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茨城春美と柳由佳。

「だぁ〜,終わった〜!!」


俺は期末テストが全て終わったと同時に

シャーペンを放り投げた。


「マジ死ぬわ〜,これ。・・・マモちゃん,

どうだった??」


俺は隣に居る,マモちゃんに声をかけた。


「俺?・・・全滅。」


「はっ,マジかよ。嘘付けや。

マモちゃん♪。」


「だーかーら,マモちゃん辞めろって。

・・・それより,こば。」


「あ?何??」


俺は背伸びをしながら,マモちゃんに聞いた。


「今日から,部活始まるぞ?」


「・・・・・・・・あ??」



キーンコーンカーンコーン



その瞬間にチャイムが鳴った。


「あ,昼休みだ。こば,お前今日どうすんの?」


「・・・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こば??

おーい,こば。」


「あ?あ,あぁ・・・そっか。今日から部活かぁ・・・。」


俺はたりぃ。と思った。


「こば,今日昼飯どうすんだ?」


「あ?・・・今日は優華は,友達と食うんだと。」


「へぇ〜,望月さんが珍しいな。

じゃぁ,俺と食う?」


「はっ!?マジ勘弁してよ,マモちゃん。

何が悲しくて男二人で昼飯食わんといけねぇんだよ??」


「・・・冗談だよ。俺,先輩のお姉さま方と

食べてくるから。」


マモちゃんはそう言って,俺に手を

ヒラヒラと振った。


マモちゃんは実はモテる方の部類。

その,女みたいな可愛い顔と従順な性格で

誰からも愛されるスターだ。


ま,俺とは違うタイプの野郎だっつ−訳。



「マモちゃん,待てって!俺も行くし。」


「・・・お前には望月さんがいるだろ?」


「別に平気だって。」


「辞めとけって,今日はおとなしく

一人で食べてれば?」


「…んだよ,マモちゃんは。」


俺は舌打ちをした。


「そこ,すねんな。はぁ・・・どうなっても

知らないからな。」



俺はその答えに口笛を鳴らした。


「ヒュゥ♪さすが,マモちゃん♪♪」




つーことで,俺等はお姉さま方のいる

3階に足を運んだ。




「そこのお姉さん。俺と昼飯食いません?」


まず,俺が綺麗な先輩に声をかけた。

丁度2人居たから,これでいいやと思った。


「え〜,どうしよっか〜。」


なんて言ってっけど,着いて来る気満々

なのは分かってる。



んで,結局トコトコと俺らに

着いて来る先輩達。

顔も中々いいし,今日はついてっかも。


「先輩達名前はなんて言うんっスか?」


「私は〜,茨城 春美って言うの〜。」


あ,この言葉使いちょいウゼぇんだった。


「私は〜,柳 由佳〜。」


「カワいー名前ですね〜。」


マモちゃんが,笑顔と言うマスクで

お世辞を言う。

どこにでも,ありそうな名前だけどな。


先輩達が,キャピキャピとかわい子ぶっている。


「ね〜,アド交換しよ〜?」


先輩が携帯を制服のポッケから出した。


「い〜っスよ。」


と,言うわけで今や当たり前になった

赤外線で簡単に交換をした。


「じゃ,お姉さん方。今日は

ありがとうございました〜。」


「また,絡んでくださいね〜。」


「「うん,バイバ〜イvvv」」




この話はこれで

終わりはしなかった。




更新が遅くなります。

ご了承くださいーーm。

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