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魔導師は平凡を望む  作者: 広瀬煉
変わりゆく世界編

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361/705

魔導師、ルーカスを巻き込む 其の二

 訝しげな三人を前に、私はにやりと笑った。

 ……。

 益々警戒されたような気がするが、些細なことである。私が彼らにどう思われようとも、元凶どもを辱めることこそ、我が目的ではないか!


 処罰できないならば、盛大に恥をかかせればいいじゃない。


 状況的に、家も、本人達も、処罰に持ち込めない――あくまでも『現時点では』という括りなので、彼らの行ないが許されているとは限らない――ならば、狙うのは『精神的苦痛を与えること』一択よ!


「これはね、あくまでも『キヴェラ王監修の下に行われる、キヴェラとイルフェナの共同事業』なのよ」

「共同事業だと?」

「今回の一件を御伽噺風の物語に仕立て、本として売る以上、それに伴って関係者の数は跳ね上がる。……娯楽方向の試みだからね、全く関係ない人達からすれば、『娯楽の普及という名目で、キヴェラとイルフェナが歩み寄ろうとしているようにも見える』でしょ?」

「あ、ああ……まあ、例の一件を知らなければ、そうとしか思えないだろうな」

「きっと、多くの人に注目されるでしょうね」


 キヴェラ王監修ということ、そしてキヴェラとイルフェナの共同作業ということからも、話題性はばっちりだろう。

 つまり、宣伝効果は抜群なのですよ。興味本位で、本を購入する貴族達は絶対に出る。


 ぶっちゃけ、第一弾は必ず利益が見込めるのです。


 商売だもの、重要なのはそこ!

 ……。

 まあ、あくまでもそれは『商人達向けの事情』なのだけど。

 報復を目論む一同にとっては、この話が広がってくれることや、多くの人達に興味を持ってもらうことが最重要。寧ろ、ここが計画の要と言ってもいい。


「でね? 初の試みである以上、お披露目が必要だと思うの。夜会とかで発表があってもいいと思う」

「お披露目……まあ、それはあった方がいいだろうね。だけど、それはイルフェナでやるのかい? 魔導師殿」

「ううん、キヴェラ。だぁって、元凶達は今、キヴェラに滞在してるじゃん! 婚約した直後の夜会だもの、きっと嬉々として出てくると思うわ♪ つーか、キヴェラ王直々に招待してもらう。だから、キヴェラが最適」


 ヴァージル君の疑問に、キヴェラで行なう利点も含めて答えると、途端に納得の表情になる三人。


「お前、奴らを確実に見世物にしたいんだな? 早くも、父上を利用する気か」

「いえーす! 他国だと、ちょっと誘い出すのは無理そうなんでね。キヴェラだったら、王様権限で何とかなりそうなんだもの。少なくとも、公爵夫妻は釣れる!」

「華やかな場がお好きだからな、公爵夫人……」

「元王女だから、それは仕方ないんじゃないか? ヴァージル。あの方の若い頃って、キヴェラ一強時代だろう?」

「まあ、それはそうなんだが」


 ルーカスは私に呆れた眼差しを向けてくるが、ヴァージル君とサイラス君から否定の言葉は上がらない。寧ろ、『ああ、それは釣れるね』と言わんばかりの言葉を、こそこそと交わしている。

 ほほう、元王女様は華やかな場が好き、ねぇ? これは良いことを聞いた。


「ちなみに、私も当然、参加。キヴェラとイルフェナが手を取り合った初の試みだもの、『各国のお知り合い』を個人的にお呼びしようじゃないか」

「「え゛」」

「……そこで一気に広める気か。まあ、有効ではあるな」

「そうそう、各国に情報を持ち帰ってもらわなきゃね」


 硬直する騎士達をよそに、ルーカスは苦々しい表情をしながらも、不満はないようだ。キヴェラの恥を人前に晒すことに抵抗はあれど、今後のことを考えると、一度に情報を広めてしまった方が良いと判断したらしい。

 と、いうか。

 ルーカスは、私がわざわざ『キヴェラの夜会で暴露』といった意味に気が付いていると思われた。


「父上の主催である以上、奴らがどれほど屈辱的なことになろうとも、『王が許している』と知られることになる。……奴らお得意の『キヴェラの元王女・キヴェラ王の姪姫』といった切り札を潰す気だな?」

「正解! これを怠ると、各国も腫れ物に触るような態度しかできないだろうしね。まだまだキヴェラに対する恐れが根付いている以上、必要だと思うよ」

「……」


 各国のキヴェラに対する恐怖とか思い込みは、そう簡単に消えるわけではない。今回とて、グレンが自国の貴族達に押し切られてしまっている。

 やがて、一つ息を吐くと、ルーカスは頷いた。やはり、必要と判断したのだろう。


「やるからには、徹底的に。あの人達にこれまでと同じ態度を取らせるのは、絶対に拙い。まるでキヴェラが後ろ盾になっているかのような『勘違い』を、周囲にさせる可能性があるからね。駄目でしょ、それは」

「ふん……確かに、必要だ。特に、あの女ならやりかねん」


 クスクスと笑いながら、彼女達の貴重な一手を潰す算段を。元王女はどうか知らないが、おねだり姫の方は『キヴェラが後ろ盾にいる』、もしくは『キヴェラ王の姪姫として可愛がられている』といった言い方をする可能性があるから、手は抜けない。

 それを防ぐならば、彼女達の言い分を否定できるだけの『事実』が必要だ。そう考えると、『キヴェラ王主催の夜会』は最適。キヴェラ王自身の言葉と態度以上に、効果的なものはないじゃないか。

 何せ、おねだり姫達は『狡賢く、自己保身ができる人達』(キヴェラ勢からの情報)らしいからね〜。最初から『キヴェラ王に見限られています』という方向で噂を広めてしまった方が、問題は起こるまい。


「問い合わせをされたキヴェラが一々、『そんなことはない』って伝えるのも手間だし。ここは一つ、宣伝を兼ねて派手にいきましょ!」

「そうだな。……お前もいる以上、我が従姉妹殿達は参加すると思うぞ?」

「ん? 何で?」


 楽しげなルーカスに疑問の声を投げかけると、ルーカス達は顔を見合わせて笑みを深めた。

 何さー! キヴェラ勢だけで通じ合ってるなんて、狡いじゃないか! 私も混ぜろ!


「……。アンタ、自分の守護役達が優良物件揃いってことは知ってますよね?」

「あー……まあ、一応は」


 サイラス君に賛同しつつも、視線を泳がせる。う、うん、知っているよ。顔と家柄、能力『だけ』で見れば、優良物件揃いですね……!


「……? 何故、視線を泳がせてるんだ、お前」

「ルーちゃん! 人には黙秘したいことだってあるの!」

「何か問題でもあるのか? ヴァージル、サイラス、お前達は知っているか?」

「いいえ、特には」

「いつも魔導師殿と一緒に居る、付き人みたいな騎士達は、この人の性格に順応してましたけど……」

「ほう? それは、まあ……」

「奇特な人がいるんだな」


 サ イ ラ ス 君 、 騎 士 s は ま と も だ 。


 いや、ヴァージル君? 『奇特な人』って何だ、『奇特な人』って! さりげに私をディスってなくね!? 君。

 対して、ルーカスは本当に感心しているようだ。だが……ルーちゃん、濁した部分で何を言いたかったのか、聞いてもいい?

 心の中で色々突っ込むも、ここで真実を暴露する気はない。そもそも、彼らの反応こそ、一般的なものなのだ。

 事実を知るのは、極一部のみ。特に、ジークはその純白思考ぶりを隠さなければならない――あっさり利用されそうだから――ため、うっかり口にしようものなら、宰相閣下直々のお叱りが待っているに違いない。

 ……。


 ここは騎士sを犠牲にするべきだな。『奇特な人』程度で済むなら、可愛いものじゃないか。


 「そ、それで? 私の守護役達がどうしたの?」


 少々、強引に話題を振れば、私の雰囲気に困惑しながらも、サイラス君は先ほどの続きを話してくれた。


「あの『おねだり姫』が悔しがらなかったと思います? 彼らの立場的な方向から、陛下には『縁談はありえない』と嗜められていましたけど……『身分も、年齢も合う人達』なんですよ、アンタの守護役達は!」

「ああ、例の縁談の候補に挙がったってことか。だけどそれ、問題があったのはおねだり姫の方だよね? そんな話があったとしても、私がこの世界に来る前でしょ」

「そうですよ? ですが、アンタがいる以上、今はどこの国でも断る口実にできるんです。それに、キヴェラが在り方を変えた切っ掛けは、アンタでしょうが」

「なるほど。おねだり姫達からすれば、私が守護役になれるような立場と能力の人達を独り占め……キープしているように思えるのか」

「事実か、事実でないかは、当事者にしか判りませんからね。陛下があいつらをこの国から出す気がない以上、その言い分だけで十分ですよ」

「無実! 私は知らないところで言い訳に利用されていただけだ!」

「平和的な方面に貢献できて、良かったじゃないですか」


 キヴェラがあのままだったら、おねだり姫は嫁ぎ先で悠々自適な生活を送れたと思っても不思議はない。……勿論、イルフェナ以外で。

 ただ、どこの国にも伝統的な手段である『不慮の事故』なるものが存在する。おねだり姫に子供だけ産ませて、ポイする(意訳)可能性もゼロではない。

 解毒の魔道具がある以上、『病に倒れる』(意訳)ことは難しいものね。怖い、怖い。

 そこらへんの裏事情はサイラス君も判っていたらしく、溜息を吐きながらも「陛下もそこまで非道じゃありません」と付け加えた。


「キヴェラの恥ですし、他国に始末を頼むのは気がひけたのでしょう」

「そっちかよ!? つか、そこまで言っちゃう!? ほら、暈した言い方して!」

「あれを気にする価値など、ありません。価値は、その身に宿る王家の血だけですね」


 さらっと言い切るサイラス君。おいおい、ここにはルーカスとヴァージル君もいるじゃないか。

 そう思って二人に視線を向けるも、二人は賛同するように頷いていた。……ああ、そう。そんな扱いでいいのかい。


「まあ、両方の問題ですよ。当時も、現在も、陛下はあいつらが他国に縁談を持ちかけることを許しません。……個人的には、イルフェナに嫁いでくれれば相当、面白いことになったと思いますがね」

「おおぃ、ゴミの不法投棄反対!」

「どのみち、アンタがイルフェナに来るじゃないですか。完全犯罪くらい可能でしょう?」

「魔王様は私にそんなことやらせないから!」

「チッ」


 舌打ちするサイラス君は、本当に残念そうだ。どうやら、これまでも色々とストレスを溜めてきたのだろう。

 キヴェラ王大好き・尊敬する唯一の主は現王のみです! なサイラス君。彼は本当に、ブレないね。


「えーと……つまりは、おねだり姫や元王女な公爵夫人も注目する素敵な男性を、私が軒並み攫ったと。しかも、今は私をお断りの口実にできるんだね?」

「はっきり言えば、そうです。以前は彼らの立場的な問題で要求を退けましたが、今はアンタが一番の原因ですよ。守護役は仕事ですが、婚約者であることも事実ですからね。いくらキヴェラの公爵家からの縁談だろうとも、拒否できます。アンタを抑え込む実力がある存在なんて、滅多にいませんから」

「わぁ……何もせずとも、最初からおねだり姫達の敵でしたか、私!」


 キヴェラが各国に歩み寄る方針を取る以上、公爵夫人が再び縁談話を持ち掛けた可能性は高い。だが、今度は私という壁が存在した。しかも、キヴェラ王もそれを容認。

 キヴェラ王からそう言われてしまえば、公爵夫人とて、納得するしかないだろう。各国、そういった人材は限られているのだから。

 それに加え、問題の魔導師はキヴェラを敗北させた実績がある。よって、キヴェラではとんでもなく説得力があったわけだ。そりゃ、王妹だろうとも無理を押し通せまい。

 ……『キヴェラ王が縁談を持ちかけること自体を許さなかった』と言っていたから、今のキヴェラの在り方を踏まえ、相手が断れないような縁談にでもするつもりだった可能性もあるな。公爵夫人も中々に、姑息である。


 ありがとう、キヴェラ王! ナイスだ、キヴェラ王!


 はは、おねだり姫はさぞ、悔しかったに違いない! キヴェラ王の権威に縋ろうとしたら、逆にキヴェラ王から諫められるなんて、お馬鹿さんねっ!

 だが、良いことを聞いた。是非とも、突こう。甚振ろう。


「まあ、とにかく。今回は、キヴェラでの夜会が計画のスタートになると思って。可能なら、そこでルーちゃんのお披露目かな。で、私や夜会の参加者から話を聞いた各国が興味を持つことになるから、元凶どもには広告塔として営業に行ってもらう」

「おい、『興味を持つことになる』って何だ、『興味を持つことになる』って!」

「はは、男が細かいことを気にしちゃ駄目だぞ、ルーちゃん」

「魔導師殿、それは広告塔というよりも、晒し者だと思うんだが……」

「言い方次第ってことだよ、ヴァージル君。ちなみに、イルフェナ、アルベルダ、ガニア、サロヴァーラを営業先に予定しております」


 そう言った途端、三人は揃って怪訝そうな顔になる。


「イルフェナとアルベルダは判るが、何故、ガニアとサロヴァーラがあるんだ?」


 残る二人もそう思ったのか、視線で答えを問うてくる。ですねー、普通はそう思います。だけど、これも報復の一環。


「ガニアのシュアンゼ殿下は最近漸く、表舞台に立つ準備を始めたんですよ」

「ん?」


 にこにこと笑いながら話し始めるも、ルーカスは益々訝しげな顔になってくる。


「サロヴァーラのリリアン姫も、今はお勉強の真っ最中なんです」

「……それで?」


 そこで私は、にやりと笑った。


「この二人に『キヴェラの公爵家を退けた』っていう実績をあげたいなって。イルフェナとアルベルダで適度に叩かれているけど、おねだり姫の方はそう簡単に萎れないでしょ。元気が余っていたら、私が適度に弱らせれば、問題なし」


 イメージとしては、親猫が子猫に弱ったネズミを与えて、狩りを教えるようなものだ。シュアンゼ殿下とリリアンは致命的なまでに実績不足なので、今回の元凶達は実に手頃な獲物と言えるだろう。

 灰色猫ことシュアンゼ殿下は元からアレな性格をしていることに加え、ファクル公爵もいるから問題なし。リリアンには女狐様こと、ティルシアが控えている。


 どちらもサポート&その事実を利用できる人物が傍に居るのだ。

 徹底的に利用させてもらうぞ、元凶様方?


「ほう? なるほど、ガニアとサロヴァーラにはそういった形で、今回の一件が伝わるのか」

「私経由で、事前に今回の裏事情を伝えておけば問題ないかと」

「そうだな。……あいつらも漸く、自分の価値を理解できるだろうさ」

「『厄介な状況』ではあっても、『排除できない存在』ではなかったものね。いい薬になるでしょ」

「違いない! そこでキヴェラの恥を晒したと自覚できれば、大人しく引き籠もるだろうさ」

「いやいや、倒れるか、血を吐くくらいはしてもらおうって! ほら、体調不良による隠居って手があるでしょ? 人の視線や噂話が怖くなれば、サクッと隠居して引き籠もってくれるかもしれないよ?」

「それで、お気に入りの娘夫婦の下に身を寄せる、と?」

「公爵家を継ぐ子が次代の王の側近候補である以上、醜聞塗れの親なんて邪魔でしょう? そもそも、これまで色々苦言を言ってた子との同居なんて、居心地が悪いんじゃない?」

「ははっ! 魔導師、お前はやっぱり最悪な性格をしているな。その悪辣さで民間人だったなど、嘘を吐くな」

「嘘じゃないってば」


 元凶達がどうなるか予想できてしまったルーカスが、楽しげな声を上げる。残る二人は……あ、顔を引き攣らせてるね、サイラス君。


「それ、ガニアとサロヴァーラに生贄として送り込むって言いません!?」

「やだな、違うよ。『見世物として送り込み、遠回しに、元凶達にキヴェラの意向を自覚させる』って言いなさい。そこまでされれば、嫌でもキヴェラ王の怒りが判るでしょう」

「いやいや、やることは同じですよね!? しかも、表舞台から自主的に退場させようとしてますよね!?」

「そうだよ? だから、その協力者であるガニアとサロヴァーラに、実績という手土産が渡るんじゃない」


 あくまでも、キヴェラのためだ。イルフェナとアルベルダは当事国だから当然として、他の国は……無関係過ぎる。

 サロヴァーラには、茶葉の一件でお世話になっている。ガニアはお米様のことに加えて、キヴェラと接している北の大国だ。

 どうせ知らせることになるなら、元凶達を使い潰してもいいじゃないか。リリアンも、シュアンゼ殿下も、キヴェラの夜会参加は厳しいんだしさ!


「魔導師殿……お変わりないようで、何よりだ」

「ふふ、時間が経てば経つほど多くを学び、自分の一手とするのは当然でしょう?」

「ああ。以前よりも、悪質になった気がする」


 それは褒め言葉として受け取っておこうじゃないか、ヴァージル君。

ルーカス達も公爵令嬢達が嫌いと判明したので、『おねだり姫』呼びする主人公。

元凶達、調子こき過ぎると、周囲に敵を作るという典型です。

でも、一番性格が悪いのは間違いなく主人公。

※Renta! 様や他電子書籍取り扱いサイト様にて、コミカライズが配信されています。

※『平和的ダンジョン生活。』も宜しければ、お付き合いくださいね。

 https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n6895ei/

ダンジョン生活。と魔導師20巻のアンケートハガキ、ありがとうございました!

沢山の応援の言葉をいただき、とても嬉しく思います。

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