぼ全員に!

 何故だ。私にとって、魔術師の基準は黒騎士なんだから、『失敗した時のリスクが高いのかな?』くらいしか思わんだろうがよ!?


「魔力が高かろうとも、既存する術式しか使えない……要は、術式の開発や応用が苦手なんだ。それが衰退を招いた一因と言われている。奴らはあまりにも種が持つ『高い魔力』というものに依存し過ぎた。人は成長するものなのにな。対して、俺達の先祖は新たな術式を生み出してきた。『魔力で劣ろうとも、遣り方次第で勝てる』と証明してみせたんだ」

「そこに加えて、魔道具が開発されたからね。こうなると、彼らに有利な要素はない。事実、俺は隊長と同じくらいの魔力があるけど、隊長には絶対に勝てない。ミヅキにだって勝てないだろう? そういうことだよ」

「……。クラウスはともかく、クルトの言い分には滅茶苦茶説得力あるわね。つまり、自分達が強者と思いこんだ挙句、向上心や向学心を忘れた果ての衰退なのか」

「「自業自得だ」」


 おおぅ……クラウスどころか、黒騎士だけあってクルトからも厳しいお言葉が……!

 でも、確かに頷ける。黒騎士達は努力型の天才なので、日々の努力を怠らない。興味があれば、異世界の知識だろうとも積極的に質問して少しでも理解しようとするし、自分達に活かせるよう、努力してるもの。


「滅びに向かうのも当然だな。どんなことだろうとも、学ばなければそれ以上にはならない。俺だって、剣は基礎を学んだ後に鍛錬、それから実践だった。身体能力だけで勝てるなら、苦労はしない」


 脳筋ジークにまで言われてますよー! ディクラインの皆さん!

『同情するけど、報復の手は緩めない』な主人公達。

そして、忠誠心のせいで飼い主がバレそうな襲撃者達。

騎士寮面子が『有能でなければならなかった』と口にするのは、

『配下が忠誠心の高いアホだと、主が苦労する』という事情もあったり。

※『平和的ダンジョン生活。』のコミカライズ配信情報を活動報告に載せました。

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