被害者との対話 其の四
「こちらです。ああ、それは……聖女様が書かれた最後の日記ですね。お年を召されても、日記は続けられていたと聞いています」
そう言って差し出されたのは数冊の日記帳。あまり年月を感じないのは、状態保存の魔法のお蔭だろう。
『お年を召されても』と言っている以上、日記はこれが全てではあるまい。ただ……その言葉から判ることもある。
エヴァイユはこの世界で長生きをしたのだろう。
それだけではなく、日記を付けられるような、穏やかな時間を過ごした。
いくらなんでも、命にかかわるような状況で悠長に日記なんてつけていられまい。最低限、衣食住は整えられていたと見るべきだ。リヤンもそう感じたのか、どこかほっとしたような顔になっている。
元の世界が殺伐としていたので、余計に安堵したのかもしれない。この世界の人達にとっては些細なことかもしれないが、異世界人にとって『生活できる環境が整えられていた』ということは超重要。守護役制度が整っていなかった可能性もあるからね。
「これが、あの子の日記……」
そう呟くと、リヤンは手にした日記を開いた。大司教様の説明によると、それは晩年に書かれたものらしい。
……。
リヤン的には妹の最期が一番気になったんだろうな、やっぱり。この日記に書かれていた内容が穏やかならば、エヴァイユは幸せな最期を迎えた可能性が高い。
異世界人である以上、この世界に馴染むまでは苦労するだろう。若い頃の日記が泣き言に満ちていたとしても、彼女が不幸だったとは判断しにくい。
それを考慮して、リヤンは最後の日記帳を手に取ったと推測。意外と冷静なようで何より。
そして、そこに書かれていたのは……少々、意外な聖女の真実だった。
『この世界に来て、もうどのくらいになるでしょう。青かった私の髪も随分と色を失い、顔にも皺が刻まれています。こんなになるまで生きていられるなど、あの世界に居た頃の私には想像できませんでした』
『恐ろしくも懐かしい、私が居た世界。魔力を持ちながら争いを恐れる私にとって、そこはとても生きにくい場所でした』
『ですが、それでも懐かしく思い、焦がれるのは……そこにリヤン姉様がいらっしゃるからでしょう』
『綺麗で、強くて、凛々しいリヤン姉様。私のような不出来な妹さえ見捨てず守ってくださった、優しい大好きなお姉様』
『同じ髪色、そして確かに半分は同じ血を持っているというのに、私とは似ても似つかないほど立派な方でした』
『初めは恐れ多くて、私からはリヤン姉様には話しかけられませんでした。ですが、ある時。リヤン姉様は私を鍛錬場へと引き摺って行くと、魔力の使い方……戦い方を教えたのです』
『リヤン姉様の教えは厳しくて……けれど、どこか必死なそのお姿に、私もいつしか最低限のことならばできるようになりました。その時の、姉様の嬉しそうなお顔といったら……! その笑顔のまま、私に言ったのです』
『【そうよ、それでいいの。私が居ない時はそうやって自分を守りなさい。私が駆け付けるまで、生き残っていればいいの】』
『リヤン姉様は私を戦場に連れて行く気などなかったのです。忙しい中で時間を割いてくださったのも、全ては私のため。それでも私を守ってくださると。ただ生きることだけを考えればいいのだと』
『私が荒事を恐れることを、リヤン姉様はご存知でした。それゆえに、出来損ないと疎まれていることも。ですが、リヤン姉様はそんな私を疎むことは一度もありませんでした。それどころか、そのままでいいのだと言ってくださった』
『私にはそのように優しくしていただく資格などありません。疎まれようと、役立たずだと罵られようと、頑なに戦場に立つことを拒否し続けた卑怯者なのです。……ええ、臆病ではなく卑怯者。その言葉こそ、私に相応しい』
『力を持ちながら、恐れるあまりに努力をせず。救える命がありながら、自己保身のあまり目を逸らす』
『自分が守られていながら、誰かを守ることを拒絶する、そんな卑怯な人間。それが私でした。自覚があったことも、私が己を【卑怯者】と蔑む一因でしょう』
『それでも何とかリヤン姉様のお役に立ちたくて、変わろうと思い始めた矢先……私はこの世界へと飛ばされてしまいました。未だに、どうしてそうなったのかは判りません』
『当初、私は絶望し、涙に暮れておりました。この世界のことすら学ぼうとせず、ひたすらに【姉様に会いたい】と繰り返すばかり。とても素晴らしい方なのだと口にしつつも、私は……ここでもあらゆるものから目を逸らしていたのです』
『そんな時、一人の異世界人に出会ったのです。彼は魔導師と行動を共にしており、大陸中を旅していると言っていました』
『その異世界人は笑顔でこう言い放ちました。【泣くだけの君からすれば、大抵の奴は素晴らしく見えるだろうね。その姉様も大したことはないんじゃないか】と』
『腸が煮えくり返るとは、この時のことを言うのでしょうね。思わず、涙さえ止まってしまいましたもの』
『許しがたい暴言はまだありましたが、書き留めておくこともないでしょう。ですが、彼を追い出した後。冷静になってみれば、彼の言ったことは決して間違いではないと気づいてしまいました。いえ、正確には【私の話を聞いた周囲の者達がどう思うか】ということに!』
『顔から血の気が引きました。リヤン姉様を誰より貶めていたのは私自身だと、そう気づいてしまったのです。姉様を知らない者達からすれば、その基準となるのは私自身。どうして素晴らしい方などと思えましょうか!』
『それだけは許せませんでした。そう自覚するや、私は行動を開始したのです。リヤン姉様の名誉を地に落とすことに比べれば、私自身の恐れなど些細なこと。必死に、そして貪欲に変わろうとする私に何かを感じたのか、周囲の者達の態度も変わっていきました』
『そして、王家と神殿より【この国のために働いてみないか】という打診がなされたのです。当時、ガニアには多くの難民が流れ込んできておりました。彼らを纏め上げる存在として、【彼ら以上に不幸でありながら、一途に努力する存在】と認識されていた私は最適だったのです』
『私が努力したのはリヤン姉様の名誉を守るためなのですが……私はこれを好機と捉えました。私が立派に務めを果たせば、その言葉に耳を傾けてくださる方も多くなる。私が貶めてしまった姉様の名誉を回復することができるのではないかと』
『ですが、ここでも私を助けてくれたのは……記憶に残るリヤン姉様のお姿でした』
『姉様ならば、どんな態度を取るだろう。姉様ならばどのように考え、どんな言葉を口になさるだろう』
『皆は私を褒めてくれましたが、私は内心、誇らしさで一杯でした。私はかつてのリヤン姉様のお姿をなぞっただけ。皆が私を通して褒め称えているのは、姉様なのです。世界を違えてさえ認められたリヤン姉様……私はそのような素晴らしい方の妹であることを許されていたのですから!』
『親しい者達は苦笑しながらも、【エヴァはいつも姉様と一緒なんだな】と口々に言っていました。彼らの言葉には、思い出に縋る私に対する呆れなど欠片もなく。世界を違えてさえ私を守ってくださる姉様への、確かな好意が含まれておりました』
『いつしか、私は聖女と呼ばれるようになり。この世界に居場所を築いておりました。……この世界を、この国を、傍に居てくれる者達を愛しておりました』
『思えば、私が奮起する切っ掛けとなった異世界人の青年も……似たような苦労をしたのかもしれません。私を怒らせ、現実に気づかせることで、この世界に目を向けさせようとしたのでしょうか』
『だからといって、リヤン姉様を侮辱したことは許せませんが。彼とはそれ以降に会うことがなかったため、謝罪をいただいておりませんもの。本当に忌々しい』
『それでも、感謝を覚えていることも事実なのです。彼らにも穏やかな時間が訪れていれば良いのですけど』
『……ああ、久しぶりに長々と書いてしまいました。色々と思い出したくなったのは、私の時間がもうそれほど残されていないからでしょうか。ですが、これまでを振り返ると……私は幸せなのだと痛感いたします』
『卑怯者であった私は、リヤン姉様との思い出や皆に助けられながら、確かに居場所を築いたのです。辛いことも、大変なこともありましたが……それ以上に喜びがありました。だからこそ、私の心はこんなにも凪いでいる』
『ただ一つ心残りがあるとすれば、リヤン姉様に私のことが伝えられないことでしょうか。きっと……きっとリヤン姉様は私を案じ、探してくださったと思うのです。姉様に一言、私は幸せに生きたのだとお伝えしたい』
『この日記を読むことができるのは異世界人のみでしょう。読まれた方は、どうか心に留めていただきたい。【エヴァイユは幸せに生きた】と。もしもリヤン姉様に会うことがあったならば、伝えてくださいますように』
『姉様、大好きなリヤン姉様。私は貴女の妹に相応しく生きられたでしょうか。私に多くのものをくださった姉様が幸せでいられるよう、エヴァは心から願っております。どうぞ、ご自分の幸せを追い求めてくださいませ――』
「……っ、よ、かった。良かった、あの子は幸せに生きたのね……っ」
声が震えているのは、リヤンが泣きそうだからだろう。あれほど案じていた妹はこの世界でリヤンの思い出を抱いたまま、幸せな人生を終えたのだ。
そう幸せには生きた。聖女的には大勝利ともいえる人生だったろう。
……だが、私はどうにも顔が引き攣るのを止めることができない。
ちょ、待て! この日記、マジで聖女が書いた代物? 本物!?
聖女様って、ティルシア並みのシスコンだったんかいぃぃっ!
リヤンは不憫な妹を守らなければという義務感が感じ取れるが、妹の方は崇拝に近い。姉様への敬愛の前に全ての苦労が無効化されたという、異世界人としてはかなりレアなケースではあるまいか?
あれだ、『障害は姉様への愛を試されているようなもの! 私、負けない!』で全てを乗り切ってそうな感じ。本人は大真面目であり、地雷(=リヤン姉様への侮辱)さえ踏まなければ、何があろうとも心が折れることはない。
だって、その『姉様』はこの世界にいないんだぜ? お仲間は増やし放題だ。
実物を知って失望されることもない以上、聖女の語る姉様像が全てなのですよ。
エヴァイユが認められる度、彼女の語る姉様への好感度は上昇。女神扱い一直線。
リヤンは気づいていないようだが、リヤンが『聖女様の姉上様』として名を残している可能性すらあったじゃないか。本人不在の中、何をやらかしてるんだ、妹よ。
……あ、大司教様が涙目になっている。聖女様の真実(笑)を知ったからだな、絶対。
そりゃ、泣きたくもなりますね!
聖女様って、一般的には『ガニアと民に尽くした方』ってなってますから!
まさかの、『全てはお姉様の素晴らしさを証明するためです』という理由ですよ。そりゃ、多少は脚色されていると思っていたけどさぁっ!
私の心の声に気づくことなく、リヤンは喜びに浸っている。大司教様に縋るような視線を向けられようと、一向に気づきゃしない。
……いいのかよ、これ。いくら聖女様の日記の内容といえども、残しちゃいけない情報じゃあるまいか?
ええ〜、今後はこれが聖女様の公式情報になるの? マジで? 素直に隠蔽しとけ?
「あ、あれ……?」
リヤンの声にそちらを向くと、どこか呆然としたままリヤンが泣いていた。
「妹さんの日記を読んで、安心した?」
「う、うん……ええと、よく判らない。あの子が幸せに生きたことに安心して、嬉しくて、私自身が守ってあげられなかったことが悔しくて。やだな、ぐちゃぐちゃで上手く纏まらない」
リヤン自身も涙の理由が判らないのか、首を傾げている。自分で言っているように、涙の理由が多過ぎることも一因だろう。単純に、妹が比較的幸せに生きたことが喜ばしいばかりではあるまい。悔しい気持ちも当然あるだろう。
ただ……私には何となく、一番の理由が判った。
「ミヅキ?」
唐突に頭を撫で出した私に、リヤンが不思議そうに尋ねる。その目からは、未だに涙が零れ落ちている。
「リヤン、あんたさぁ……妹に会えなくて悲しいんじゃない? これまでは怒りとか、妹さんのことを知りたいって感情が占めていただろうけど。それらが叶えられたから、極当たり前の感情が出てきたんじゃないの?」
「え……」
「だって、あんたが探していた妹さんはもうどの世界にもいないから。どう頑張っても、手が届かない所に行っちゃったから。それが実感できたから、悲しんでるんじゃないの?」
家族としては当たり前だよね、と続けると、リヤンは持っていた日記帳を抱きしめた。
……遺品なのだ、その日記帳は。かつてこの世界に『生きていた』聖女が遺したもの。死という絶対的なものが、この姉妹をすでに隔ててしまっている。
私はグレンと会うことができた。時間差があろうとも、『もう一度、笑い合うことが可能だった』。
だけど、リヤン達はどう頑張っても叶わない。聖女がアンデッドにでもならない限り不可能であり、リヤンも彼女の眠りを妨げることは望まないだろう。
何より、エヴァイユはリヤンのように召喚されたわけではない。恨み言をぶつける相手もいないのだ。
「物分かりが良い振りしなくたっていいじゃん。理不尽な恨み言だろうとも、黙っててあげるから言っとけ、言っとけ! 妹を探し続けた旅の終わりだもの、盛大に泣いたって誰も笑わないよ」
「う……」
「だけど、あんたに自分のことを伝えたいと願った妹さんの望みは叶った。そこは喜んであげなよ。わざわざ日記なんてプライベートなものを残すくらいなんだしさ」
がしがしと強めに撫でれば、リヤンの顔が酷く歪む。――そして。
「探してたの……いなくなってから、誰に何を言われても。ずっと探して、心配して……漸く同じ世界に来たのに」
「うん、そうだね。沢山探したね」
「時代が違うなんて。せめて一目でいい、年を取っていても、一目でいいから生きて会いたかった! もう一度、姉様って呼んで欲しかった! 私の……私の妹を返してよ……っ!」
叫ぶように言った最後の言葉……『私の妹を返して』というのがリヤンの本音だろう。文句を言うならば、この世界に対してだろうか。いきなりリヤンの傍から妹を奪って、二人を引き離したのだから。
とはいえ、元の世界ではエヴァイユは幸せになれまい。この世界でのことを知ったからこそ、この世界で生きた方が良かったと判る。
そのどちらも理解できているから、リヤンは自分を納得させていた。だけど、その気持ちを凌駕するほど、妹の死は重かったのだろう。
――それにしても。
エヴァイユを奮起させた異世界人って凄ぇな。エヴァイユはか〜な〜り後ろ向きになっていただろうに、怒らせることで現実と向き合わせるなんて。
そもそも、その言い方もどうかと思う。唯一とばかりに縋っていたのが『姉様』だったろうに、『大したことない』ってねぇ……。
奮起させるためなのか、本心からの言葉なのかは知らんが、その異世界人も相当だと思う。あまりいないタイプではなかろうか。
私の周囲にだって、そんな人間は……。
「あ」
いや、一人いたな。元の世界にだけど。
相棒と言われるほど仲が良かったギルドマスターがそんな感じ。好青年の見た目のくせに、さらっとえげつないことを口にする生き物だった。爽やか系外道とか言われていたっけな。
人を犠牲にすることを何とも思わないくせに、人間関係は割と上手く回す奴だった。元気にしているだろうか。そういうところは器用なので、よっぽどのことがない限り危険は回避してるだろうけど。
「ミヅキ? どうしたの?」
「……ん? いや、何でもないよ」
いつの間にか泣き止んでいたリヤンが不思議そうに尋ねてくる。思考を切り替えて首を振りつつも、こっそりリヤンの観察を。
……ああ、泣くだけ泣いたらすっきりしたみたい。目は赤いけど、表情自体はさっきまでの落ち着いたリヤンに戻っている。
「ところでさ、妹さんのためにできることが一つだけあるんだけど」
「え!?」
驚き、声を上げるリヤン。そんな彼女に、私は笑顔で一つの暴露を。
「召喚の必須アイテムって、その世界の人間の一部らしいよ? つまり、あんたが来たってことはさ……墓を暴いてるんじゃないの?」
ピシッと空気が凍った気がした。大司教様は「ええと、その……ですね……」と意味のないことを呟きつつ、顔を蒼褪めさせている。
ビンゴか。ビンゴなのか、やっぱり。墓荒らしをしちゃったわけですね!?
「ふ……ふふ……! 聖女と呼ばれていたあの子の墓を暴いた、ですって?」
カシャン! とリヤンに握られている剣が音を立てる。その手はギリギリと音が聞こえてきそうなほど強く、剣の柄を握り締めていた。 僅かに俯いているせいか、前髪の陰になってリヤンの表情は判らない。だが、その声音にはしっかりと抑えきれない怒りが籠もっていた。
「そういえば、私の報復もまだだったわね」
「お、行くの? 治癒魔法を使えるから、同行しよっか? 生かさず殺さずのまま、甚振れるよ」
「あら、素敵ね。是非とも一緒に来てちょうだい」
「らじゃー♪ 代わりに私の方も協力してくんない? 召喚の協力者も罪に問いたいんだけど、あんたの証言が決定打になるのよね」
「いいわよ、それくらい。私だって、こんな馬鹿げた召喚をやらかした奴を許す気はないもの」
よっしゃぁぁぁぁ! リヤンの協力を取り付けた! これで王弟を追い込める!
「じゃあ、行こうか。あ、大司教様、元凶の部屋まで道案内宜しく」
「……はぁ。判りました。私とて、心を痛めているのです……お二人があの者の部屋で何をしようとも、見なかったことにいたしましょう」
「ありがとう! 大丈夫、私は治癒魔法が得意だから! ……ただし、対象者の体に負担がかかるけどね」
「……」
大司教様はもはや何も言わなかった。ただ、達観したような表情で歩き出した。
――その後はリヤンと私が暴れたため、神殿の一室が破壊されるに至ったのだが。
「お二人のお怒りは至極当然です! 人の道に反します!」
という大司教様の言葉により、破壊活動が罪に問われることはなかった。
罪人は召喚を行なった方なのです。今後、彼らが糾弾されるということも踏まえ、私達の行動は『ちょっと感情的に振る舞ってしまっただけ』で済まされた。
特にリヤンの怒りは正当なもの。その深い悲しみと怒りに恐れ慄き……じゃなかった、深く共感し、彼女に賛同する者達が続出したのだ。誰だって、我が身が可愛い。馬鹿に付き合うなんて、御免である。
さあ、王弟殿下? 漸く準備が整いました。一戦と参りましょう?
リヤン……妹を庇護している自負があり、シスコン気味程度。
エヴァイユ……ティルシアと同類。ヤバいレベルのシスコン(崇拝型)。
妹の方が重症でした。しかも、この世界で生きる活力になったという……。
聖女の真実に、ティルシアを知る主人公はドン引き。哀れ、大司教。
※活動報告に魔導師18巻のお知らせを載せました。




