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魔導師は平凡を望む  作者: 広瀬煉
変わりゆく世界編

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384/704

隠れた場所で殴り合え

「こんな……こんなことって……」


 咄嗟に言い訳が思いつかないのか、それとも自分が『負けた』状況が信じられないのか……リーリエ嬢は小刻みに震えながら、呆然と言葉を漏らすのみ。

 こういったところに、リーリエ嬢の弱さと脆さが垣間見える。


 リーリエ嬢は『強者ではない』。自分を強者と思い込んでいただけ。


 そんな彼女の姿に呆れと、ほんの少しの哀れみを覚える。彼女は半ば、変わる機会を潰されてきたのだから。

 リーリエ嬢自身の実績がない以上、本来ならばもっと早くに理解できているはずだった。少なくとも、普通は家族が諫めるだろう。

 これはリーリエ嬢を案じて、という意味ばかりではない。特殊な立場にある令嬢の醜聞だからこそ、家ごとの処罰もありえるからだ。


 それなのに、こうなったのは……間違いなく親の対応が拙かったからだろう。


 生まれや自身の置かれた状況の優位性、その特異性――王家の血を引く人間が少なく、第二王子の従姉妹にあたるというもの――ばかりを教え込み、その危険性や危うい立場ということを教えなかった。

 どう考えても、リーリエ嬢を歪めた最大の原因はこれだ。優遇されることのみを『当然』として根付かせれば、そりゃ歪むわな。

 キヴェラが男性社会ということもまた、リーリエ嬢に現実を見せる機会を失わせたと思う。

 言い方は悪いが、男に生まれた以上は家を継ぐか、自分で身を立てるしかない。分家を興すにしろ、婿入りするにしろ、それなりの能力を求められる。

 それが判っているから、良い未来を掴みたい者は努力するのだ。家のためとか、国のためなんて綺麗事をすっ飛ばし、まず自分自身の人生が掛かっていると自覚させられるからね。


 ……ところが、キヴェラの女性はこういった機会がない。


 生まれ持った血はどうにもならないため、婚姻したら最低限のこと――子を産む――さえできれば、どうにかなってしまう。

 勿論、社交や女主人として家を守ることができれば素晴らしいが、お貴族様は基本的に『人を使う立場』。優秀な使用人に任せてしまうことだって可能なのだ。

 社交とて、フォロー要員を付けておけばなんとかなる。寧ろ、人付き合いが苦手と自覚していれば余計なことは喋らないだろうから、下手にでしゃばる性格よりも安全だ。


 リーリエ嬢の場合、身近な女性が悪過ぎた。


 元王女ということもあり、公爵夫人は特権意識が強い。それをそっくりそのままリーリエ嬢に教え、更には『偉大なるキヴェラ王の姪』やら『キヴェラの次代の従姉妹』といった要素が追加された。

 こうなると、男性貴族達はリーリエ嬢のことを無視できない。母親が騒いでも困るし、王家が何らかのコメント――リーリエ嬢を特別視しない的なもの――を出さない限りは、『王家と深い繋がりを持つ令嬢』なのだから。

 そりゃ、自分を『特別な存在』と思い込むだろうよ。明らかに、他の令嬢達とは一線を画しているもの。

 キヴェラ王家に王女でもいればまだ違ったのかもしれないが、生憎とキヴェラ王家に王女はいなかった。つまり、リーリエ嬢が令嬢達のトップになりやすい。


 まあ、だからと言って哀れむことはしないけど。

 自己責任、当然です。人生って、そこまで甘くはないでしょ。


「……哀れんでいるのか?」


 耳元でこそっと呟かれる。そちらに視線を向ければ、セシルが傍にきていた。その表情はどこか不思議そう。


「ううん、哀れんでいたら逃げ道くらいは用意するよ」

「だが、いつもと違い、潰したことを喜んでいないようだが」


 言 い ま す ね 、 セ シ ル さ ん … … !


 セシルの中で、私のイメージはどういったものになっているんだ? いや、まあ、敵に容赦をした記憶はないけどさ。


「ん〜……リーリエ嬢の置かれた状況ってさ、守護役がいない異世界人みたいなものだと思うんだよ。『無知であることが、全て自分に跳ね返ってくる』って感じ」

「ほう?」


 意外だったのか、軽く目を見開くセシル。……まあ、そうだろうね。リーリエ嬢の立場って、かなり特殊だもの。

 だけど、私にはそう思うだけの理由があった。


「異世界人の持つ知識が尊ばれるなら、『都合の悪い情報を耳に入らないようにして、異世界人の機嫌を取ってやればいい』と思う人がいても不思議じゃない。そもそも、異世界人にはこの世界の情報がないから、『自分が与えた知識がどう活かされるのか判らない』」

「ミヅキがレシピを安易に拡散しないようなものだな」

「そう。私は自分で考え、そう判断した。守護役が付いていれば、その危険性を指摘して異世界人を説得する。だけど、どちらもなかった場合、好意から異世界の知識を伝えてしまう可能性は高い」

「……。わざわざ情報規制を行なうような輩ならば、異世界の知識を良いことに使う可能性は低いな」


 軽く首を傾げて、セシルはそう口にした。セシル自身も王女という立場なので、好意からの行動が全て良い方向になるとは限らないと知っている。


「しかも、異世界人はその責任を取れないのよ。悪い方向に作用して、責められたとしても『そんなつもりはなかった』としか言えないでしょう。情報規制の事実があるなら、周囲もそれ以上責められない」


 異世界人であることが、処罰からの逃げ道となる、とも言う。だけど、当事者であることからは逃げられまい。


「だから、魔王様は私に教育を施した。遣り過ぎと言われているけど、私が魔導師である以上、やらざるを得なかったんだよ。行動を起こす前に、結果を想定できなければ困るから」


 魔導師の被害は甚大だ。特に、私は独自の方法で魔法を使っているので、制御などは私にしかできない。

 また、柔軟な発想は魔法を使うこと以外にも活かされているので、アイデアのみを無自覚にばら撒く可能性とてあっただろう。

 どちらにしても、危険です。何せ、この世界の知識ゼロの状態では『何が拙いのか』判断できないのだから。


「『罪の意識を持つ出来事が起きないように』、『無知ゆえの失態を追及され、その代償に飼い殺されたりしないように』……そういったものが根底にあったと思う。守護役だって、異世界人に慣れているわけじゃないもの。異世界人自身が危険性を自覚し、自衛しなければ、防げるとは限らない」

「まあ、そうだろうな。『知っていれば防げること』というものは、それなりに多いだろう」

「だから、都合のいい情報だけを与えられた異世界人とリーリエ嬢の状況は似てるなって思う。猫可愛がりしてきた公爵夫妻や、ご機嫌取りをするだけの取り巻き達……彼らに、リーリエ嬢の言動の責任を取る覚悟があったとは思えないもの」

「……? 公爵夫妻ならば、庇うんじゃないか?」

「違うよ、セシル。『庇う』ってのは、『自分がその失態とは無関係だからこそ、可能』でしょ。私が言っているのは、『そう思い込ませた責任を取る』って意味。この場合、失態に対する代案なり、賠償が必要になってくる。あの人達にそれが理解できてるとは思えないんだよねぇ」

「あ……!」


 はっとしたセシルは、公爵夫妻がいる方向へと視線を走らせた。当然、彼らの姿はこちらから見ることはできない。だが、先ほどの遣り取りを思い出すことは可能だ。


「あの人達がやったことって、教育の放棄以上に最悪だよ。無条件に甘やかすだけじゃなく、間違った認識を植え付けたんだから。根底にある認識が歪めば、それ以降の行動にも影響する。リーリエ嬢があそこまで愚かになったのって、それが原因じゃない?」


 というか、そうとしか思えない。息子二人は王家の方と距離が近いようなので、リーリエ嬢のようにはならなかったんじゃあるまいか。

 キヴェラ王はそういったことに気付いているから、『自分に責がある』と言ったんじゃないのかね?

 余裕がなかったのかもしれないけど、公爵夫人に役目を持たせた以上、最後まで目を離すべきではなかった。何らかの理由を付けて、王家がリーリエ嬢を保護していれば、この事態は避けられたはず。


「まあ、この件に関してはキヴェラ王にも責任があると、本人が一番よく判っているだろうけどね」

「厳しいな、ミヅキは」

「私には『有能な保護者様』がいるもん」


 ふふ、と笑って、密かに手首に着けていたブレスレットを撫でる。苦笑しているセシルには悪いが、この会話も『とある人』へ向けた内容だ。

 ルーカスのことで私に助力を乞う気なら、こちらもちょっとばかり心を抉らせていただこう。


 だって、今回のことは完全にイレギュラー。

 休日を返上させられた恨みは、まだ忘れてないぞ。


「反省してもらいたいものよねぇ……色々と」


 しっかりと聞こえているはずだよなぁ?


 通信の魔道具を渡された時点で、この展開は予想できたよねぇ?


 っていうか、多分、元凶な公爵夫妻と同じ場所に居るんじゃね?


 愚妹とその伴侶のボケた頭に、しっっっかりと! 自分達の愚かさを叩き込んでくださいね☆

 絵本の広告塔としての『お仕事』は、リーリエ嬢だけのものじゃありませんから。


※※※※※※※※※


――一方その頃、夜会会場・閉鎖されたバルコニーにて(キヴェラ王視点)


「……」

「へ、陛下……」

「よい、気にするな。あの魔導師の言うことは間違っておらん」


 気遣う騎士達を手で制し、手の中にある魔道具に視線を落とす。……自然と溜息が漏れるのは、姪の行動だけではなく、魔導師殿からの痛烈な嫌味があったからだ。

 これがただ言われるだけならば、まだ良かった。だが、魔導師殿は『まともな保護者』ということを強調していたのだ。情けなくもなる。


 ……だが、同時に怒りが湧き上がるのも事実であった。


「さあて。お前達はこれまでの会話を聞き、何を思うのだろうなぁ?」

『……っ』

『……!』


 若干、目を据わらせながら、愚妹夫婦へと問い掛ける。騎士達に拘束されたままの彼らは必死の形相で訴える様を見せるも、言葉が発せられることはなかった。

 それも当然か。二人の首には魔道具が着けられ、一切の言葉を封じているのだから。


「儂が度々注意しようとも、お前達はその場限りの反省……いや、それさえもしていなかったな。儂の言葉を多少でも聞いていたならば、このような事態にはなっておらん」


 儂とて、完全に放置していたわけではない。いずれは息子達の踏み台となって表舞台から消える運命だろうとも、それなりに己が所業を振り返る機会は与えていたのだから。

 だが、それらは全く聞こえていなかったのだろう。もしくは、儂の苦言が少しでも早く終わるよう、反論をしなかっただけなのか。


「お前達は揃って、儂の言葉を聞き流したな? ……儂はお前達の兄ではあるが、それ以上にこの国の王なのだ……『王の言葉』は、それほどまでに軽かったのか? そう判断することが不敬などと、思ってもいなかったようだなぁ……?」

『!』


 怒りを込めた儂の言葉に、二人は揃って肩を跳ねさせる。だが、そんな態度こそ、それが事実だと認識させることとなった。向ける視線が鋭くなってしまうのを止められない。


「お前達によって歪んだ優越感を植え付けられたリーリエは他国にさえ迷惑をかけ、我が国の恥となっている。さて。お前達はリーリエをそのようなものにしたかったのか? ……常識知らずの恥知らずと、他国に指を差される愚か者にしたかったのか!」


 震える二人の姿を見ながら、先ほどの魔導師殿の言葉を思い出す。目の前の二人の半分ほどの年齢でしかない異世界人ですら理解できていた、こやつらの『狡さ』。



『【庇う】ってのは、【自分がその失態とは無関係だからこそ、可能】でしょ。私が言っているのは、【そう思い込ませた責任を取る】って意味。この場合、失態に対する代案なり、賠償が必要になってくる。あの人達にそれが理解できてるとは思えないんだよねぇ』



 あれを聞いた時、素直に納得してしまった。『それならば、儂の言葉がこの二人に届くはずはない』と。

 娘を溺愛していることは事実だが、こやつらは『それだけ』なのだろう。我儘を聞くのも、無条件に味方をすることも、全ては他人事……『自分達が責任を負うと考えないからこそ、できる』。

 喩えるなら、愛玩動物を溺愛する飼い主といったところか。世話は使用人達に押し付け、自分は愛でるだけで世話をした気になっている者。あれに近い。


 娘の将来を案じているならば、婚姻を望まれるような娘に育て上げるだろう。


 政に関われずとも、社交においてその才覚を発揮することはできるのだから、厳しい教育が無駄になることはない。その成果は確実に、自分へと返ってくる。

 話術に長けた娘ならば、夫の助けとなることも可能だ。話題を誘導し、上手く立ち回ることで、こちらに有利な状況にもっていく手助けができる。

 だが、この二人は何をしてきた? それらは『誰のためだった』?


「可愛らしく甘えてくる娘は可愛かろう。……甘えてもらえる自分が誇らしかったことだろう。だがな、子はお前達を満足させるための道具ではないのだぞ!? お前達がいなくなった後、リーリエに何ができるというのだ?」


 その問い掛けに、二人は益々、顔を蒼褪めさせた。……それも当然だろう。今現在、庇ってきた両親が傍に居ない状態のリーリエは、自国の者どころか他国の者にさえ、呆れられているのだから。

 寧ろ、自分を圧倒的優位な立場と思い込んでいるゆえに、より最悪な方へと自分から嵌っていく。それも指摘されて、初めて気付く状態だ。

 ……。


 まあ、相手が『あの』魔導師殿だからこそ、そうなった可能性が高いのだが。

 時にはエルシュオン殿下でさえ手を焼く黒猫は、言葉遊びが大好きなのだ。


 周囲を巻き込み、王族であるルーカスをキヴェラ側の証言者として立たせ、じりじりと追い詰める手腕はさすがだった。逃げ道を潰しながら追い詰める遣り方は、今更ながらに魔導師殿の性格の悪さを思い起こさせる。

 そもそも、身分や己が立場を盾に取るリーリエにとって、魔導師殿は最悪の相手であろう。これは少しでも魔導師殿の功績を調べていれば、誰でも思い至るに違いない。

 魔導師殿は異世界人ゆえに、身分は民間人に等しい。どれほど人脈を築こうとも、功績を立てようとも、それは変わらない。


 ――魔導師殿はそれをよく判っているからこそ、『身分のない自分でも勝てる方法』を探すのだ。


 そのために友人や利害関係の一致した者を使い倒すので、どこから攻撃が来るか判らないという状況が出来上がる。自身も駒の一つとして動くので、魔導師殿の知識や魔法に馴染みのない我々では、全ての可能性に思い至ることができない。


 まさに『災厄』。一つの手を潰されれば、それ以上の手を打って来る『化け物』!


 性格の悪過ぎる生き物が、嬉々として事態を制圧せんと動くのだ……容赦も、手加減も、あろうはずがない。

 ……だが、魔導師殿が足掻く姿は嫌いではなかった。

 多かれ、少なかれ、我らのような立場にある者達は似たような苦境を経験し、乗り切ってきた過去を持つ。ゆえに、魔導師殿の姿にかつての自分を重ね、親しみを覚えることさえあるだろう。

 ただし、魔導師殿のように苦境を楽しんだ者は少ないと思う。それだけは我らの名誉のために付け加えておく。少なくとも、我らは常識を持っている。

 そんな魔導師殿に対して、リーリエはどうだったか。

 自分を優位と認識するあまり、他者からの恨みを買うばかり。王家との繋がりをひけらかすくせに、その王家への忠誠心はあまり見られない。

 それでも納得できる実力差があれば批難の声とて、収まったに違いない。その場合、周囲を黙らせたのはリーリエの実力なのだから。


「この夜会に他国の者達がいる以上、『なかったことにはできん』。幸いなことに、魔導師殿が『抗議を受けるのはリーリエであり、キヴェラは関係ない』と言葉にしてくれたからな。儂はそれに乗ろうと思う」

『……っ……!』


 それでも諦めきれないのか、愚妹は喚きたてようとした。大方、『姪が可愛くないのか!』とでも言っているのだろう。

 そこで少しだけ、悪戯心が湧き上がる。……これくらいならば、構わんだろう。


「ふむ、『姪が可愛くないのか』とでも言いたいのか?」


 わざとらしく尋ねれば、愚妹は大きく頷いた。公爵の方は諦めているようではあったが、それでも娘が可愛いのか、縋るような目を向けてきた。

 そんな二人に対し、儂は――


「ああ、全く可愛くないな。王としては、国に害を成す傲慢な悪女にしか見えん。伯父としては、まともに教育されていないとしか言いようのない有り様が、恥ずかしくてたまらんわ! お前達は何を言われようとも自業自得だろうが、儂らが血縁者であることは事実なのだぞ!? あれと同類などと思われたら、どうしてくれる!」


 先ほどの魔導師殿と同じく、きっぱりと言い切る。愚妹達の顔に絶望が浮かぶが、何を今更と言ってやりたい。何より、儂は先ほど『お前達にも多大な原因がある』とばかりに通達したはず。


「貴様らは決して、部外者ではないのだ。……寧ろ、リーリエ以上に嫌悪されても仕方がない元凶だ! その足りない頭で、多少なりとも理解せんか!」


 魔導師殿に倣ったかのような叱責に、騎士達が困惑した視線を向けてくるが……気分は爽快だった。どうやら、儂も随分溜め込んでいたらしい。今後、愚妹達へと任せる『仕事』を想い、つい笑みが浮かぶ。

 今後の展開を面白がるくらいは許されるだろう。あくまでも国益重視という姿勢は変わらんのだからな。

主人公VSリーリエの同時刻、公爵夫妻の精神をガンガン抉っていたキヴェラ王。

今回、一番の被害者とも言えるので、それなりにお怒りです。

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